「宇田川源流」【現代陰謀説】 中国のUFO騒ぎは本当はドローンの実験ではないのか?
「宇田川源流」【現代陰謀説】 中国のUFO騒ぎは本当はドローンの実験ではないのか?
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。先週と今週は、陰謀というよりは、一見「サブカルチャー」と言われる内容に見えるのかもしれないが、しかし、よく読んだり、その内容を見てみると「陰謀説」に繋がるように考えられるということがなかなか面白い所になっている。
さて、今回の陰謀の内容は古いのではないかという気がする。むかし、危険なところとか、秘密の場所などはどの村にもあった。そのような場所には子供などは近付かないようにしなければならなかった。そのように、他人に近づいてほしくない場所には、「幽霊が出る」とか「祟りがある」というような話になっている。基本的には「何か大事なものがある」ということを隠しているということを意味している。その内容を「隠している」ということが陰謀なのだ。
さて、ではそのような噂を広めるためにはどのような技術があろう。「何かを隠している」というだけでは、すぐにばれてしまうし、また単なる嘘で終わってしまう。要するに「なにか隠している」ということをばれないように、しっかりとしたなんらかの方策が無ければ、話にならない。そこでいくつかの技術が必要になる。一つ目は「そもそも不思議なものを信じさせる」という能力が必要だ。これは、昔であればかなり楽である。何しろ科学が発展していないので、そのような「不思議」や「神」を信じる人が少なくなかったのである。そのことから不思議はかなり信じられていたと思われる。しかし、同時にその不思議が広まることから、「肝試し」なども行われるようになるということになる。それを防止するために「本当に祟りで死ぬ」という人を尽くし、祟りや幽霊を信じさせなければならない。そのうえで、その内容を「広く広報する」ということが重要なのではないか。
そのような「広く広報する」事が最も重要な状況がある。これら「嘘を広めて相手の行動を制限する」というのじゃ、現在のスパイと変わらない。
<参考記事>
中国・福建省でUFO大量出現を集団目撃 SNSが大騒動「UFOだ」「ドローンか」
2025年2月12日 11時37分 東スポWEB
https://news.livedoor.com/article/detail/28133523/
<以上参考記事>
今回のUFOの出現場所は中国である。さて、このUFO、つまり「未確認飛行物体」が「宇宙人(異星人)の乗り物」なのか、または、中国が新たに開発したドローンなどの新兵器で今まで確認されていないものであるのかは不明である。アメリカなどは、基本的には何か新たな兵器を開発した場合には、その開発した内容を発表するので、その内容が見えてくるのであるが、中国や北朝鮮は、使った後で新兵器の発表をするのでその実態がよくわからない。
というのも、福建省には、無人機攻撃隊のだいたいが5大隊存在し、日々ドローンの訓練を行っており、そのドローンに関しては「一つの指令端末(要するに一つのコンピューター)で何台のドローンを一度に操作できるか」ということになる。基本的に捜査員は一人しかいないがドローンは編隊を組んで操作することの方が効率が良い。偵察・接敵・直掩・爆撃(攻撃)というようにしなければならず、福建省のような沿岸基地においては潜水艦やミサイルなどにも対応しなければならない。ロシアのウクライナ侵攻に対するような大陸軍軍人や戦車に対する攻撃ばかりではなく、海上や対航空戦力に対する攻撃を行うのに対して、ドローンは集団運用が必要になってくるというのが今の防衛の常識になっているのである。
現在のドローンは、一台の端末(要するに一人の捜査員)で何機のドローンを操作できるかということが大きな問題になっておりそのことを中国は必死に練習している。実際に、今から約10年位前に、日本の東芝のCPUが最も多くのドローンを操作できるというような情報があり、そのような情報に合わせて東芝の経営危機にその買収に乗り出したのは中国の熊猫ファンドであった。そのことに危機感を感じたアメリカは慌てって東芝の経営支援を行ったのである。
日本の企業は、経営危機などと言っているが、実際にその技術力は失われたわけではない。しかしそれだけの優秀な技術を持っていながら経営危機になるのは、日本のマスコミなどが「軍備反対」を声高に叫び、軍事技術につながる企業を排除していることに基づく。当然に防衛費もかなり低くその予算を多くの優秀な技術を持つ企業が分け合うのであるから、開発費を回収できる見込みもないということになる。そのようなことをわかっていながら経営危機になるまで批判報道しかしない日本のマスコミに、中国共産党の影響力があることは、多くの人が気付いており、マスコミ不信がそろそろお危機くなってきているということではないか。
さて、その様に新しい技術を入れれば、当然に、実践に使えるかどうかを診なければならない。そのことを行うために、実験を下のではないかというような感じになってしまう。もちろん宇宙人であるというような確率は捨てきれないが、中国の空軍基地のある場所と、今回のUFO騒ぎの場所を合わせると、何かを感じるのは私だけではあるまい。
単純にUFOであるからと言って、楽しんでよいものではない。そのような中に隠れて様々な軍事技術が開発されていることがあることを知るべきではないか。
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