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「宇田川源流」【日本万歳!】 iSP細胞の実用化で日本のすばらしさが実用化


  毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本の素晴らしいところや日本の世界から称賛されている部分を報道している記事を探し出し、その内容に焦点を当てて分析し、その中で何が素晴らしいのかということを皆さんと共有するうということをしてゆこうという内容である。

 日本の場合、「世界に貢献する」ということが一つの行動のモティベーションになることが少なくない。「利他」という言葉がある。「利己主義」の対義語として存在する概念であり、日本語の中にはこのほかにも「滅私奉公」などというようなことがある。ある意味で奴隷などとは異なり、自分の意思で自分の我欲をなくして、他の人々のために役に立つことを行うということである。ある意味で仏教的な「悟り」を目指しているような感じが日本の文化にはありそれが素晴らしいこと、格好の良いことと考えている部分がある。そして、そのような素晴らしいことを日本の多くの人々は、助ける、支援するというような美しい文化があるのではないだろうか。

 そのような日本の「美しい文化」が、実は日本の発展の本当の要因であり、すべてが権利主義、利己主義に走った場合には、当然に、日本は衰退の一途をたどることになるのではないだろうか。

 さて、日本のその美しい文化は、「人を助ける」「人道的に正しいことをする」ということにおいても、日本の文化や技術はかなり進化している。「自分を犠牲にしても人を助ける」という事だけではなく、すべての技術を人を助けるということ、平和を作り出すということに特化し、そして「利他」「助け合い」を行うのが、日本の文化である。そのような意味で、「利他」を称賛する日本が、やはりこの分野でも一つ大きな進化を遂げることになる。

<参考記事>

iPS細胞移植後に2人の運動機能が改善、脊髄損傷患者が自分で食事をとれるように…世界初

3/21(金) 読売新聞オンライン

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0ee22b11e96202f5213bda4bf59c71cc2220bf4

<以上参考記事>

 iPS細胞という言葉を覚えているであろうか。日本語では人工多能性幹細胞という。体細胞へ4種類の遺伝子を導入することにより、ES細胞(胚性幹細胞)のように非常に多くの細胞に分化できる分化万能性 (pluripotency)と、分裂増殖を経てもそれを維持できる自己複製能を持たせた細胞のことをいう。2006年(平成18年)、山中伸弥率いる京都大学の研究グループによってマウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から初めて作られ、その結果山中教授がノーベル賞を受賞したことに関しては大きなニュースになったはずだ。

 分化万能性を持った細胞は理論上、体を構成するすべての組織や臓器に分化誘導することが可能であり、患者自身から採取した体細胞よりiPS細胞を樹立する技術が確立されれば、拒絶反応の無い移植用組織や臓器の作製が可能になると期待されている。再生医療への応用のみならず、患者自身の細胞からiPS細胞を作り出し、そのiPS細胞を特定の細胞へ分化誘導することで、従来は採取が困難であった病変組織の細胞を得ることができ、今まで治療法のなかった難病に対して、その病因・発症メカニズムを研究したり、患者自身の細胞を用いて、薬剤の効果・毒性を評価することが可能となることから、今までにない全く新しい医学分野を開拓する可能性をも秘めていると言える。

 このようなiPS細胞であったが、しかし、そのような理論と細胞の発見までは会ったものの、角膜の移植などにとどまっていた。

 今回、慶応大学ンお研究チームが、脊髄損傷で体がまひした患者4人にiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した細胞を移植した世界初の臨床研究で、2人の運動機能が改善したと発表した。2人は食事を自分でとれるようになり、うち1人は立つことができたという。

 つまり、その内容は日本のノーベル賞を取得できるだけの細胞を発見し、そしてその内容を具体化して研究し、医療に役に立てているのである。それが日本ではないか。その日本のすばらしさが、このように出てくるのだ。

今後iSP細胞の研究は日本を中心に進むことになるのではないか。そして今まで不治の山井となるような大きなものが出てくるということになる。そして、その何秒を大きくなくしてゆくということが、人間にとって、人類にとってどれほど大きな力になるのであろうか。日本は、それだけ世界に必要とされる国になっている。その内容がどれだけの世界の人々を救うことができるのであろうか。

 日本のすばらしさは、このような日本のすばらしさを生かすことをこれから考えなければならないのではないか。そしてその日本のすばらしさが、世界に望まれているのである。

小説 No Exist Man 2 (影の存在)

第三章 動乱 8


「ワンさん。ここは安全なのか」

 太田も西園寺もそして荒川と安斎も厦門に来ていた。

 しかし、すでに注目されている荒川や安斎が厦門に来ていることがわかれば、中国人民解放軍や公安はすぐに動くことになる。そこで、身分を隠して移動しなければならない。しかし、外国人はホテルにチェックインするときには、パスポートの登録が義務化されている。

 太田などの日本人は、上海のホテルにそのまま部屋を維持しながら、厦門に移動し、その厦門では、ワンの用意した部屋を使った。ワンの用意したのは、ワンの影響下の企業の「独身寮」である。マンションをそのまま借り上げた内容である部屋は、現在のワンルームのホテルとあまり変わりは無いが、しかし、やはりホテルなどとは異なるものである。

 そして、作戦会議などは、ワンの経営する銀行の支店の改質を使った。しかし、銀行といっても本店ではないし、大手の銀行ではないので、コンクリートの二階建てで、上海の本店の様に地下に大きな会議室や金庫室があるような場所ではなかった。その会議室の窓からは表の道路が見えるが、周囲はこの建物よりも高い建物である。どの窓からもこの会議室の中が丸見えである上に、表の道路以外に逃げ道がない。もちろん横の路地にも通路はあるが、しかし、表の通路から襲撃されて囲まれてしまえば、逃げる場所などはない。

 太田寅正は、窓から外を見ながら、すでに何人かこちらを注目している人がいることを見抜いた。

「もちろん、ここは監視されています。しかし、ここに我々がいれば、逆に我々が何もしなかったことの証明になりますよ。上海でわかっているように、我々の見方はここにいるだけではありません。上海のマフィアは、みんな香港のマフィア嫌いね。そしてその香港のマフィアと組んで、軍と組んで、人民を傷つける政府や軍はもっと嫌い。」

