<現代陰謀説> 陰謀の代償として差し出されたウィキリークス・アサンジ容疑者の末路
<現代陰謀説> 陰謀の代償として差し出されたウィキリークス・アサンジ容疑者の末路
近年の秘密暴露事件で最も話題になったんのが「ウィキリークス事件」であろう。そのウィキリークスの代表であるジュリアン・アサンジ容疑者が逮捕された。イギリス国内のエクアドルの施設を提供し、そのまま中で守られていたのであるが、そのエクアドルが、アサンジ容疑者の保護をやめ、イギリスの警察に実質的に引き渡したということになっている。
さて、そもそもウィキリークス事件とはどういう事件であったのか。 そもそもこの事件は、2010年11月28日よりウィキリークスでアメリカ合衆国の機密文書が公開された事件のことを言う。文書の内訳は、機密扱いされていない (Unclassified) 文書が130,000件以上、秘 (Confidential) 文書が約100,000件、高レベルの機密 (Secret) 文書が約15,000件、極秘 (Top secret) 文書はなし、とされている。その舞台となったネット上のウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジは、自称オーストラリアのジャーナリストである。ウィキリークス事件の後、2010年11月下旬、エクアドルの外務副長は「無条件だ。ならば彼はインターネットに留まらず、さまざまな形のパブリックフォーラムで自由に情報を提供し、あらゆる資料を保有できる」と語り、アサンジに居住を提供する構えを見せた。副長官は、アサンジと対話を始めることがエクアドルの利益に繋がると考えたようだ。2012年6月、性的暴行容疑(上記)にて、スウェーデン移送が決定されると、アサンジは移送を回避するために反米左派政権のエクアドルへの亡命を目指し、ロンドンの駐英エクアドル大使館に政治亡命を申請した。申請は同年8月に認められた。エクアドルはアサンジの自国への入国を要請しているが、イギリス政府はアサンジがエクアドル大使館の外に出た場合、保釈違反で身柄拘束する方針としている。 しかし、2019年4月11日、イギリス警察によって逮捕された。同日、エクアドルのレニン・モレノ大統領は、アサンジが行った大使館内での奇行を取り上げ、「エクアドルは寛大な国だが、限度がある」と言及。逮捕の契機にはエクアドル側からの追放処分があったことを明らかにしている。 アサンジ容疑者は「大使館をスパイ活動の拠点に」 エクアドル大統領が非難 ロンドンのエクアドル大使館で逮捕された内部告発サイト「ウィキリークス」の共同創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(47)について、同国のレニン・モレノ大統領は14日、アサンジ容疑者が大使館を「スパイ活動の拠点」として使っていたと批判した。この日に公開されたイギリス紙ガーディアンのインタビューに答えた。 モレノ大統領はインタビューで、エクアドルの前政権がアサンジ容疑者に対し、他国の内政に「干渉するため」の設備を提供していたと述べた。 2017年に大統領に就任したモレノ氏は、エクアドルが7年間にわたってアサンジ容疑者を保護していたのを中止したことについて、「エクアドルは政情不安を引き起こすいかなる行為も非難する。なぜなら我々は主権国家であり、どの国の内政も尊重するからだ」と主張した。 モレノ氏はさらに、「我々の大使館は扉が開かれているが、スパイ活動の拠点となることは許されない」と話した。 「まず言いたいのは、イギリスの警察を大使館の中に立ち入らせるという違法で前代未聞の行為を正当化するために、エクアドル政府がここ数日間、とんでもない主張をしているということだ」と話した。 その上でロビンソン氏は、アサンジ容疑者に関して、アメリカ国防総省のコンピューターへの侵入を共謀したとする嫌疑が出ていることに言及。アサンジ容疑者はアメリカへ身柄が引き渡されるのを懸念していたが、その懸念が正しかったことが証明されたと述べた。 アサンジ容疑者は2010年、スウェーデンでの性的暴行の容疑で、イギリス警察に逮捕された。保釈中の2012年、ロンドンのエクアドル大使館に亡命を申請。保釈の際には裁判所への出頭などの条件が付けられていたが、アサンジ容疑者はそれに違反したとして、今回の逮捕につながった。 アサンジ容疑者は今回の逮捕容疑で有罪判決を受けており、最長1年間の拘禁刑が言い渡される。 また、今後は自身の身柄のアメリカへの引き渡しについて争うとみられる。
(英語記事 Assange used embassy for 'spying' - Ecuador) BBC 2019年04月15日 https://www.bbc.com/japanese/47931380
リークス事件が起きた当時、よく言われていたのがオバマ大統領によるCIAの縮小である。もともとハッカーとしても活動していたアサンジ容疑者は、CIAのエージェントでハッカーをやっていたといわれている。それがオバマ大統領による「平和主義外交」は、そのまま情報に関する部門の縮小を意味し、軍事やCIAの予算は3分の1に縮小されたのである。その縮小の影響から、アサンジ容疑者は、国籍も違うことからカットされてしまい、 けられたうえで、アサンジ容疑者の方が大きくなければ保護はできない。つまり、保護してもらえるだけの価値を自分で創造しなければならない。その創造するないようができなくなった状態で、アサンジ容疑者の運命は決まったといえる。 同時に、そのことができないということは、つまり、アサンジ容疑者がウィキリークスを作った作るにあたって、上記の内容でCIAの関係で秘密をリークしたのではないかということになる。まさに、アサンジ容疑者単独であったのか、あるいは、CIAの権限を使ったのかということが明らかになる。まさに、権限を不正利用したのかどうかということが非常に大きな問題になるのである。 つまり、自分で自分の価値を作ることができるかできないかが大きな問題になるのである。これが「裏切者」の末路なのである。
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