「宇田川源流」【土曜日のエロ】 裁判で明らかになった悪質メンズエステの恐喝手口
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 裁判で明らかになった悪質メンズエステの恐喝手口
今週も「土曜日のエロ」の日になった。むかしは、この内容は毎週土曜日の人間の本質というか、本能の部分をあからさまにだ出した部分をそのままに見てゆこうという話をしようと思っていた。人間の本質は仏教でいうところの108の煩悩をそのまま出してしまい、その煩悩を実現するために、ホッブスの「リヴァイアサン」に記載のあるように「万人の番人による闘争状態」をしてしまうということになるのである。
しかし、最近の事件では「金銭」ということが一つの原因になってしまっているのではないか。まさに、政治も経済もエロもすべてが金次第になってしまっている。いつから日本はこのように金の話ばかりになってしまったのではないか。正直な話、金は必要なのであるが、しかし人間の尊厳まですべて捨てて金の話にしてしまうなどということでよいのであろうか。まさにそのようなエロの話が多くなってきてしまっているのではないか。
まあ、そのエロの話の前に今週あったニュースを見てみよう。
今週のニュースは、やはりミャンマーの「犯罪都市」ではないか。ミャンマーとタイの国境沿いにある年に一万を超える人々が拉致されていて、中国のマフィアが仕切っていて、インターネット詐欺を行うようなことを強要していたということになっているのである。問題は様々な国から何千人というような人々がこの場所に拉致されてきて、そのまま監禁され、そして詐欺を強制的にやらされる。
そういえば、インターネットのメールなどを使った詐欺の言葉が何かおかしな日本語になっているのは、このようなところから送ってくるということになるのではないか。その拠点の一つが今回明らかになった。実際にほかにも拠点が多くあり、今後もタイの軍やミャンマーの国境警備隊によって検挙が続くことになる。
しかし、その検挙がわかれば、当然に中国のマフィアは場所を変えて行うだけの話だ。中国共産党は、当然にそのようなことは想定されているであろうが、一方でそのようなマフィアが金を稼せぎ、上納させれば、犯罪などは全くかけいないということになるのである。
さて、そのようなマフィアを「放置している」ということがどうなるのであろうか。逆にそのような手口を持っている人々は、日本ではどのようになるのであろうか。
<参考記事>
「(本番)やっちゃダメって言ったよね?」裁判で明らかになったメンズエステ”美人局”恐喝の悪質手口
2025年2月21日 7時0分 FRIDAYデジタル
https://news.livedoor.com/article/detail/28195516/
<以上参考記事>
そもそもメンズエステというのは、私は行ったことがないのでよくわからない。東南アジアのマッサージという場所があった。単純にマッサージを依頼したのであるが「スペシャルは?」と聞かれた。そもそもスペシャルとは性行為の事である。はっきり言ってその女性が好みであったらわからなかったが、全く好みの女性ではないことと、そもそもマッサージをするというのは、体が疲れているからに他ならない。そんな時にそんなことを言われても意味がないのである。
さて、そもそも「床屋」とか「マッサージ」など、個室で男女が二人になることが普通に行われる場所は、まさにそのような性行為があってもおかしくはないということになる。そのようなことから、海外においてはエステやマッサージ、床屋などでそのようなことが行われている。
それが日本でも行われている。その日本の現場が「メンズエステ」なのであろう。そもそも1990年代くらいから、男性がエステを行うようになり男性化粧品というような者が発売されるようになった。それまでは、「男性は中身で勝負するから、外見などは二の次である」ということであり、「美」ではなく「清潔」を重視していたのである。しかし、女性の社会進出などが大きく叫ばれるようになり、男女雇用機会均等法などが行われるようになってその効果が社会に大きく広がるようになってから、私が見たところ「女性の男性化」「男性の女性化」が進んでいる。ちなみに今はそれが次の段階、「両性の中性化」が進んでいるというような感じではないか。その辺の内容はまた今度にしよう。
さて、そのようになっていても男性も女性も「本能」というものはあるし、煩悩もしっかりと存在する。男性は社会的な存在としては「中性化」してゆくのかもしれないが、しかし、本能としては男性のままでありその欲望をどこかで吐き出さなければならないということになる。
そのような場所が徐々に行われてきていると言ことにある。
しかし、その「本能をむき出しにする場所」を逆に利用し「金銭欲」を満たそうとしている。まさにそれが「美人局」ということになるのである。
実際にどんな行為が行われたのかというのは、参考記事の方に譲るとして、その内容に関してやはり女性は女性の武器を使って、男性は欲望をむき出しにして、それが金銭的な大家に代わっている。そしてそれを「禁止行為をした」というようにしてより多くの金を恐喝するということになっている。逆に性行為をしてしまったという犯罪は、隠したいということになるので、結局は恐喝が成立してしまう。日本流の性行為を秘め事とする習慣に犯罪を隠したいという恥の文化をうまく使った犯罪ということになるのであろう。しかし、度が過ぎれば警察に相談されることになる。
まあ、そのような行為を行わないように考えなければ、いつ巻き込まれるかよくわからないのではないか。実際にそこまでの危険を冒してまでしなければならないことなのか。よく考える必要があるのかもしれない。
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