「宇田川源流」【土曜日のエロ】 最近多くなった「アイドル」が未婚の妊娠という活動休止表明で見るアイドルも人間という考え方
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 最近多くなった「アイドル」が未婚の妊娠という活動休止表明で見るアイドルも人間という考え方
土曜日のエロの日になった。はっきり言ってコロナウイルス明けという状況で、様々なニュースが錯綜している気がする。コロナウイルスの外出自粛期間中は大変興味深いことに、猥褻犯罪が非常に多くあった。まさに猥褻犯罪というのは「エロを目指した犯罪」であり、まあ、単純に言えば「合意なきエロ」こそが猥褻犯罪なのであるが、そのような状況が増えてきたということが言える。実際に猥褻犯罪において、その数が増えたということもあると思うし、他のニュースが少なかったので、報道されたニュースの割合の中で猥褻犯罪の割合が高くなったということもあろう。
さて、この内容を見ているとわかるように、「人間とはある程度外的な刺激がないと何らかの形で刺激を欲しがる」ということになる。もちろん猥褻犯罪は良くないことなのであるが、しかし例えば、緊急事態宣言解除後、まだコロナウイルスの脅威が去ったわけではないのに、急に飲みに行ってしまったり、あるいは羽目を外して遊んでみたりというのは、まさに「外的な刺激を欲している」ということに他ならない。もちろん、外的刺激がなくてもよいという人は少なくないのであるし、また、その外的な刺激を他のもとに求めている人も少なくないのである。だから何度も言うように犯罪を肯定する気は全くないのであるが、しかし、そのようなことをしてしまうというのもなんとなく理解できるのではないか。
今週はあまり大きなニュースもなかった。まあ、元のアメリカの大統領補佐官が暴露本を出したくらいのことでしかなく、また中国とインドの国境で殴り合いのけんかで何人もが死んでいるというようなことでしかない。しかし、それらの内容は、なんとなくコロナウイルスを中心にした動きが大きく存在しているような気がするのである。
さて、コロナウイルスといえば、少年少女のエロ行為が話題になっている。
アイドルが未婚の妊娠で「一時活動休止」 復帰前提の発表に「勇気必要だったと思う」エールも
地下アイドル「幻.no」が、メンバーの妊娠を発表し、ネット上で話題になっている。
4人組アイドルグループ「幻.no」は22日に公式ツイッター上で、「【お知らせ】この度、メンバーの水神結真が妊娠致しました事をご報告致します」とつづりつつ、文書を発表。その中に水神自身がつづった言葉も記されており、結婚を前提に交際している一般人との子どもを妊娠したことを報告した。今後については「出産を終え、体力が回復するまで一時活動休止を致します」と復帰前提の活動休止をするといい、「突然このような時期に、このような形でご報告することとなってしまい申し訳ございません」とつづられていた。
アイドルの突然の妊娠発表に、「幻.no」公式ツイッターには「すごい発表…」「めちゃくちゃびっくりした」といった驚きの声が集まっていたが、一方では、「アイドルも一人の人間だし、妊娠は間違ったことじゃない」「アイドル全員が恋愛禁止とは限らないし、妊娠は悪いことじゃない」「こういう形での報告は勇気必要だったと思うけど素晴らしいと思う」とこの決断に対するエールも寄せられていた。
「女性アイドルと言えば、いまだ恋愛禁止のイメージは根強くありますが、一方では新潟県を拠点とする3人組アイドル・Negiccoは今月、メンバー2人目の結婚を発表。アイドルを続けながらの結婚に大きな衝撃を与えましたが、祝福の声が多く寄せられています。今回の『幻.no』のメンバーの発表についても、『Negiccoという前例がある』『Negiccoも結婚してるし、いいと思う』と、Negiccoに絡めた声も寄せられています」(芸能ライター)
また、水神も自身のツイッターで動画を通じて妊娠を報告。さらに、「この報告で嫌な気持ちになる方もいるかもしれません。メンバーにもこの先迷惑を掛けてしまうことになり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と言いつつも、メンバーは祝福してくれたことを明かした。今後については、出産を終えた後は復帰し、卒業ライブを行う予定だと話していたが、この動画にファンからは、「卒業しなくていいと思う!」「続けたかったら卒業しなくてもいい」という声が寄せられている。