 どうするつもりだ、と言い田かったが、その言葉の前に電話が鳴り始めた。ワンは、にやにや笑いながら、中国語で何やら話をし、そして太田の近くにいる馬紅に何かを言った。

「太田組長、せっかくですから、厦門の市内を観光しませんか」

「これだけ敵の監視がいる中でどこかに出かけるという事か」

「あら、怖いの」

「まさか」

「じゃあ、行きません。日本人の皆さんを皆ご案内します。ああ、安斎様だけ大変申し訳ないけれども残ってくださいますか」

「ええっ」

 馬紅は、そういうと、荒川の耳元で何かをささやいた。

「なるほどね」

 荒川はそう言って、安斎に笑って言った。

「安斎さん、あなたにはここに残ってもらいたいんですよ。いや、他に行ってもらいたいところがあるんです。その間我々は、観光してきますから」

「荒川、お前・・・」

「いや、車にも乗れないしね」

 太田や西園寺、そして荒川とマサは、馬紅とともに階下に降りていった。

「さて、安斎さん、先生にはお客さんが来ています」

「客?」

 ワンの案内で応接間に行くと、そこにはハミティが座っていた。

「安斎さん」

「おお、ハミティか。マララはどうした」

 ハミティ。ウイグル解放の戦士でありながら、実際には日本にいるハリフと

共に中国共産党にも通じていた「裏切り者」「スパイ」である。なぜこのような男がここにいるのであろうか。そもそもハミティが活動しているのは北京やウイグルであるはずであり厦門などに来るはずがない。

 そして、一緒にいたはずのマララである。

 マララは、日本で『死の双子』によって殺されたハリフの紹介で荒川があった、やはりウイグル解放の戦士である。いつもハミティと二人で活動していたはずが、なぜか今回はマララがいない。これも不可解なところであった。

「マララはつかまりました」

「つかまった?共産党に逮捕されたという事か」

「はい」

 ハミティは、少ししょんぼりして落ち込んだ雰囲気である。しかし、この男のこのような表情を素直に信用することはできない。

「ハミティが売ったという事か」

「そんな」

 ハミティは声を荒げた。しかし、安斎はすぐにその言葉を制した。

「ではなぜ、ハリフは死んだ。何故我々の行動がすべて共産党が知っていたのだ」

「えっ」

「ハリフから、お前がスパイとして共産党に売ったという話を聞いた。そしてハリフは、二重スパイとして、中国共産党の日本に来ていた軍人に殺されたんだよ」

 ハミティは驚きの表情を浮かべた。そしてその場で膝から崩れ落ちた。

 ハミティからすれば、ハリフの命令に従って、うまく自分が両方を取り持っていた感じであった。しかし、そのハミティの動きが、ウイグルの動きを全て共産党に知らせ、そして、ハリフやマララを苦しめていたことにつながったのだ。

 いや、ハミティからすれば、そもそもハリフの命令であったはずだ。そのハリフの命令通りに動いたのだ。しかし、それがマララを失うような結果につながった。しかし、なぜ安斎はそのようなことを知っているのか。

「あなたはなぜそのようなことを知ってるのか。本当は日本人がハリフさんを殺して私をスパイに仕立てようとしたのではないですか」

「そう思うならば、こんなところに来なければよい。いや、そもそもハミティがここにきていることで、共産党が我々の居場所を知っているということの証明でもあるのだがな。まあ、それはよい。まあ、ハミティの言う通りであったとして、ではマララの逮捕も我々が仕組んだということなのか。それならば日本の政府と共産党が通じていることになるはずだが、そういうことを言っているのか。」

「・・・・・・」

 ハミティは言葉を失った。要するに、共産党が自分たちを切り捨てたということなのであろう。

「マララを救出することはむずかしい。しかし、今の共産党を倒すことで、マララを、いや他のウイグルの人々を助けることもできるはずだ。それが納得できるならば、もう一度来ればよい。」

 安斎は、そのまま立ち上がった。

 ハミティは崩れて床の一点を見つめたままである。しかし、安斎が立ち上がった瞬間に、安斎の足元に縋りついた。

「助けてくれ」

「一度裏切ったものをどうやって信用する」

「何でもやる」

「そうか。それならば何か考えて置く。」

 安斎はそのまま応接室を出た。外にはワンが待っていた。ワンは笑いながら

「安斎さん、非常によくできました。いや、安斎さんがここまでやるとは思っていませんでした。何しろ太田さんも西園寺さんも安斎さんだけはよくわからないとおっしゃられていたので。あ、いやいや、疑ったわけではないのですよ。でも、我々も、いろいろと見ておかなければならないので」

「要するに俺を試したのか」

「いや、どなたかにやっていただかなければならなかったのですが、太田さんや西園寺さんはハミティのことは知りませんし、また、荒川さんはハミティには沖田さんになっていたはずですから。」

「そうだな。安斎のままで話ができるのは俺だけだったという事か」

「それに、外には共産党だけではなく人民解放軍の人々もいます。当然にハミティをここに連れてきたのは彼らでしょう。そこで、彼らを分散させるために、太田さんたちには観光をしてもらったのです。」

「なるほど、要するに太田や荒川を囮にしたという事か」

「悪い言い方をすればそういうことです」

 ワンはまた笑った。

「そこで、あのハミティという男に、これを厦門の基地に運ばせてください。」

 そこには、ペットボトルに入った水があった。

「基地に。」

「はい、もちろん中に死の双子が入っています。これを数本、彼らの水の中に混ぜれば、彼らは持っているすべての水を信用できなくなるはずです。」

「なるほどな」

 安斎はそういうと応接室の中に戻っていった。

【有料メルマガのご案内】20250324 有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」

2025年13号 オーバーツーリズムで世界から見放される日本


 皆さんおはようございます。

 メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」主催の宇田川敬介です。

 今年も様々な内容にして、少し違う観点から様々な内容を見てみたいと思います。

普段のブログとは全く関係なく、少し柔らかい内容で見てみたり、国民の慣習のことなどを見てみたいと思っております。

 これからもよろしくお付き合いください。

さて今回は「オーバーツーリズムによる観光公害と神社の出入り禁止」ということに関して見てみたいと思います。

オーバーツーリズムについては、コロナウイルス禍が空けた一昨年くらいから徐々に観光客が増え始めました。

しかし、それだけではなく、昨年くらいからオーバーツーリズムの問題が大きくなっていることは、皆さんも報道などを通じてわかっていると思います。

「旅の恥は掻き捨て」というような言葉があります。

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この続きは明日発行される有料メルマガに書いています。

有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」でお楽しみください。

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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 イスラム教における「性被害隠蔽殺人」


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。毎週土曜日のエロを話しているのだが、それでも全くなくならないということになるのである。本当に素晴らしい「エロ」の話ばかりになっている。さて今週もエロの話の前に、今週何が起きているのかということをみてみよう。

 さて、今週のニュースは、四国の愛媛県今治市、岡山県岡山市、宮崎県で山火事が起きた。それだけではなく韓国でも山火事が起きている。その山火事の内容が最も大きなニュースではなかったか。

 山火事に関しては、以前、岩手県大船渡市おける山火事が非常に大きな話題になった。その被害に関しては、かなり大きなもので、地震・津波からの復興だけではなく、かなり大きな内容になったということになるのではないか。

 さて、冬は乾燥している。「からっ風」というような言葉を知っているであろうか。要するに、北風で、なおかつ北陸などに雪として水分を落としてしまった乾燥した風が、街をすべてを乾かしてしまう。そのようなことから、町が乾燥酢するということになるのである。

