「宇田川源流」【土曜日のエロ】 土曜にのエロで本の書評というのもおかしな話だが作家がセクシー女優となるとなんとなくここで扱いたくなる不思議

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 土曜にのエロで本の書評というのもおかしな話だが作家がセクシー女優となるとなんとなくここで扱いたくなる不思議

 今週もまあコロナウイルスであった。もう毎週コロナウイルスについて書いているような気がするので、あまり面白くない。しかし、それでもなんとなくしなければならないので、なんとなく書いている。というか他のニュースがほとんど見ることがないというような感じになっているのが気になる。

コロナウイルスでも、今週はセンバツ高校野球の「中止」それに東京ディズニーリゾートの臨時休園の「延期」そしてアメリカが中国やヨーロッパなどからの入国の禁止、そして、月曜日に起きた世界同時株安というように、なんとなくいやな流れになっている。まあ、世界同時株安が、そのまま戦争などに代わるということではないが、これらの動きは、経済のナショナリズム化を推進するものであり、なおかつ、敵味方を分けやすい「ブロック経済」が出てくるようになるという感じになるのではないか。

ブロック経済になり、そのブロックによって格差や偏りが出てくるようになると、単純に、「相手のブロックの妨害」や「スパイ」そして「そのブロック経済の破壊」ということが行われるようになり、そして、戦争になるというような感じになるのである。なにも戦争になるのは植民地政策ばかりではなく、これらの経済的な動きが大きくなることが最も大きな問題になるのである。

第二次世界大戦もその世界同時株安が引き金になり、そのうえで、徐々にブロック経済化が進み、そして、そのブロック経済化の中で後進国となったドイツが暴発するということになる。もちろん日本もそこに乗せられた形になり、当時の国際連盟を脱退するということになるのである。

まあ、そのような物騒なことがなんとなく想起される動きであったような気がする。


そのような場合は「エロ」を大きく考えることによって、平和になるのもである。「テロよりエロ」今こそそのことが最も重要ではないか。


紗倉まな“老人の性”テーマの小説刊行「タブーとされた部分をモチーフに」

 2月26日、セクシー女優の紗倉まなが自身3冊目となる小説『春、死なん』の刊行記念記者会見を行った。

 現役トップセクシー女優が「老人の恋と性」を描いた同作。今回の執筆にあたり、紗倉は「取材はせず、身近な人の日常話を聞いてモチーフにしました」と明かした。

 「春、死なん」の主人公は70歳の男性。26歳の紗倉にとって一見遠い存在だが、書きづらさはなく、むしろ書きやすかったという。

 「AVリリースイベントのときに、60~80代の年配の方も来てくれます。遠い存在に思われるかもしれませんが、身近な親近感があります。五輪の影響でエロ本に規制があって、そういうのがなくなっていくと性欲や寂しさを補うものは?と興味があり、高齢者の性につながりました」と、その理由を語る。

 すっかり若き女性作家となった紗倉だが、意外にも子供のころは小説が嫌いだったようだ。

「作文も先生に怒られたり減点されて、苦手で触れてこなかった。親友に文芸誌を進められて、そこから好きになりました」と、小説好きになった経緯を明かした。

 そんな紗倉の好きな作家は、桜庭一樹と村上春樹とのこと。しかし、自身の肩書に関しては謙虚。今作は文芸誌で連載していた小説とあって、「世間の目は小説家・紗倉になる」と問われたが、「肩書に作家が増えるのは違う気がして…。私はエロ屋として長く続けられればと思う。書きたいことがポンポン浮かんでいるので、作品に落とし込めれば」と話した。

 最後に、今作の見どころを聞かれると、「高齢者の性、母親の性。一般でタブーとされた部分をモチーフに、家族や会社での自分の担う役割にしがらみや窮屈さを感じる人は年齢を捉われないで読めると思います」とコメントした。

2020年02月28日 20時30分 週刊実話

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12151-579039/


 日本の歴史を見ていると、「平和な時代だけがエロが流行る」という構図になっている。単純に言えば、昔々の古代はちょっと文字が残っていないのでわからないが、しかし、何らかの形でエロがあるから、子孫が残っているのである。

そして平安時代、長きにわたって戦争のない時代。この時代に日本初のエロ文学「源氏物語」が出てくる。まあ、源氏物語を初めて読んだときには驚いた。古文の授業で「失楽園」のような愛憎劇を読まされるのである。まあ、エロはそのような感じで見えていたのではないか。このほかにも今昔物語のように説話集があり、その中にも愛憎劇などが様々書かれている。両方に特徴的なのは、「生霊や死霊が、好きな男や女を求めてこの世を徘徊する」のである。まあ、「徘徊」ではなく「彷徨う」という感じなのであろうか。迷っているから「幽霊」なのである。

その後、鎌倉時代なども、あまりエロはない。武士の世の中はそのようなことをすると軟弱と思われていたのと同時に、やはり、男色の傾向も強かったのではないか。まあ、この少し後に「稚児草紙」などが編まれるので、そのへんのところはかなり進んでいたのかもしれない。

室町時代も、なんとなく戦争ばかりしているからあまり良いエロの時代にはならない。次にエロの時代が来る「長期間の平和」は元禄時代であり、その後化政文化になると、黄表紙本などが出てきて、普通に浮世絵などが手に入るようになる。まあ、その辺の話はそれなりに専門家も多いのでそちらに任せることにしよう。

このように考えると、例えば大東亜戦争時代にエロの文学ができていない。現在のようにAVや官能小説があるというのは、それなりに素晴らしい平和な時代な話になるのである。

さて、そして現在になると「平和も極まる」という感じがする。誰でもが自分の体験を文字に残せるようになり、そしてその文字に残す内容がきわどいものも許されるようになる。ある意味でタブーがないということになるのであろう。

紗倉まなさんといえば、それなりに有名なセクシー女優である。その人が「老人の性」について小説を書いたという。もちろんこの文章を書いた時点で、私は読んではいない。

「取材はせず、身近な人の日常話を聞いてモチーフにしました」<上記より抜粋>

まさに、セクシー女優の「体験談」を期待するということになる。このような文章というのは、なんといっても「体験談」が最も強い。何しろその時の心理状態などもすべて見えてくるし、また、ある程度飾っていてもよいし、また盛ってあっても小説なのだから構わないのである。しかし、そのベースになるものが「体験談である」ということは、読者が頭の中で、想像しやすいということになる。そのことが最も重要であり、共感を得やすいということになるのではないか。

小説の中にあるのはやはり「共感」であり、その共感をどれくらい得られるかということが最も重要なのである。

その共感を得るということをどれくらいすることができるのか。その意味ではセクシー女優の偽りない、少し誇張して読みやすくした内容がもっとも面白いのかもしれない。

今度もこのような「体験に根差したエロ小説」が出てくることを希望する。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000