この報告を受け入れがたいファンの声も見受けられたが、新しいアイドルの形を支持する声も多く寄せられていた。
記事内の引用について
幻.no公式ツイッターより https://twitter.com/maboten_info
水神結真の公式ツイッターより https://twitter.com/yumatti_mbrs
2020年06月23日 13時00分 リアルライブ
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12184-200034208/
さて、アイドルの結婚ということに関しては、まあ、よくある話である。我々が若いころ、今でいうところの80年代アイドルというようなときは、アイドルはトイレにもいかないというような感じで言われていた。もともと芸能人というのは、「銀幕の世界」という他の世界にあり、プライベートはほとんど一般人には垣間見ることすらできなかったという。80年代アイドルは、そのような状況を受けてか、やはり「汚い物」「ファンの喜ばないもの」はしないというように思われていた。そもそも「アイドル」という言葉が出始めたのもこの時代前後であり、この人々を「人間とは異なる偶像」ということから「アイドル」というように名付けて活動させていたのである。
さて、そのアイドルが変わったのが「おニャン子クラブ」であろう。秋元康という人物は、私からすれば「テレビと一般の社会の垣根を壊した破壊者」である。もちろん破壊を喜ぶ人もいるかもしれないが、実際には、垣根があった方がよかったのではないかという気がする。つまり「特別な存在」から「身近な存在」にアイドルを変えてしまったのである。おニャン子クラブではないが「会いに行けるアイドル」などというコンセプトは、テレビの特別性を全く無視してしまったボーダレスの存在になったのである。
このことから、「誰でもがアイドルになれる時代」になり、また「アイドルも人目をはばからずに恋愛をする」時代になった。もちろん、それだけファンも「偶像」ではなく「人間の一部」というようになってしまったのではないか。徐々に「猫も杓子も」というような感じになってしまったような気がする。もちろん「会いに行ける」という感覚を勘違いしてチカアイドルを襲撃するような事件も出てきてしまうし、アイドルに対するストーカーなども出てきてしまうのは、このぼーだれるが一つの要因であると思う。
さて、当然にそのような状況になれば「エロ」も普通に行われるようになり、同時に、当該エロに関して言えば、「妊娠」ということも出てきてしまう。アイドルが一気に家庭のにおいや生活感が出てくることになってしまう。もちろんそれが悪いわけではないが、一方で、80年代アイドルのように「アイドルをおかずにした自慰行為」などというのはなくなってくることになる。
そして上記の内容になると「未婚のまま妊娠」ということになるのである。今回の件に関しては、相手の男性もわかっており、結婚を予定しているということであるからよいが、そうではなく、「男遊びが激しいアイドルが未婚のまま妊娠」などというようなこともあるかもしれないのである。まあ、男遊びが激しいアイドルというのもまたそれはそれでよいかもしれないし、なかなか貴重な存在かもしれないがそれだけリスクは大きくなる。
つまり「舞台の上と下のボーダレス時代」をどのように考えるか、そしてそのボーダレスがエロの分野まで出てきたときにどのように対応するのかということは非常に大きな問題ではないかと考えられるのである。
恋愛であり、「幸せな報告」であればよいが「望まない妊娠」などの場合どのように考えるのか。アイドルという「多くの人が目にする人」であり、もともとは「偶像」であった人々が、時代を超えて今後どのような活動になりそして、どのようなファンとの関係になるのか、そのことはかなり大きな問題の一つとして考えなければならない状態になるだろう。
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