 山火事は、基本的には乾燥しているときに、火が出れば大きな火事になる。火事というのは、よく事件の内容と同じで「小さな火」の間に消せればよいが、大きな火になってしまうと消せなくなってしまう。そのうえ、その火が飛び火して次の火を出してしまう。その火は良いものも悪いものもすべてを焼き尽くしてしまうということになる。

 まだ大船渡の山火事の後始末も終わっていないうちに、三か所で火事が起きてしまう。そのほかにも奈良県などでも火事が起きてしまっている。そしてその多くが、「ごみを焼いていた」とか「山焼きをしていた」という人間の不注意である。

 これだけ「異常気象」といわれながら、自分だけは大丈夫というような感覚を持ってしまっているということになっているのであるから、困ったものではないか。そしてその内容が、火事で多くの人を巻き込む結果になっているということになっている。その責任はだれが負うのであろうか。

 一人の不注意が、そのまま国民全員が税金の投入ということで「火事」の後始末をしなければならないというのはどのようなことなのであろうか。「乾燥している」だけではなく、山焼きやごみの焼却を禁じるぐらいのことをするだけでなく、それをしっかりと周知する必要があるのではないか。

 さて、今回は「周知という意味」では今度は宗教の内容のことになる。

<参考記事>

《バングラデシュ・少女殺害事件》「猿ぐつわをつけられ強制的に…」「義父の犯行を家族ぐるみで手助けした」 “性被害隠蔽殺人”も相次ぐ

2025年3月22日 16時15分 NEWSポストセブン

https://news.livedoor.com/article/detail/28398407/

<以上参考記事>

 今回は、バングラディッシュの問題を見ることにする。

 バングラディッシュは、インドの中においてもともとイスラム教徒が迫害を受けていたが、そのイスラム教徒が独立した国である。ヒンズー教のインド、仏教のネパール、ししてイスラム教のパキスタンとバングラディッシュというような状況になっている。そしてバングラディッシュが独立したのは1970年代のことである。つまり50年前までインドの迫害を受けていた。

 強い迫害を受けていたということは、そのまま、イスラム教徒が宗教により一層原理主義化するということになる。実際に、フランスなどのイスラム教徒の方が、アラブや東南アジアのイスラム教徒よりも原理主義化しているということになるのと同じである。そのうえで、フランスのイスラム教徒が、雑誌社シャルルエブドを襲撃したなどということもその一環であるといえる。

 そのようなことから、バングラディッシュでも、かなり原理主義的なイスラム教徒が多くなっている。

 さて、イスラム教は貞操などに関してかなり厳しい。当然に、性暴力などが行われ、そのことから、大きな事件が起きるのである。ある意味で男尊女卑というだけではなく、幼少の女性の婚姻なども行われるイスラム教において、少女であることは免罪符ではない。

 少女が性暴力を受け、そのことから、虐待死したという事件が発生した。

 「少女の姉は事件の4か月前にAの息子と結婚しており、その日は姉妹でAの自宅を訪れていました。現地時間3月6日午前2時30分ごろ、意識を失った状態で床に横たわっている少女を、姉が発見しました。

 少女は、Aに猿ぐつわを付けられたうえで強制的に乱暴されたことと、性器に激しい痛みと焼けるような熱さがあることを姉に訴えたようです。また、姉の夫(Aの息子)がドアの鍵を開けるなどして、Aの暴行を手助けしたことがわかっています。そのことを聞いた姉は、すぐさま事件を母親に伝えるため連絡を取ろうとしています」(全国紙国際部記者)<参考記事より抜粋>

 このような事件から逆に性暴力に対して極刑を行うということになったのである。そして家の火をつけるなどの行為が行われている。ある意味でイスラム法が厳しいということから、逆に「悪魔の所業」ということで自警的に問題解決に至ることになるのである。そしてそのことが厳しすぎるということが、また問題になるのである。

 性暴力というのは、欲望がある限りなくならないのではない。その内容を厳しくしてしまえば、徐々に隠れた場所で行われ、この少女のような事件が起きることになる。「バランス」を崩すとどちらに崩れても、問題がひどくなるのだ。

「宇田川源流」【現代陰謀説】 ケネディ暗殺の全資料がなぜ今公開されるのか


 金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。まあ、現代に生きる陰謀を様々な形で解析し、その内容をしっかりとした形にして皆さんにお届けしたいと思っているのである。世の中の陰謀論のような、なんでもわけわからない秘密結社や宗教団体に結びつけるような馬鹿な真似をして、そのうえ、その内容を思考停止させて何も考え無くしてしまうような話はあまり良い話ではないのである。

 さてそのようなことなので、この連載は日本に対して仇成す国や団体、まあ、国は日本国以外の国であるが団体に関しては日本国内において日本の国体を壊そうとしている団体や、あるいは日本の政治体制を崩して革命を起こそうとしているような人々に対して考えるということが主な内容になってくる。しかし、そのようなものばかりではなく、本来は日本が今このようなことをやっていて、その日本の内容が将来このようなことを狙っているとか、あるいは同盟国のアメリカが現在このようなことをしているが、そのことはこのような意味を持っているということを、明らかにしてよい部分だけでの明らかにして、その内容を紹介するという一面も持っていてよい。

 もちろん、この文章はインターネットで公開されているのであるから、あまり秘密に関する内容を書くわけにはいかないのであるが、まあニュースなどから当然に読み取れる部分を解説したり、ニュースを組み合わせて読めば簡単に理解できる、誰でも読み解くこ語ができるというような内容は、書いても構わないというような状況になる。そのことから、今回の内容はアメリカの内容を書いてみようと思う。

 もちろん、アメリカは同盟国であるから、日本に危害を加えるということは基本的にはあり得ない。しかし、アメリカが何らかの形で損害を被る場合に、アメリカが自国を犠牲にしてまで日本を守るということはあり得ないのである。そのように考えれば、アメリカの内容というのはある意味で同盟、つまり「お互いがお互いのメリット性を考えて付き合う」という自立した内容に移行する者であり、安全保障条約があっても、そのことはアメリカにとっても都合がよいというものに他ならないのである。

<参考記事>

"ケネディ暗殺記録"を全公開

2025年03月19日 09時34分時事通信

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-3933075/

<以上参考記事>

 この事件の資料公開は、トランプ大統領にとって何の意味があるのであろうか。

 本来この内容を騙る人は、ケネディの暗殺は誰がやったのかなど、ケネディ暗殺に関する陰謀論を展開することになる。っしかし、そのようなことをしても何の意味もない。いや、意味がないなどといってもよくないのかもしれない。実際に、この問題に関しては、さまざmな陰謀論が語られているしまた、トランプ大統領が資料を公開するといった時からすぐに「本当は誰が殺した」などというような話が山ほど出てきている。

