「宇田川源流」 「代役」といわれてしまっている「濃姫」役の川口春奈さんへの激励を今日は個人的に行いたいと思う

「宇田川源流」 「代役」といわれてしまっている「濃姫」役の川口春奈さんへの激励を今日は個人的に行いたいと思う

 さて、これはあくまでも私の個人のブログであり、また、どこかにスポンサーになっていただいているものではない。

そのために、この文章に関してはすべて私が責任を持つのどと同時に、この文章やネタの選び方はすべて私個人がやっている。また、昔のブログは「ニュース解説」と銘打っていたが、今では「宇田川源流」になっているので、実際には、そのようなニュースにこだわる必要もないというような感じになっている。

そのような感じであることから、最近では何となく、毎週「大河ドラマ」に関して書いている。まあ、これだけ長い前振りをしているので、教は個人的な意見を書かせていただこうと考えているので、ニュース解説を期待している方はまた明日以降お楽しみいただきたいと思う。

さて、「NHK大河ドラマ『麒麟がくる』における沢尻エリカ事件」はかなり大きな爪痕を残したといえる。まあ、あまり良い影響ではないことはすでに皆さんもご承知のとおりである。しかし、そのようなことをいつまでも言っていても仕方がない。人間はすぐに次に期待しなければならないのである。

そのような意味で現在川口春奈さんが濃姫の役になっている。

あえて私の希望を言うが、「代役」といわれないように頑張ってもらいたい。常にこのような場合「沢尻エリカの代役」という称号が付きまとってしまうのであるし、また彼女もそのように言われても何の抵抗もないと思う。しかし、それは役者としての実力でぜひとも羽化してもらいたいものではないか。初めのうちは代役である。しかし、すでにその役が自分でやりこなすようになてしまえば、それはすでに沢尻エリカの代役ではなく、川口の役になるのである。

 以前政治の世界で言えば、大平正芳首相が突然病に倒れ、そのあとを受けた鈴木善幸首相が、いつまでたっても「代理」と呼ばれていたという。実際に、総裁選で選ばれたにもかかわらずそのようになってしまっているのである。それだけ前の首相が強烈であったということになるのではないか。


川口春奈、大河「麒麟がくる」代役起用で初コメント「全身全霊で演じさせて頂いています」

 来年1月19日スタートのNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(日曜・後8時)に出演する女優・川口春奈(24)が13日、同局を通じてコメントを発表、併せて役衣装姿を公開した。代役決定後、初のコメントとなる。

 川口は、麻薬取締法違反の疑いで逮捕・起訴され、降板した女優・沢尻エリカ被告(33)の代役として起用されることが11月21日に発表され、今月3日から撮影に加わっていた。

 川口は「時代劇は初挑戦で、帰蝶という役柄を大切に、大胆かつ丁寧に、そして芯のある様を全身全霊で演じさせて頂いています。帰蝶は知れば知るほど奥が深く、激動の時代を生きた姿は皆様に共感して頂けると思いますので、是非ともご覧ください」とコメント。

 川口が演じるのは、主役の明智光秀(長谷川博己)の幼なじみで、後に織田信長(染谷将太)の正室となる斎藤道三(本木雅弘)の娘・帰蝶(濃姫)役。

 制作統括の落合将チーフ・プロデューサーは「戦国の美濃で守護代の娘に生まれた姫・帰蝶は、気丈に生きていくことを運命づけられた役柄です。川口さんの背筋の通った凛とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ち満ちていました。またその吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことのできる意思の強さを表現していただけると思いました。時代劇初挑戦の彼女が演じる戦国の姫の美しさと気高さを、是非ご期待いただきたいと思います」と川口の起用理由を説明している。

スポーツ報知2019年12月13日15時05分

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20191213-134-OHT1T50112


 ある意味で、「舞台が役者を作る」という言葉がある。実際に、始めたときはそれほどの力がなかったとしても、舞台で役柄を持ってしまえば、その役柄を演じきった瞬間に、その役者が舞台によって育てられるということになる。

以前、やはり政治の話であるが、小泉進次郎氏が衆議院に当選して間もない頃であったが、その時に、自民党本部の喫茶室でご一緒したことがある。

年齢がかろうじて私の方が上なので、会った場所もあるので、向こうから声をかけてくれた。その時に「私は今後どのようにしたらよいでしょうか」といわれたのである。「私は政治家ではないからいろいろと教えることはできませんが、一新聞の編集として言えるのは、『小泉純一郎の子供』といわれないように、そして『あの小泉純一郎は小泉進次郎のお父さんだったんだって』といわれるように頑張ってください」と申し上げたことがある。

もちろん向こうが覚えているかどうかは不明だ。しかし、その言葉は覚えていていただいたのか、今では小泉進次郎という名前の方が父で元首相の小泉純一郎よりも聞くようになったのではないか。

さて、話を戻そう。

川口春奈さんは、この帰蝶役を演じることによって、たぶん大きな役者になるものと考えられる。実際に「麒麟がくる」の中で、帰蝶の果たす役割は大きい。

三野国出身の明智光秀にとって、帰蝶の父である斎藤道三は、美濃のマムシといわたほどの大大名であり明智家にとっては主筋に当たる家柄である。そして、帰蝶の母である小見の方は、明智家の人間であるから、帰蝶と光秀はそれほど遠くない親戚である。

その親戚が明智光秀の主筋に当たる織田信長の正室になるのである。そして、その光秀の妻煕子の妹が「妻木殿」といって信長の愛妾となるのである。この信長、斎藤道三、明智光秀を取り巻く中の中心にいるのが川口春奈演じる帰蝶の役回りであり、そして、本能寺の変まで紹介からずっと生き続けているこの物語の生き証人になるということになろう。

「戦国の美濃で守護代の娘に生まれた姫・帰蝶は、気丈に生きていくことを運命づけられた役柄です。川口さんの背筋の通った凛とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ち満ちていました。またその吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことのできる意思の強さを表現していただけると思いました。時代劇初挑戦の彼女が演じる戦国の姫の美しさと気高さを、是非ご期待いただきたいと思います」<上記より抜粋>

実際に私自身、演技のことなどはわからない。しかし、「意志が強く、凛とした立ち姿」というのは、まさに、私の持ってる「弱いだけではなく、夫を支え、場合によっては夫に代わって城を守る内に秘めた強さを持つ内室」という、そして「信長の最も信頼のおける参謀」という感覚をうまく伝えていただけるのではないか。プロデューサーがそのように考えてくれているということが最も良い点ではないかと思う。

正直、今回の話があるまで、別段意識をしてみたことのない女優さんであるが、この麒麟がくるが終わった時に、「川口春奈さんでよかった」と思えるような内容になってもらいたい。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000