「宇田川源流」【日本報道検証】 総裁選についてあまり発言はしないつもりだったがステマはひどすぎる

「宇田川源流」【日本報道検証】 総裁選についてあまり発言はしないつもりだったがステマはひどすぎる


 毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」として、まあニュース解説というか、またはそれに関連するトリビアの披露とか、報道に関する内容を言ってみたり、または、報道に関する感想や社会的な問題点、日本人の文化性から見た内容を書き込んでいる。実際に、宇田川が何を感じているかということが共有できれば良いと思っているので、よろしくお願いいたます。

 さて今回は、自民党総裁選挙における小泉進次郎陣営でのステルスマーケティングについて見てみたいと思います。

まずその前に私は、今回の総裁選挙において誰を応援しているなど、私の支持を表明していない。また今後(と言っても明後日の10月4にが投票日ですが)その支持表明を行う気もない。基本的に誰も「一長一短」である。また、あまり介入しないで、第三者的に総裁選を見るのもなかなか面白いというのもある。もちろん期待している候補はいるが、その名前を明かす必要はない。

さて、そのような中で事件が発生した。最も本命とみられていた小泉進次郎候補の陣営で様々な「不適格事項」が出てきたということになる。

初めは、「台本を読む」ということである。もちろん、何らかの演説で台本を作ることは問題ではないし、大なり小なり、メモや台本を作ることはあるが、小泉候補は全てが他人の政策であるということになる。この内容は「手段と目的を間違っている」ということに他ならない。本来は「自分の政策を実現したいから最終的に総理総裁となって政策を実現する」のであり、その確たる政策がなければならない。その政策は、「どの様な日本にするか」という国家像が必要であり、その国家像に向かって政策が実現されるということになるのである。しかし、小泉氏にしてみれば、「総理大臣になりたいから、政策を発言している」ということでしかなく、総理大臣になることが目的になってしまっているということを示すものになるのである。勉強をしたいから大学に入るのではない今の若者に近いのであるが、それでは日本の住隊を避けられないことになってしまうのであろう。

その様に「政策が国家像がない」ということが、そのまま「主義主張に関係なく、多くの議員が総理大臣を利用するために集まる」というような議員になってしまう。小泉支持を打ち出した議員たちも、当初92人いたが、その銀たちも国家観がなく本気で日本のことを考えていないということになってしまう。まさに、そのような人ばかりが集まるから自民党が衰退するということになってしまうのである。

<参考記事>

【ポスト石破】ネット大荒れ「見苦しい」「国民なめるな」小泉陣営のステマ女性議員→言い訳コメントで火に油 高市氏支持議員にコメ晒され再炎上 「さすがにこれは」「アウト」「そんな言い訳だれが信じるか」

9/26(金) デイリースポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/29f2d575c1dcbcad8bf74a1051219d187268913c

<以上参考記事>

 さて、「議員」は「大臣ポスト」等で釣ればなんとかなるのかもしれないが、国民有権者はそのようなことにはならない。そこで党員票の支持が集まらないということになったのである。そのことから、牧島カレン小泉陣営広報担当は、小泉氏の動画等への応援コメントを求めるメールを支援者に送った。その様に「コメントをヤラセで着ける」こと自体がおかしい。つまり、支援議員やその幹部は小泉候補が政策がないということを知っているということになるのである。そのことから国民有権者に支持が集まらないということになる。単純に「小泉人気」というのは過去栄光でしかなく、その過去の性行為縋り付く見苦しい姿が映ることになる。

その様にしないために「ヤラセ」を行ったということになる。そのうえ、ご丁寧に「例文」迄挙げられていたという。

・ようやく真打ち登場!

・これは本命候補でしょ!

・総裁まちがいなし

・あの石破さんを説得できたのスゴい

・なんか顔つき変わった!?

・去年より渋みが増したか

・泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね

・困った時のピンチヒッター感ある

・期待感しかないでしょ

・野党への切り返しはするどかったぞ

・コメ大臣は賛否両論だけど、スピード感はあったな

・単純にいい人そうなんだよな~

・確かに若手の面倒見良さそう

・むやみに敵を作るタイプじゃない

・頼む 自民党を立て直してくれ

・「保守政党 自民党の神髄」出ました

・ビジネスエセ保守に負けるな

・奇をてらわず、実直に仕事してくれる人がいい

・もう一度自民党に期待させてくれ

・谷垣総裁みたいに「みんなでやろうぜ!」

・チーム進次郎は仲間が多いからなあ

・前回は議員票が一番多かったもんな

・側(そば)で見てる人は分かってるんだよ

・やっぱり仲間がいないと政策は進まないよ

 その例文24がこれである。そしてこの文章と全く同じものが数十見つかっているのであるから、支援する側も「本気ではなく義理で行っている」ということにしかならないのである。本当に困ったものだ。

さてこのようなことをする人物が総理になったらどのようになるのであろうか。そもそもステマで国民をコントロールするかもしれないし、また、そもそも国家論がないのであるから、何をするかわからな。自分の権力のために手段を択ばないということになってしまうのである。そして、そのことがマスコミのネタになるのであろう。

ネット上では、小泉候補は出馬を辞退すべきという意見が大勢を占めてきている。この人物を自民党総裁にしても、自民党が衰退することは目絵に見えているからである。そして大多数の「自民党を衰退させたい人々による報道」が彼を守っているということになる。

さて、実際にはどのようになるのか。もしも小泉になった場合に、小泉新総裁はこのはじめからマイナスを抱えた政治をどのように対処するのであろうか。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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