「宇田川源流」【日本報道検証】 警戒しなけレばならないのは「バイデン自身」という退任演説

「宇田川源流」【日本報道検証】 警戒しなけレばならないのは「バイデン自身」という退任演説

 毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」として、まあニュース解説というか、またはそれに関連するトリビアの披露とか、報道に関する内容を言ってみたり、または、報道に関する感想や社会的な問題点、日本人の文化性から見た内容を書き込んでいる。実際に、宇田川が何を感じているかということが共有できれば良いと思っているので、よろしくお願いいたします。

さて、今回は「バイデン大統領の退任演説」について見てみたいと思う。

アメリカの大統領は1月20日が任期となっているので、トランプ大統領は1月21日に新しい大統領として就任する。トランプ新大統領は、前回に一度行っているので、今回は4年間で、再任はない。そのトランプに引きずり降ろされるような形で退任することになったのが、バイデン大統領である。

バイデン大統領はブラックライブズマターなどを利用し、ある意味で中国やロシアの選挙介入があったとされるような痕跡を残しながら、バイデンがトランプ大統領の再選を阻んだ。しかし、「トランプは嫌だ」というような心理による選挙は、「バイデンが大統領として妥当であったのか」という観点が完全に欠如したものであったと、私は考える。そのことから、バイデン大統領の治世で何が行われたであろうか。

バイデン大統領の治世での「実績」はまずは何といっても「トランプ大統領による分断の解消」を主張したが、結局解消しないどころかより一層分断が深刻化したというように言える。

<参考記事>

バイデン氏が退任演説で警鐘

2025年01月16日 15時51分時事通信

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-3737616/

<以上参考記事>

 バイデンを擁護する人がいるかもしれないのであえて「分断があった」ということを書いておけば、トランプ時代には新たな戦争は何もなかったが、バイデン時代には、ロシア脳クライン侵攻にイスラエル・ハマス戦争、スーダンの内戦激化にニジェールのクーデターなど、様々な対立が表面化した。このほかにもシリアにおけるアサド政権の崩壊などを見れば、バイデン大統領のアメリカが世界に影響力を持たなくなったということwが明らかになっている。アフガニスタンの撤退に関してなどはその手順の間違いや、意思決定の通知などができ言ことから撤退を決めているのに犠牲者を大量に出すという状態が出てきている。今までアメリカと手を組んでいたアフガニスタン人をすべて見捨てるようなことになる。これが、「分断を作る」ことを行ったのである。

「一匹の狼が率いる羊1万の軍隊に、羊一匹が率いる狼一万の軍隊は負ける」という軍隊の格言があるが、まさに指揮官がダメであれば、全体がおかしくなる。バイデンの4年間はそんな4年間であったということになる。ちなみに、アメリカがだめになったとか民主党がだめになったということではない。アメリカ民主党の高官(長官クラス)は「バイデンにどんなに重要な情報を与えても、また、戦略を与えても、本人がやる気がなく、本人に決断力がなければ、何の意味もない」という言葉を残している。まさに、バイデンが決断できない「ぼけ老人」であったということを言う人は少なくない。

当然に国際社会でこれだけ分断が進めば、国内の経済も悪化する。そもそもグローバスるサプライチェーンとなっており、なおかつ、その市場も全てがグローバルになっていたにもかかわらず、その社会が分断された。サプライチェーンが崩壊されてしまい、そのうえで市場が分断によって半分になるのであるから、経済は悪化する。者が入ってこなくなったり高騰するということでありまた、その高騰した資材を使って商品を作るから、景気が悪化する。これを他者の責任に転化しているがバイデン大統領が国際戦略を誤り、国際社会の分断が進んだことによる者であるということは間違いがない。

リベラルを主張する政治家の特徴として「国内の人々の権利の充実」をはかったり「人道的」ということを言うことが特徴となる。当然い「弱者救済」ということは重要なことであると申し、平等とか権利の充実は必要であろう。しかし、それお与える原資などを考えず、ただ与えるなどと言って分断が解消できるはずがないのである。全体の循環を考えることができないので、多くの人に不満がたまり、最終的により大きな分裂につながるのである。

さて、そんなバイデン大統領の退任演説は、1月15日に行われた。

「少数独裁が形成されつつある」と警告し、「こうした勢力に立ち向かう必要がある」と国民に訴えた。、「極端な富と権力が民主主義や基本的権利、自由、公平な機会を脅かす」ということだそうだ。

ここで見てきたようにバイデン大統領こそ、「ふんだんな資金力で民主党の大都医療選挙予備選挙」を支配し、そのうえ予備選挙に出ていないハリス氏を後継指名した。全て「異例中の異例」であるのだから、「少数独裁を行った張本人がバイデン」である。なおかつその権力をかさに着て、様々な国で不正を働いた息子のハンターバイデンを最後に「恩赦」している。私から見れば、バイデンの演説し「警戒しなければならない相手」は「バイデン自身の事を言っている」としか思えない。

そして、そのような指摘をできない日本の報道機関はいったい何なのであろうか。大統領選挙でトランプ氏の圧勝を予想できなかった日本の報道機関は、そして、封土機関という権力をかさに着て兵庫県知事の選挙などの報道をゆがめた日本の報道機関も、全て「バイデンの同類」なのかもしれない。

「自分で自分の情報をしっかりと見てゆく」ということが重要であり、このような言葉とそれと同類の報道に惑わされないようにしなければならない。これが今後の情報空間なのではないか。そんなことを思わせる退任演説であった。

宇田川源流

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