 しかし、ここ「現代陰謀説」ということでこの内容を語るのは、そのケネディが死んだときの話ではなく、現在の話である。要するに「なぜトランプ大統領は、今、ケネディ大統領の暗殺の資料を公開したのか」ということである。そのことの方が今回の内容になる。

 さて、トランプ大統領は、議会演説などを含めて、ディープステートがあり、そのディープステートがアメリカだけではなく世界をダメにするということを言っている。そもそも、アメリカの中にもディープステートがあり、その内容を行っているということになっている。

 実際にディープステートがあるかどうかは不明である。しかし、そのディープステートは、その存在が全く見えていない。そもそもディープステートの実態というのは、トランプ大統領であってもそのディープステートの実態はその首謀者、組織を語っていることはない。もちろん、そのディープステートとは直接触れたことにない日本人の陰謀論っじゃは、もっともらしいことは言っているが、そのディープステートの実態も、どこに本部があるのかも全く言ってはいない。

 ちなみに私自身もそのようなことは全くわかっていないし、また、そもそもディープステートがあるかどうかも、私自身は疑わしいと思っている。確実であるのは「ディープステートという存在を信じている、またはそのようンい発言している(つまり、信じていないかもしれないが、その言葉を利用して政権運営を容易化している)アメリカ大統領がいる」ということでしかない。つまり、ディープステートがあるのかないのかではなく、そのような存在を主張売るアメリカ大統領がいるということでしかないのである。

 そして、そのようなことから、アメリカ大統領がディップステートを利用する内容として「ケネディ大統領の暗殺の資料」を公開した。もちろんほかにも陰謀論的な、またはサブカルチャー的な、陰謀論者が喜びそうな機密は多い。50年以上たって公開されていない資料は多くある。その中でなぜ「ケネディ大統領の暗殺の資料」だけが公開された理由は何か。

 当然に、「その暗殺者がディープステートである」ということを証明するためでしかないのである。逆に言えば、「ケネディ暗殺犯」と「ディープステート」が関連付けられるということにならなければ「正解ではない」ということになるのである。

 ではその答えは何か。

 資料を全部読めばわかるのではないか。そして、

 その資料を全部読むことにも何らかの陰謀が見えることになるのである。

 

「宇田川源流」【日本報道検証】 台湾のグレーゾーンに経済界から呼びかけ


 毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」として、まあニュース解説というか、またはそれに関連するトリビアの披露とか、報道に関する内容を言ってみたり、または、報道に関する感想や社会的な問題点、日本人の文化性から見た内容を書き込んでいる。実際に、宇田川が何を感じているかということが共有できれば良いと思っているので、よろしくお願いいたします。

 さて、今回は、台湾有事における沖縄に関してみてみましょう。トランプ大統領になって、米中対立が徐々に大きな問題になっている。米中対立は、今は表面的にはなっていないが、アメリカの政策もまた中国の全人代においても、米中対立は避けられないものになっていたのではないか。台湾有事は、中国の台湾併合によって起きるものであると言ことになる。中国が平和的に併合をするということになれば、台湾有事はあり得ない。しかし、台湾が絶対に独立を望むということになれば、中国は軍事的な併合を行うということになるのである。

 台湾海峡において中華人民共和国と台湾との間に軍事的な衝突が起きた場合には、日本にも影響は大きなものが出る。日本の影響は、一つには軍事的な影響力、つまり尖閣諸島や先島諸島が戦場になる可能性があるということを意味している。また、台湾海峡が使えなければ、貿易商船の多くは日本に入ることができなくなる。それだけ日本の物資、特に石油などが入らなくなってしまうということになるのである。

 日本は経済的に問題が大きくなりまた、生活の維持が難しくなり、そのうえで、先島諸島などは軍事的にも問題が生じるということになるのである。

 そのようなことが予想される状態になる。そのような状態になるのに、全くその準備ができていない。それどころか、沖縄ではいまだに政府に対して抵抗するだけになってしまうのである。いまだに「オール沖縄」などといって、戦争反対と言っていれば台湾有事を受けても大丈夫だと思っているのか。そのような感じなのである。

<参考記事>

台湾有事などの前段「グレーゾーン事態」、沖縄経済同友会が対応指針…BCP策定などに活用呼びかけ

3/19(水) 読売新聞オンライン

https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb47f4dd8a61e2a358e46fbaa05494e01ad013e<以上参考記事>

 沖縄の人々が、ただ「反対するためだけの反対」がそのまま存在する。そのような料簡でもの事が解決できるはずなどはないのである。それでも与党と野党の対立という化、基本的には「反対することしかできない政党」であるということから、全く話にならない政治になっているということになる。

 そのような状況では国民を守ることはできないそこで沖縄経済同友会が自分たちに政治に先駆けて物事を行うことになる。

 本来、日本は法治国家であり「国民保護法」という法律がある。台湾などは「全民国防」といい、有事の際には台湾ではすべての国民が総力挙げて防御を行うということになっている。それに対して、日本の場合は国民には何の義務はない。そして地方自治体が国民を保護する義務があるのである。

 しかし、沖縄県の場合は、そのような法律があるにもかかわらずなんの内容もしていないということになるのである。戦争反対と呪文を唱えていれば自分達には何もないと、そのようなことが政治信条になっているのであるから、困ったものである。それならば戦争だけではなく、台風も災害も、泥棒や殺人もすべてないというように呪文を唱えればよいものではないか。自分たちが呪文を唱えていても、何の効果もない。そのことがいまだにわかっていないのが沖縄の政治である。

 そのために経済が、行政に代わって沖縄県民を保護しなければならないということになるのである。このような参考記事が出てくること自体、本来は、沖縄の政治は「恥」と思わなければならないのではないか。残念なっ柄そのこともできていない。

 さて、そのような政治は別にして、実際に台湾有事が懸念される中、先島諸島の事業者らの事業継続計画(BCP)策定に役立ててもらうということになっているのである。

 先島諸島5市町村の島民ら約12万人を九州・山口に避難させる計画作りを進めている。実際に、国民保護法では「戦争が始まってから」ということになるのである。しかし、12万人を船でまたは航空機で避難させるにしても何日かかるかわからない。避難している間に攻撃されてしまう。また、その避難するにしても、避難経路もわからなけえば、非難の時に持ち出す物品もわかっていない。そもそもペットや家畜はどうするのかということも何も決まっていないのである。

 そのようなことでは、戦争になっても避難できないのである。いや避難できないのではなく避難をするのも混乱してしまうということになるのである。しかし、今の国民保護法では地方自治体が避難計画を策定しなければならない。策定できない状態では戦争になって被害が出るのである。場合によっては12万人の先島諸島のすべての人が犠牲になる可能性もあるのだ。

