「宇田川源流」【現代陰謀説】 陰謀渦巻くUSAID
「宇田川源流」【現代陰謀説】 陰謀渦巻くUSAID
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。一般の陰謀論を話すのではない。日本における一般の陰謀論は、「陰謀だから」と言って、そのまま思考停止をしてしまう。ユダヤとかイルミナティとか、ディープステートとか、そのような話をしているが、基本的に何が目的で何をしているのか、本体が誰なにかも全くわからない具体性のない話である。そしてそのような話は、基本的に「何か事件があった時の後講釈」であり、なおかつ、「その陰謀を仕掛けた人との間で交渉も対抗もできない」という不思議な内容である。まさに子供のころに見た「悪の組織」である「悪を行うことが目的であるかのような組織」出しかない人々の話で、そのまま「陰謀だということによってそのまま思考停止」をしてしまう話である。
そのような陰謀論を話していると、人格を疑われる。
しかし、そのような荒唐無稽なものではなく、陰謀は実際に存在する。その「実際に存在する陰謀」をしっかりと見て、どの様にその内容を防げるのかということを解析してゆくということが重要なのではないか。
さて今回は、現在のアメリカでもっとも興味深い内容がUSAIDということになるのではないか。
そもそもUSAIDというのは、アメリカの国際協力を行う「国際開発局」という機関であり、日本でいえばJICAや国際協力銀行のような場所である。発展途上国を含む多くの国と様々なプロジェクトを行い、国家の発展に寄与するというようなことになる。そのような帰還をアメリカが閉鎖するというのは、かなり大きなものである。日本で言えば、一気にODAなどを急にすべて止めてしまったというか、注視してしまったというようなものである。国際的な批判も十分にありうるが、それ以上の内容があるということになるのではないか。
逆に言えば、アメリカには、それだけの事情があったということになるのである。
<参考記事>
日本のメディア、SNS情報否定 「USAIDが資金提供」
2/19(水)共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/627afa30e5db790cb0975c0c653c50f1df27640a
<以上参考記事>
さて、現在私がわかっている内容をここに書いてゆこうと思う。
実際に、なぜUSAIDを解体までしなければならないのかということはよくわかっていない。しかし、いくつかの内容が出て来ている。まずはネットなどで言われているものを含め様々な内容を見てゆこうと思う。もちろんSNS等で言われているものも含む(当然に独自に取材した内容も含むこととする)のでその内容が必ずしも正しいということではないと思うが、その内容に関してみてゆかなければならない。
USAIDに関しては、海外に投資をしたり何か開発するということになるのである。当然に、そのような場所においては「財政の効率化」等ではなく、「人権重視」等になる。そのようなことから考えれば、ある程度の無駄も、実際はその国に投資するということになるので、大きな問題にならない。
今の日本でも同じであるが、人道とか人権というと、そのこと全体に苦情を言うことは人権をけがしているかのようになってしまう。逆に言えばそのような人権事業を使って悪い人やそのことで儲けようという人が多く出てくることになる。要するに「貧しい人や国を助けているふりをして、そのまま私腹を肥やしている」というようなことが噂されている。いや、それ以上にそのような「人権を騙った悪い人」が多くいることは間違いがない事実なのである。
そのようなことから、ネット上では「USAIDはリベラル勢力による闇の権力“ディープステート”の巣窟で、メディアはカネで操作されている」というようなことが言われている。もちろん、そもそもディープステートというような人々がいるということもよくわかっていない状態なので、そのようなことは全くよくわからないので、ネット上の噂のようなものとは限らない。同時に、政府の機関なので、民主党政権の間は当然に民主党に近い人々になる。その意味ではリベラル勢力の巣窟であるということは間違いがないことなのであろう。しかし、だからと言って閉鎖するということにまでいかないことになる。
一つは、このUSAIDが、前回2020年の選挙でトランプ大統領がバイデン候補に負けたその選挙資金の出どころになっていたというような話がある。それだけではなく、中国や左翼系のマスコミなどにも金がばらまかれているというような話になっている。日本のマスコミにも金が流れているというようなことがあったが、日本のマスコミは「金はもらっていない」などということを日本のSNS上で発表はしたものの、なぜかアメリカなどに苦情を言うことはしていないし、英語で潔白を表明していない。当然ンい潔白であるロいう証拠などがあるはずもない。昨今、フジテレビの「性上納事件」でマスコミ自体の信用があないにもかかわらず、そのような対応で信用されるのかはよくわからない。信用されていないので、SNSで書かれてしまうのであろう。日本のマスコミの信用とはその程度のものということになる。
当然にトランプ大統領は、アメリカ第一ということで政策をしているが、当然に、前回の復習もするということになるのである。
実はトランプ大統領の現在の背景には「茶会」といわれる勢力が存在する。ボス店tぃーパーティーとは異なるが、同じ「茶会」というような団体名を着けて呼称されている。まさにその茶会は「小さな政府」を目指している。まさにその茶会という集団は、そのまま大きな政府、例えばオバマケアなどをやっているオバマ政権を目の敵にしている。海外や人権というようなことを重視し国を弱くしている人々を排除するということになる。
そのような意味で、この集団は、オバマ・バイデンのようなアメリカ民主党政治を排除するということを目的としている。まさにその象徴的な集団がUSAIDなのである。
そのような政治的な背景を見ながら、片方で陰謀論を見てゆく。その陰謀論は何故受け入れられているのかを考えれば、その社会的背景も見えるのである。まさにその背景に関しては、また次の機会にしよう。
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