「宇田川源流」【現代陰謀説】 アメリカがイラン攻撃を早々に切り上げた中国空母の太平洋進出
「宇田川源流」【現代陰謀説】 アメリカがイラン攻撃を早々に切り上げた中国空母の太平洋進出
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現在このように普通に生きている中で、今まさに動いている陰謀ということを、現在公開されているニュースの中からその内容が見いだせるニュースをピックアップし、そしてその中にある「陰謀」を暴きだしてみたい、という内容である。もちろんニュースだけでは完全に不足していることから、それ以上の知識などが総動員されなければならないが、このブログではそこまでしようとは思っていない。それよりも「このような読み方をすれば、陰謀を読み分けることができる」ということをこの場で示したいと思っている。実際に、完全に見分けることは難しくても、ニュースの読み方を見てゆけばよいのではないかということとを考えている連載である。
さて、陰謀というのは基本的には「戦争」に直結することが少なくない。結果論ではそのように物事がみえる。実際は「相手の国を、自国の思い通りにコントロールする」ということがあり、その場合、相手の国の事を考えて行うのではなく、自国の利益のために相手の国を使う、場合によっては相手国の政権を崩壊させるというようなことにつながるので、そのことが露見した場合に両国の関係は悪化し、その結果、「戦争」に繋がってしまうということがある。
もちろん、善意による他国の介入というものがあるが、だいたいの場合、国の価値観が異なるのであるから、その価値観そのものを押し付けた結果を求められた場合、その内容が大きな問題として出てくることになるのではないか。またそのように外部からコントロールされていたことが明らかになれば、その外部勢力は当然に反発を覚えるということになる。
そしてそのような陰謀の前には、相手国を観察するということが必要になる。その上で「戦争を覚悟した観察」を最後に行う必要がある。秘密兵器や、隠れた何かがあった場合は、戦争になって被害を被る可能性があるからだ。そのように考えれば、「陰謀を仕掛ける前」と「陰謀の終盤」のにかい、よく相手国を観察する必要があることは間違いがない。
<参考記事>
中国空母2隻の航跡、防衛省が異例の公表 「第2列島線」超え活発
6/18(水) 朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/b210ade19619b6fb8d90d9822cb8114539b3b905
<以上参考記事>
なぜか日本ではあまり大きく報じられていないのが中国の空母二隻がに恩の太平洋側で演習を行っていることである。この「報じられていない」という一事を見ても、日本のマスコミの報道空間が以下に中国びいきというか日本の危機を全く察知できない状態になっているかということを示す一つではないか。例えば逆に日本の自衛隊が中国の沿岸(領海ではないとしても)で演習を行った場合、中国はどのような報道を行い、また、中国の日飛び地やマスコミはどのような反応を示すかといえば、想像がつくはずであろう。それだけ、報道空間における中国の工作は浸透してしまっているということを示す一つの事例であろう。
さて、日本が全く危機感を感じていない間に、中国は着実に戦争の準備をしている。もちろん「日本に対して」と限定するものではない。第一攻撃派間違いなく台湾であろう。しかし、そのついでといっては変な言い方であるが、日本は間違いなく中国も狙っている。
なぜそのように言えるのか。
その様に質問する人に、逆に質問してみよう。「なぜ中国の空母の演習は台湾沖ではなく日本の沖合でやっているのか」この問いに、日本を攻撃しないというようなしっかりとした根拠を入れて答えることができるのか。あえて私は行く必要もないと思っているが、日本は攻撃されないなどと思っている人は、この問いを自問自答してみればよい。太平洋に面し、そして世界第6位のEEZの面積を持ち、石炭や石油天然ガスなどの地下資源に改定には豊富なレアアースの資源が馬ッている。そのうえその国の国民は全く抵抗する意思がなく、尚かうt「憲法9条があるから大丈夫」などと言って武装もせず、日々の生活と自堕落な生活だけを享受している。そのうえ、その生活の糧であるものも特に守る意思もなく、詐欺などで簡単に手放してしまうくらい警戒心のない国である。そのような「取ってください」といわれているような環境が横にあるのに、何故その国を取らないでいる必要があるのであろうか。
逆に言えば、日本はそれだけ無防備なのに何もしていないということであり、そのような国を狙っている中国が隣国にあるということである。そしてその「視察を兼ねた演習」をしているということになるのである。
アメリカのトランプ大統領は、すでに「自国は自国で守るもの」といい「安全保障条約には不公平という欠陥がある」ということを主張している。まさに日本は自分で自分の国を守らなければならない状態に追い込まれているのである。
次の参議院選挙でそのようなことまでしっかりと考えて投票すべきではないか。
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