 そうならないように、考えなければならないのである。

 もっと政治がしっかりしなければならないのではないか。

「宇田川源流」【大河ドラマ べらぼう】 吉原俄祭で「神隠しにあう」愛し合う二人


 毎週水曜日は、NHK大河ドラマ「べらぼう」に関して、好き勝手に感想を述べるというようなことになる。単なる素人の感想なので、あまり良いものではないが、しかし、一応歴史小説を書いている人間としてそれなりに感じるところがある。その歴史小説作家的な目が、他の皆さんとは全く異なる内容を話しているのかもしれない。そのような意味で一応毎週水曜日にこの内容を書いている。

さて、今回も物語の前にその内容のキーマンを見てみよう。今回は平沢常富、いや、朋誠堂喜三二についてみてみよう。大河ドラマ「べらぼう」の中では、尾身としのりさんが、熱演しているということになる。いや、「熱演している」とはいえ、なんとなく一瞬出ていた野である。今まで「大物俳優なのになぜ一瞬なのか」など言われたが、今回、その出場機械の答え合わせが出ていたのは一つの話題になっている。

さて、その平沢常富とはどんな人物であったのか。

今回、紀行で出ていたように平沢常富は出羽国久保田藩、現在の秋田県秋田市久保田城を居城とする佐竹家の藩士で江戸留守居役であった。朋誠堂喜三二の筆名で知られる戯作者、手柄岡持(てがらのおかもち)の狂名で知られる狂歌師でもある。なお、上記のほか、青本では亀山人、笑い話本では道陀楼麻阿(どうだろうまあ)、俳号は雨後庵月成、朝東亭など多くの筆名や号を使い分ける。

 江戸の武士、西村久義(平六)の三男として誕生。14歳で母方の縁戚にあたる久保田藩士・平沢家の養子になった。なお、養子先は愛洲陰流剣術の祖、愛洲移香斎の子で永禄7年(1564年)に佐竹義重に仕えた小七郎宗通(元香斎)を祖としているとされる。佐竹家は、もともとは常陸国常陸太田城の城主であったが、関ケ原の戦いで西軍に属したために秋田に転封となったのである。

 天明の頃は藩の江戸留守居役筆頭で、120石取りであった。当時の江戸留守居役は、江戸藩邸を取り仕切り、幕府や他藩との交渉を行う、一種の外交官に相当した。

 平沢常富は、若い頃から「宝暦の色男」と自称して吉原通いを続けてた。なお、吉原は遊びだけではなく、武士同士が外交できるサロンのような場所であったので、そのような意味で吉原通いが続いていた。勤めの余技に手がけた黄表紙のジャンルで多くのヒット作を生んだ。また、田沼時代は武士・町人の間に「天明狂歌」といわれる狂歌ブームが沸き起こり、数多くの連(サークル)が作られた。常富も手柄岡持や楽貧王という名で狂歌の連に参加していた。

 しかし、松平定信の寛政の改革で文武奨励策を風刺した黄表紙『文武二道万石通』を執筆し天明8年(1788年)に上梓したことから久保田藩9代藩主・佐竹義和より叱りを受けたらしく、黄表紙からは手を引き、以降はもっぱら狂歌作りに没頭したようである。本を出すのに蔦屋重三郎の耕書堂で出版を行い、蔦屋重三郎の支援を行っていたのである。

 さて、今回はその蔦屋重三郎(横浜流星さん)と平沢常富の関係が始まった「吉原の俄祭り」の描写であった。

<参考記事>

<べらぼう>今週の「いい女」は松の井! 「祭りに神隠しは付き物」粋な言動でうつせみ&新之助の“背中押す” 視聴者「二人に幸あれ」

3/23(日) 20:54配信MANTANWEB

https://news.yahoo.co.jp/articles/b30fdc468ba9b755a7862e445a9464817a1d8062

<以上参考記事>

 「俄」とは吉原だけの言葉ではなく、他のところでも行われた。江戸時代から明治時代にかけて、宴席や路上などで行われた即興の芝居を行う事であった。現在でいうところの「サプライズ路上ライブ」のような感じであろうか。吉原で行われたものが有名であるが、他でも行われ、宿場町などで祭りの季節ではないのに突然何かを行うということがあったのである。俄狂言の略で、俄、つまり素人が演じたことからこう呼ばれる。あるいは一説に、路上で突然始まり衆目を集めたため、「にわかに始まる」という意味から「俄」と呼ばれるようになったと伝えられる。

 遊廓などでも演じられ、多くは職業芸人でない素人が行った。江戸では「吉原俄」として有名だった。これらは吉原遊廓の幇間によって演じられていたとも考えられている。樋口一葉の「たけくらべ」の中でも紹介されている。今回の内容は、その吉原俄が行われたという設定である。

 しかし、通常は吉原を上げて行うが、大文字屋(伊藤淳史さん)と若木屋(本宮泰風さん)らの間で戦いながらの俄祭となったのだ。そしてその内容をお面白おかしく書くということで、また蔦屋重三郎が平賀源内(安田顕さん)に頼みに行くが、しかし、平賀源内は朋誠堂喜三二に頼めばよいということになるのである。会ったことがないというと「もう会っているよ」ということで、平沢常富であるということを理解することになるのである。

 そうやってできたのが「明月余情」ということになり、それが耕書堂で出版するということになるのである。

 そしてその祭りが一気に盛り上がったところで、今回の参考記事にあるように花魁のうつせみ(小野花梨さん)は待ち焦がれた相手・新之助(井之脇海さん)の姿を見つけ、花魁松の井(久保田紗友さん)に背中を押され、二人で駆け落ちするのである。

 松の井は「祭りに神隠しは付き物でござんす」と口にすると、「お幸せに」と手に持っていた笠を差し出す姿は、うつせみの気持ちを花魁のみんながよくわかっているということであり、また、みんなが幸せになってもらいたいということを思っているのである。ある意味で、店の圧力があるが、一方で、花魁同志は厳しい花魁の世界に友情というものがあるのではないか。そのような何か温かい話があるのである。

 多分、作者もまたNHKの政策の人々も、一人くらい幸せな結末になる人がいてもよいと思っていたのではないか。私はそう願っている。

「宇田川源流」【日本報道検証】 トランプ大統領の就任によって動き出したウクライナ和平


 毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」として、まあニュース解説というか、またはそれに関連するトリビアの披露とか、報道に関する内容を言ってみたり、または、報道に関する感想や社会的な問題点、日本人の文化性から見た内容を書き込んでいる。実際に、宇田川が何を感じているかということが共有できれば良いと思っているので、よろしくお願いいたします。

 さて、今回は「トランプ大統領の就任によって動き出したウクライナ和平」と題して今回のアメリカが仲介したロシアとウクライナの和平に関して見てみたいと思います。

 さて、まず一つ言えることは、日本のマスコミを含めて言論界やジャーナリストなどは、ウクライナのゼレンスキー大統領とのトランプ大統領の会談が決裂したことをもって、トランプ大統領を一斉に非難しました。しかし、2022年の2月23日のロシアのウクライナ侵攻以降、現在までに、ゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領双方に面会し、そして和平交渉を行った人がいるでしょうか。今までは全くいないのです。そのように考えれば、トランプ大統領を非難するのは間違いではないでしょうか。

