「宇田川源流」【日本万歳!】 奉祝!悠仁殿下成年式
「宇田川源流」【日本万歳!】 奉祝!悠仁殿下成年式
毎週月曜日は、「日本万歳!」をお届けしている。日本の素晴らしいところや、日本が賞賛されている記事を参考記事として、その内容を分析し、日本の何が称賛されているのかということ、日本のどのようなところが、他の国とは異なるのかということを明らかにし、そのうえで、日本人が日常としてあまり考えていないすばらしさを再認識しようということである。
毎週月曜日は、多くの人々が「マンデーブルー」ということを口にするくらい、土曜日と日曜日の休みと、月曜日からの働く毎日が辛いということもある。しかし、日本のすばらしさはそのように「特別ではない、毎日を働くすべての日本人」が、その素晴らしさを作っているということになるのです。そのようなことから、日本人の皆さんが自分自身に日本人としてのすばらしさを自覚し誇りを持てるということを期待して、この連載を行っている。
さて、そうはいっても実は日本のすばらしさは1月には正月の様々な行事に結集しているといって過言ではない。以前森喜朗氏が首相であった時に「日本は神の国」といってマスコミが一斉に反発したが、実際に私自身は日本は神の国であると思っている。もちろんか身に守られているということではなく、神が存在していると考えている。他の国の宗教とは異なり、日本は「八百万の神々」の国であり、その神々がどこにでもいるということになる。もちろん日本的な考え方であるという事であろう。
さて、その「神」の中の一柱が、天皇陛下である。そしてその天皇陛下を中心にした皇族と公家がその天皇の政治を支えるということになっている。現在の政治の混乱などは、昔の公家が見れどのように映るのであろうか。「公家」とは、当然に「自分よりも公を考える」ということであり、他の私人(庶民)は自分の生活のことを考えればよいが公家や皇族は国や公のことを考える。そのような気持ちが、現在の政治簡易どれくらい持っているのか。皇室のことを語れば、どうしても現代の不満が先に立って出てきてしまう。
<参考記事>
悠仁さま取材に応じる 「成年式終え安堵」と笑顔、抱負も
9/6(土) 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/2de727db18ac6ca6af8ca8a474f80e9aac50fd18
<以上参考記事>
さて、秋篠宮家の悠仁殿下が成年式を行われた。
成年式とは、皇族男子が成年に達した際に行われる。なお皇室典範において、天皇・皇太子・皇太孫の成年は18歳(22条)でその他の皇族についての年齢規定は無いが、民法の規定に従い20歳になった際に行われている。要するに今までは秋篠宮家の未成年殿下であった悠仁様が、これからは一つの宮家を構成する殿下になられるということになる。日本の国内では将来の天皇になるということで認識されているがその前に皇族として一つの宮家を構成するということが重要なステップである。
まずはこの成年式では冠を賜うの儀がある。成年となった皇族男子の自宅で、天皇に遣わされた使者から、皇族男子が冠を受け取る。加冠の儀(かかんのぎ)とは成年となった皇族男子は、未成年の装束である闕腋袍(けってきのほう)に白絹の袴という出で立ちで、手には笏を持ち、頭には未成年の被り物である空頂黒幘(くうちょうこくさく)を被った姿で、先導役に導かれて天皇・皇后および参列者の待つ皇居内の広間へ入場する。次いで加冠役が空頂黒幘を外し、燕尾纓(えんびのえい)の付いた冠を被せ、冠に掛緒を付けた後、あごで結び、緒の両端を切り落とす。
つづいて成年した皇族男子が、天皇・皇后の前へ歩み出て感謝と覚悟を奏上する。同様にして両親にも感謝の言葉を述べて、儀式は終了する。
成年した皇族男子は、この後、成年の装束である縫腋袍(ほうえきのほう)、垂纓(すいえい)の冠に着替え、宮中三殿を参拝する。
この宮中三殿参拝の後、朝見の儀が行われる。これは成年になってはじめて、天皇・皇后に会う儀式。洋装で行われる。九年酒を順番に口にし、儀式料理に箸を立てて、終了する。この後、身位に応じて勲章が授けられ、成年式が終了する。終了後しばらくの間に、成年を報告するために、陵墓や神社を参拝する。
これらの内容が一通り済んだ後に一つの宮家を構成するということになるのである。つまり、現在の天皇や天照大御神以来の先祖伝来の神々、そしてその周辺の神々に挨拶をして儀式を整えるということが最も重要なのである。今の人々に認められるというのではなく、日本を納め守ってきた神々に守られるということが最も重要絵ありまた信頼に値するということ、天皇として将来その力を備えているということを信頼得られる必要があるのだ。
平安絵巻の様という記事も散見されるが、実際にそれだけの伝統を持った儀式であり日本はそのようにしてきたのである。現在の今上陛下を支えまた自分が将来は支えられる天皇として、今はいろいろなものを吸収し様々なことを経験していただきたい。いや、日本は、皇族がこのようにつながってゆくということでまだまだ安泰なのだ。
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