「宇田川源流」【現代陰謀説】 他山の石ではない!戸籍のないフィリピンで中国人と判明して当選無効となった市長

「宇田川源流」【現代陰謀説】 他山の石ではない!戸籍のないフィリピンで中国人と判明して当選無効となった市長


 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現在このように普通に生きている中で、今まさに動いている陰謀ということを、現在公開されているニュースの中からその内容が見いだせるニュースをピックアップし、そしてその中にある「陰謀」を暴きだしてみたい、という内容である。もちろんニュースだけでは完全に不足していることから、それ以上の知識などが総動員されなければならないが、このブログではそこまでしようとは思っていない。それよりも「このような読み方をすれば、陰謀を読み分けることができる」ということをこの場で示したいと思っている。実際に、完全に見分けることは難しくても、ニュースの読み方を見てゆけばよいのではないかということとを考えている規格である。

 さて、陰謀というのは基本的には「戦争」に直結することが少なくない。結果論ではそのように物事がみえる。実際は「相手の国を、自国の思い通りにコントロールする」ということがあり、その場合、相手の国の事を考えて行うのではなく、自国の利益のために相手の国を使う、場合によっては相手国の政権を崩壊させるというようなことにつながるので、そのことが露見した場合に両国の関係は悪化し、その結果、「戦争」に繋がってしまうということがある。

 もちろん、善意による他国の介入というものがあるが、だいたいの場合、国の価値観が異なるのであるから、その価値観そのものを押し付けた結果を求められた場合、その内容が大きな問題として出てくることになるのではないか。またそのように外部からコントロールされていたことが明らかになれば、その外部勢力は当然に反発を覚えるということになる。

 そしてそのような陰謀の前には、相手国を観察するということが必要になる。その上で「戦争を覚悟した観察」を最後に行う必要がある。秘密兵器や、隠れた何かがあった場合は、戦争になって被害を被る可能性があるからだ。そのように考えれば、「陰謀を仕掛ける前」と「陰謀の終盤」のにかい、よく相手国を観察する必要があることは間違いがない。

<参考記事>

フィリピンの元市長の女性、中国人と判明し資格無効に―香港メディア

2025年07月01日 12時00分RecordChina

https://news.nifty.com/article/world/china/12181-4256689/

<以上参考記事>

 フィリピンの裁判所が27日、タルラック州バンバン市の市長は、2022年に当選したが2024ンrンにマネーロンダリングなどの問題があり、また、そのマネーロンダリングの資金が人身売買やインターネット詐欺、麻薬などの犯罪のグループとつながっている組織の資金dねあったということから、金銭スキャンダルが報じられていた。特にこのインターネット詐欺に関しては、今話題のミャンマーの「犯罪都市」にからんでいるものであるということが言われている。その真相はわからないが、犯罪都市に関しては、中国マフィアが大きくかかわっているということが日本でも報じられていて、その犯罪都市に日本人もいたということが話題になる。その犯罪都市がらみのマネーロンダリングを、このフィリピンの市長がやっていたということなのである。

さて、そのアリス・グオ元市長は、犯罪組織とのつながりが疑われる中で「中国のスパイではないか」との疑惑も発生。グオ氏はフィリピン人の父親と中国人の母親の間に生まれたと主張していたが、裁判所は指紋鑑定などの結果から「1990年に福建省で生まれ、中国人の両親を持つ。9歳のときにフィリピンに入国した中国人である」と認定した。この入国の態様もあまり良いものではなく、判決には書かれていないが裁判中は「不法に入国した」というような証拠が裁判上で提出されていたのである。

そのうえで、「中国人であり国籍を偽っていたので、市長としての当選を当初から無効とする」という判決が下りたのである。

 さて、これは他山の石ではない。日本においても「中国人」であるかどうかが不明な場合阿少なくない。また、その政策的な主張が日本のためではなく中国のためとしか思えないような政策を掲げていることが少なくない。そのうえ、彼らが日本で決まって主張するのが「選択的夫婦別姓」である。つまり、戸籍を無効にしてしまえば、今回のフィリピンのように、中国人が日本の首長長選挙や国会議員選挙に立候補することもありうる。こうなれば、完全に、日本は日本人のための国ではなくなってしまう。日本人は、外国から入ってくる多くの国、特に中国人の生活のために多くの税金を搾り取られ、生活もろくにできなくなるというような未来が待っているのである。

フィリピンは、現在南シナ海をめぐって中国と敵対関係にあり、日本はその防衛に力を貸してているが、そのようなことを、今回中国が「政治家を中国人のまま立候補し当選させる」というようなことを行い、そのことによって、中国に向いた政治を意のままにしようとした。そのうえで、国際的な犯罪を業生死を撒きこんで正当化しようとしていたのである。

はっきり言ってしまって、このようなことをやるのが中国であり、そのようにして「軍事的な内容」ではなく、「超限戦的な方法で敵国を占領する」ということを画策しているのである。

皆さん、これで選択的夫婦別姓で、中国人が狙っていることがよくわかるのではないか。また、そのことで日本人が負う不利益がよくわかるのではないか。単純に目の前の人参で、国を売ってしまうようなことがないようにしなければならない。そして、日本人はこのようなニュースをしっかりと検証し、日本を守らなければならない。国を失ってからでは後悔しても遅いのである。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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