 武器や弾薬の援助ということに関しては、各国しっかりと行っていたと思う。しかし、それらで十分ではなかったということなので、今までウクライナシンオウが終わっていなかったということになる。そして武力衝突が終わっていない状態が続くということは、毎日人が死ぬということを意味しているのである。それでは、国力がそがれてしまい、領土を維持したとしても、国民の多くが死んでしまっては、国が元に戻ることはかなり難しいということになる。実際に一刻も早く戦闘を終わらせるということが重要なのである。トランプ大統領はそのことをよくわかっているというということになる。

 イギリスやフランスが、今まで支援をしたが、それでも戦争を終わらせることはできなかった。そのいやそもそもプーチンと交渉をすることもできなかった。フランスのマクロン大統領は電話会談を行ったが、誤解を恐れずに言えば「遊ばれた」だけのことである。

 そのような中でトランプ大統領は、部分的と言えども、停戦を実現した。ここ3年間で停戦を実現したのは、これだけである。

 

<参考記事>

プーチン氏、ウクライナのエネルギー系攻撃停止に合意も全面停戦は拒否 トランプ氏と電話会談

3/19(水) BBC News

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f061e358764e1f54ace61d5d7e9acff43794dab

<以上参考記事>

 戦争の停戦の仕方は、強い方に戦争をやめさせるということでしかない。今回の件は、そもそも戦争ではない。国際法的にはロシアは宣戦布告をしないで他の主権国家に侵攻しているのである。そのような戦闘行為をやめさせるのは、まずは進行している側に侵攻をやめさせなければならない。

 一般論として、何か悪いことが行われていて、その悪いことが出ている場合は、その悪いことの原因を取り除く必要がある。しかし、その前にその悪いことの進行を止めて、そしてその原因を追及する必要があるのである。しかし、逆に悪いことによって利益を受けている人がいればそのことも考慮しなければならない。これは会社を改善するときなどもすべて同じ内容なのである。

 今回の場合、トランプ大統領がすでに記者会見で言っているように、まずはロシアのプーチン大統領を主張を十分に聞いてそのうえで、ゼレンスキー大統領に妥協を求めるという事しかない。実際に、ウクライナは周辺の支援がなければ敗北していたのである。そのように考えれば、ウクライナ側が妥協したうえで、実質的な利益を得るということが重要になってくる。

 今までの世論は、法的に正しいとか、正義とかそういった事ばかりになるのであるが、しかし、力によって正義が変わることは間違いがない。正確に言えば「正義」が強いのではなく「強いものが正義」になるということである。そのことは日本はよくわかっているはずであるが、しかし、日本では特に「正義が勝つ」というような「勧善懲悪」的な考え方が多くなる。しかし、勧善懲悪ということになれば、どちらかが悪として滅ぼされることになる。しかし、実際に日本に限らず、戦争というのは「どちらが正義である」ということになるのである。いや勝ったほうが正義になるのである。

 このように考えれば「どちらの正義も成り立つようにする」ということが最も重要な内容になるのである。ウクライナは、間違いなく「自分達がの主張がすべて受け入れられる」と思っているかもしれないが、そのようなものは全くないということ言うことになる。今回ゼレンスキー大統領も、またイギリスやフランスやドイツもそのことがわかったということになるのである。

 さて、日本である。

 いまだに日本は「勧善懲悪」であると思う。しかし、勧善懲悪を求めるあまりに、毎日人が死ぬ状況をそのまま継続するという選択肢を選んでしまうことになる。逆に、早く戦争を終わらせて、その後平和的に発展させ、ロシアを凌駕するということもできるのである。そのようなことが全くわからないのであれば、人は死んでゆく。

 そのことが見えるのか。

 日本も試されている国の一つである。

「宇田川源流」【日本万歳!】 やはり大谷翔平はすごいという日本でのメジャー開幕


 毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。これは、「日本人のすばらしさ」や「日本として誇りに思えること」を紹介したマスコミの報道をここに紹介し、その内容をしっかりと分析し、そしてその中に日本人としての国民性や日本人の生活習慣などで、我々がいつも意識しないでやっていることを見つけ出し、その世界で称賛されている日本人のすばらしさは、我々一般の日本人の中にもあるということを再発見しようという目的の連載である。ある意味で、日本人は日本人を批判的に見る癖がついてしまい、必要以上に日本を卑下してしまっているような気がする。正当に評価しても日本はそれほど変な国ではないし、また世界から称賛されている国である。そして、その日本人が世界に出て、様々な分野で活躍しているのであり、それは、日本人特有のすばらしさを様々なところで発揮しているということになる。その内容をこの中に記載し、そしてその素晴らしさを見て行きたいと思うのである。

 そのような連載の趣旨だから、本来は、「日本人の誰でもが持っている特質」などを記載したいのである。本来ならば「特別な人」や「ヒーロー」「ヒロイン」はこの連載とは異なる気がする。しかし、私も人間なので、どうしてもその方向に目が行ってしまう。特に「大谷翔平」は素晴らしい。なお、本文の中では大谷翔平選手(投手)の肩書はどれを使ってよいかわからないので、敬称や肩書は略させていただきたい。

 さて、大谷翔平は何が素晴らしいって、その数字や活躍、また、その愛されるキャラクターや日本人特有の礼儀の正しさなど、その内容はどの一点を取っても誰もまねできないような素晴らしさであろう。本件の連載の趣旨からいえば「真似できない活躍」を書いても、日本人として、共有した日本人の国民性などを持つことはできないのであるから、あまり役に立たないのかもしれないのであるが、まあ、その辺はうまくまとめてみたいと思う。

<参考記事>

ドジャース指揮官「中々ナーバスな翔平を見ることはないが、唯一気づいたのは…」試合前の“異変”語る

2025年3月18日 22時38分 スポニチアネックス

https://news.livedoor.com/article/detail/28372627/

<以上参考記事>

 「球春」という言葉がある。世界で皆同じ言葉があるわけではない。野球が一般的な日本やアメリカではそのような言葉が出てきている。「野球が始まる時期」ということで春なのである。野球は日本でもアメリカでも2月にキャンプが始まりその3月にオープン戦、そして3月の末から公式戦が始まる。基本的に肉体の限界を突破するような内容は、体が冷えていては体を壊す結果になってしまう。そのようなことから考えれば、温かくなってからしか野球などはできないのである。そのような意味で「球春」という言葉の中には、みんながスポーツを楽しめる春が来たということになる。

 さて、日本ではまだオープン戦であり真剣勝負のペナントレースの前の段階である。しかし、そのさなかにメジャーリーグが日本で開幕戦を行った。

 何よりも野球発祥の地であり世界の野球人が憧れるメジャーリーグにおいて、日本人のピッチャーが開幕戦の先発として投げ合うというのは、史上初の事である。その史上初の部隊の他ttのがドジャースの山本由伸とカブスの今永昇太である。そしてそのカブスの今永と最初に対戦したのが、大谷翔平である。何しろこの二チームで5人の日本人選手がいるのであるから、日本人の観客も非常に大きな関心になる。そのまま、東京ドームには4万人の観客が来るのである。

 さて、そのように「世界の注目を集めた開幕戦が日本で行われた。勝負はドジャースの二連勝で幕を閉じているが、しかし、そのようなことよりもはるかに大きな影響力が日本にも彼らにもあったのではないか。

 さて、今回の記事には、そのような中での大谷選手の一面が出ている。

 大谷選手の素晴らしいところは、アメリカのメジャーリーグにいても、その中にいて日本人としての矜持を全く忘れない、そのことが高まっていることである。それはマナーや態度などもそうであるが、それだけではなく何よりも精神性が最も大きなところであろう。

 今回の日本において日本の国歌「君が代」が流れているときに、感傷的になっているということが言われている。この参考記事の中にもあるが、映像の中でも、少し目が潤んでいた表情が見えたのではないか。日本にいる日本人なのに国歌を軽んじる人がいる中で、世界で活躍している人は日本に関して本当にすばらしさを感じているということになるのである。

 技術という意味では、日本の野球も本当にすばらしさを持っている。しかし、やはり「憧れ」という意味では、やはりまだメジャーリーグの方が大きな影響力を持っているということになるのではないか。

 大谷だけではなく、日本人のスポーツ選手は野球だけではなくサッカーであっても本当に日本のすばらしさを世界に伝えてくれる。同時にその選手を通じて日本人は多くの世界を知りまた世界の素晴らしいさを見ながら、その中で日本人の活躍を今年も応援したい。

小説 No Exist Man 2 (影の存在)

第三章 動乱 7


 孔洋信が厦門73軍司令部に入った時には、すでに白い防護服を着た兵士が多く周辺の掃除をしていた。かなりの水で除染をしたのか、周辺だけではなく、広い道路を挟んだ住宅地の中の方まで道路が濡れていた。にほんのかんかくでみれば、このようにして流してしまえば、中国の住宅地に住む人に影響が出ることや、そのまま浸透してしまって水道などにウイルスが混ざる可能性がある。しかし、あまり一般の人々の人権を認めていない中国に関しては「政府の役に立つ人」だけが銃用意されるということになるのである。実際に水が流れ込んだ住民の中で「死の双子」の被害が出ているようであったが、厦門市の公安はその家族ごと拘束してどこかに連れて行ってしまって、行方不明になっていた。

「もう安全なのか」

 前後を護衛の社長に守られた黒塗りの車の中で、孔洋信は言った。この「安全」は死の双子の汚染の話なのか、または、その死の双子によっての治安悪化に対する言葉なのかうよくわからなかった。

「はい。もう問題ありません。」

 元軍人であり軍の先輩にあたる孔洋信に対しては、軍人の多くが従っていた。特に73軍のように周毅頼の影響が強い軍の駐屯地においては、神格化されているようだった。

 孔洋信の車に関しても、普通ならば運転は軍曹などであったが、孔洋信の車の運転手は少尉が、そして案内役は大隊長である大佐が勤めていた。もしも下層兵士などにやらせて問題があれば、上司の責任問題になるし、また、その仮想兵士が気に入られて出世してしまっては、上司は追いやられてしまう。

 しかし、その様に上層部のことをよくわかるはずの大佐であっても、今回の孔洋信のこの「安全なのか」の言葉がどちらの意味なのか、またはそれ以外の意味なのかよくわからなかった。

「今回の死の双子の流出量は」

「はい、僅かであったと思われます」

「本当に死の双子なのか。何か他のウイルスや病原菌ということはあり得ないのか」

 孔洋信は、いらだったように言った。これが他のウイルス、それも自然のウイルスなどであれば、何の問題もない。ただ、体調の悪い兵士がいただけのことである。万単位の人がいる軍隊では、体調の悪い兵士がいるなどということは日常茶飯事であり、別段おかしな話ではない。

「今検査中です」

 大佐はそれ以上何も言わなかった。いや、何か言えるだけの資料を持っていなかった。死の双子に関しては、一部の衛生兵や科学兵によって秘密が保持されている。そのうえ、今回の死体もすべて厳重に管理されているのであるから、一般の部隊に所属している大佐にはわかるはずがなかった。それでも共産党の幹部である孔に聞かれた以上、何か応えなければならないのであるから検査中としか言えないのであろう。孔洋信は、その答えを聞いて少し笑うしかなかった。

 窓から外を見れば、一応一般の市民たちは普通に生活をしている。しかし、その表情は何か政府に対しての不信感を称えた目で自分たちを見ている。この国は民衆が常に政権上層部を信じていない。それは秦の始皇帝が中原を治めてからずっと続いていることである。それは、経済的に満足させることや充分な食事を得ることができないからではないかといわれていた。そして共産党政府は経済的に裕福にさせ、技術を発展させ、そのうえで、人民に十分な食事と生活を与えていたはずであった。しかし、それでも民衆はまったく政府を信用しない。

 この、人民が政府を信用しないということが、中国の歴代王朝の、そして中国共産党の最大の弱点である。孔洋信は、そのことをよくわかっていた。そしてそのことからどうしても今回の内容に関して住民の目が気になった。同時に、孔洋信が気にするほど、人民解放軍が孔洋信や周毅頼の様な上層部ほど、住民のことを全く気にいないことに危険性を感じていた。

「孔洋信同志。本部科学等に到着します。」

「ご苦労」

 大佐はそれ以上ついてくることはなかった。

「孔同志。お待ちしておりました。周毅頼同志よりご連絡賜っております。」

 出迎えたのは、第73軍軍長蔡文苑少将が深々と頭を下げた。

「蔡少将。出迎えありがとうございます。」

 蔡文苑は、現在国家主席の周毅頼がまだ地方の行政官であった時に、地方の軍の連隊長として、かなり親しくあった。そのような時に水害があり、その水害の中で支援物資を人民に配りながらも、その物資をうまく横流しし、二人でかなりの資産を築いていた。功績も不正も、全て周毅頼と蔡文苑は一緒に行ってきたのである。孔洋信は、そのような二人の関係を人民解放軍時代によくわかっていた。孔洋信も軍人であったので、蔡文苑を処分することもできたが、しかし、蔡に話を聞き、一緒に周毅頼を支援することにしたのである。

 そのような歴史があり、その歴史を受けて今日がある。もちろん、その時に作った資金で政治工作を行い、また軍の中でも出世をした。周毅頼が国家主席になったことで、本来蔡文苑は、軍事委員会のトップにすることもできたが、周毅頼は、そのまま73軍の軍長として蔡文苑を厦門に置いた。中央で不正を行ったり、資材を横流しをしたり、または生物兵器や化学兵器など国際条約に違反する兵器を研究させれば、国際的に目立ってしまい、そのことによって処分しなければならない可能性もあるのだ。

 周毅頼と蔡文苑は、二人で話しながら、様々な化学兵器や核兵器なども作ったのである。そして周毅頼はこの73軍を単なる補給軍として、ここに様々な実験施設などを作り、また参謀本部に近い機能を作ったのである。そして総参謀本部や北京の近衛師団よりも強力な軍隊を作ったのである。ある意味で周毅頼の私兵説いても過言ではない。

「蔡少将、ではまずはさまざまな報告をいただきましょうか」

「はい。死の双子と言われているウイルスなどに関しても。また新兵器に関しても報告いたしましょう。」

【有料メルマガのご案内】20250324 有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」

2025年12号 台湾有事というが日本の準備はできているのか?


 皆さんおはようございます。

 メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」主催の宇田川敬介です。

 今年も様々な内容にして、少し違う観点から様々な内容を見てみたいと思います。

普段のブログとは全く関係なく、少し柔らかい内容で見てみたり、国民の慣習のことなどを見てみたいと思っております。

 これからもよろしくお付き合いください。

さて今回は日本でよく言われている台湾有事に関して、実際にその台湾有事の準備ができているのかということについて検証してみたいと思います。

 珍しく先に結論を言ってしまえば、「マスコミなどで台湾有事などといわれていても、全く準備はできていない」ということを言いたいのですが、それがどのようなことになっているのかということを皆さんとも共有することが良いのではないかと思っているのです。

★ 国際法上戦闘区域に民間人がいてはいけない

 日本には、戦時国際法を専門にする人がほとんどいません。

 学校でも、これらは国際法ですから法学部の専門になるのですが、その中の国際法もすべて平時の国際法しか学ばないということになります。

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この続きは明日発行される有料メルマガに書いています。

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毎週月曜日発行で、月400円(税別)です

この文章は明日の先出です!!

また申し込み初月は無料ですので、ちょっと覗いてみたいと思う方は、ぜひ一度申し込んでみてください。

多分本で読むより安いと思います。

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「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 SNS目当てで中国で逮捕された日本人


 毎週土曜日は「土曜日のエロ」を続けている。基本的にエロの記事は基本的になぜかますk身から消えることはない。ジェンダーとかセクハラとか言われながら、そのような状態がいまだになくならないというのは、なかなか興味深いところではないか。。

さて、その前に、まずは今週何があったか見てみよう。

今週のニュースはまずは石破首相の10万円商品券配布問題、スポーツではドジャースとカブスの日本での開幕戦、それに春の高校野球甲子園が開幕して毎日熱戦を繰り広げている。第一日目から昨年の優勝校である健大高崎と常連高といえる明徳義塾が戦ったのは、なかなか好試合だったと思う。国際的にはプーチンとトランプのウクライナ停戦交渉と、実は以外に様々な動きがあったということになる。

その中で最も興味深いのは「ケネディ暗殺の資料公開」ではないか。

このことはレギュラーのブログ、特に「現代陰謀説」の中でやってみたいと思う。

基本的にケネディ大統領暗殺に関しては、様々な陰謀論がある。もちろん異常な部分もあるし衆人環視の中で殺された上に、その犯人と目された人も裁判の前に殺されるということになっているので、何か大きな力が働いているように見えてしまうところが面白いう所がある。またこれらの陰謀論の中になかなか見えている内容がある。その辺の検証は「現代陰謀説」に譲ることにして、ここでは「トランプ大統領が何故今公開をしたのか」ということと「この他にも様々な秘密の、公開されていない内容」があるのではないかという気がしないでもないのである。

例えばUFOの資料であるとか、または幽霊や、そのほかの陰謀に関しても、またエリア51等に関しても、様々な内容があるのではないかという気がしないでもないのである。しかし、それらの内容ではなく今回の「ケネディ暗殺」だけの資料が公開されたということはなかなか面白い。

また、この内容を様々に解釈してSNSが盛り上がることではないか。

SNSが盛り上がるといえば、そのことで中国を強制退去させられてしまった日本人がいるという。

<参考記事>

尻出し撮影 邦人強制退去/中

2025年03月13日 13時53分TBS NEWS DIG

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-3915043/

<以上参考記事>

 外国人の日本でのマナーの悪さが言われているが、このような事件があると日本人もあまり外で偉そうなことが言えなくなってしまうのである。何故「エロなのか」といえば、「尻をだす」という行為が出てくるので、一応エロに入れた。それも、記事を読むと「男女」らしいので、女性が万里の長城の上で尻を出したということになる。はっきり言って頭が悪いのかまたは、日本人ということになっているが、何かずれてしまっているのか、その辺のところはこの報道だけではよくわからない部分がある。

まあ、逮捕ではなく、強制退去ということなので、簡単に言えば「追い出された」ということであり、今後しばらくの間十年以上と思うが、中国にはいることはできなくなるのではないかという気がしないでもない。もちろん中国に行けなくてもここ数年は何の問題もないし、またトランプ大統領の間は下手に中国に行かない方が良いので、それはそれで問題はないのかもしれないが、中国にはいることのできない理由が「尻」ではあまりにも意味がないのではないか。

さて、まずは「尻を出す」という行為。

日本人に限らず「尻を出す」という行為ッハ「相手を侮辱する」という行為に近しいものがある。日本の場合は「お尻を出してそのあと逃げる」という行為は、相手を挑発している行為であり、堂背負いつくことができないであろうと相手を挑発する行為になる。そもそも「尻」ということは「背中」を見せているので、礼儀を著しく欠いている行為であることは間違いがないが、そのうえ着衣を取っているということは、それだけの相手であるというような感じになってしまっているのではないか。要するに「人間として相手をまともに扱っていない」ということであり、あまり良い行為ではない。

この日本人たちがなぜ「尻を出す」という行為をしたのかはよくわからないが、報道によればSNSに投稿するつもりであったということになる。その様に「人間らしくない行為」をして、それがバズったところで、何がいいことがあるのであろうか。一時の話題性で何か「人間としての重要なものを捨ててしまった」というようなことではないかというような気がしないでもないのである。

今週は、木曜日の「日本報道検証」で「動画配信者が配信中に刺されて死亡した」事件を取り上げたが、実際に、「動画配信」と名を挙げれば内をやっても許されるというものではない、それどころか、その内容が世界全体に配信され、恥をさらしてしまう可能性があるということをしっかりと診るべきであろう。

まあ「尻を出してニュースになる」というのと「SNSで全世界に尻を出して恥をさらす」のがどちらが問題なのかという問題になるが、そもそも「やるな」ということではないか。そのような行為は「秘め事」としていた日本の文化はどこに行ってしまったのであろうか。