「宇田川源流」【現代陰謀説】　呼吸器感染症は生物兵器ではない保証があるのか？

「宇田川源流」【現代陰謀説】　呼吸器感染症は生物兵器ではない保証があるのか？

　金曜日は現代陰謀説の日である。まあ、別に陰謀について書いているのであるが、実際に、日本の陰謀論者のように荒唐無稽な内容を書いているのではなく、現在発生している内容をそのまま陰謀が起きているものとして内容を見ているのである。過去に生きていた人々も日々起きていることなどをチェックしているはずである。そのチェックしている内容に関して、なぜそれが当時「陰謀」といわれずに、現在になって過去のことを「陰謀」ということができるのであろうか。逆に言えば「陰謀」は、その行われてる時にどのように現場の人日やその関係者に認識されていたのかということが問題になる。そのことを「現代のニュース」を見ながら実践しているのに過ぎない。

　例えば、「９・１１は陰謀である」ということを言う人がいる。まあ、だれが首謀者かは別にして、少なくとも何らかのテロ行為というのは、それまでに予告をしてなんと中るものではなく、それ以前に隠れてはかりごとをしているのであるから何らかの「陰謀」であることは間違いがない。しかし、そもそも論として、その背景やそこに至るまでの経緯、そしてその後動きをしっかりと追って」その内容を見てゆかなければならないはずである。結果論で「陰謀」ということは簡単であるが、しかし、その結果論をもって陰謀論を語っている人は、現在の事象から将来発生ずる事件を全く予期できないのである。歴史学者になれても未来を予想する政治家にはなれないということでしかない。

　では、「９・１１」はどのように報じられたであろうか。今から２０年前のことなので覚えている人は覚えていると思うが、まずはビルの崩落の事件が大きく報じられ、その後救出作戦や犠牲者の問題が報じられることになった。その次に犯人探しということになる。それらの結果が出てから初めて「陰謀論」が出始めるのであり、実際にこの事件の発生前に陰謀論を論じていた日本の陰謀論者間皆無である。なお、この問題に関してヨーロッパなどの外交問題の関係者は「９・１１に何かが起きる」と予言していた人がいることも確かだ。なぜそのことが分かったのかということは、またそのうち機会を見て書くことにしよう。

さて今回は、「陰謀か偶然なのかわからない」が、中国がまた春節前に「わけのわからない病気」を流行させているということになる。

＜参考記事＞

中国、呼吸器感染症が拡大　インドでも確認、ベトナムは注視

2025年1月6日 22時35分 共同通信

https://news.livedoor.com/article/detail/27893860/

＜以上参考記事＞

　中国がまた変なウイルスをまき散らしている。このような書き方をすると中国の人は苦情を言うのかもしれないが、中国発でありなおかつしっかりとした予防策や感染防止策をしないで外国にまでその被害を広げているという状態は、間違いがない。

今度の内容は2020年（5年前）と同じような状況であるが、いくつか違う部分もある。まず最も異なるのは未知のウイルスではなく「ヒトメタニューモ」というウイルスらしい。インフルエンザに似たヒトメタニューモウイルス（HMPV）の症例が、特に子どもたちの間で急増していることを認め、これを季節的な増加だと説明している。HMPVは、ほとんどの人で軽度の上気道感染症を引き起こすウイルスだ。症状はインフルエンザとほとんど区別がつかない。2001年にオランダで初めて確認されたこのウイルスは、人と人との直接接触や、ウイルスに汚染された表面に触れることで広がる。ほとんどの感染者は、せき、発熱、鼻づまりといった症状が出る。感染した場合、免疫力が低下している人々の「少数だが有意な割合」が、肺に影響を及ぼす、より深刻な症状を発症する。これには、呼吸すると笛のような音が出る喘鳴や息切れ、クループ症候群（気管やのどの奥に炎症が起こるなどする呼吸疾患の一種）などが含まれる。

すでにインドやベトナムに感染が拡大しており、警戒感が国際的に広がっている。

さて、中国は、2020年に武漢でCovid19を発生させた。WHOなどもそのように断定しているが中国がただ認めていないだけである。しかし、実際にその後のニュースなどを見ていれば、「ブルセラ菌感染症」「ハンターウイルス」「新型鳥インフルエンザ」など、その後も様々なウイルスが中国で流行していたことがわかる。中国共産党政府からみれば「何故未知、または未解明のウイルスばかり、こんなに中国で流行するのか」というようなことを言うが、実際に、「武漢の微生物研究施設がなくなっている」「四川省の微生物の保管所が壊れている」などということを見れば、そのようなところから長江沿いに流出していたことはほぼ明らかであろう。

では、なぜそのようなウイルスが中国にあるのか。単純に、「生物兵器を研究していた」ということを言う中国人も少なくないのである。そのようなことがあげられレば、今回の「ヒトメタニューモ」に関しても、「単純に今まで存在していたウイルスと同じなのか、そうではないのか」ということを検証しなければならない。

中国の場合、このヒトメタニューモの感染が「大人」の感染が多い。今までのウイルスは多くの人が感染するものの5歳までに感染し免疫を持つことになる。つまり、「大人の感染」は、免疫力が少なくなっている人などがかかるということである。つまり、中国において大人の感染が多いということは、「中国人が免疫があまり存在しない状態になっている」ということなのか、または「ヒトメタニューモが変異して今までの免疫等では通用せず大人でも新種として感染してしまう」という状態になっているのかということを意味している。

ウイルスというのは、微生物である。つまり、感染を繰り返していくうちに進化してしまう。中国が感染しやすいようにまたは大人でも感染するように変化させたのか、または、勝手に変異したのかということなのかはよくわからない。しかし、その内容は中国が情報を隠しているからわからないということになる。

ではなぜ中国はそれを隠しているのか。

一つにはCovid19の時にうまくいったということ、これは中国国内のコロナ対策がうまくいったということと、同時に、そのことによって世界が分断され、そのことによってロシアのウクライナ侵攻などが発展したということになる。もう一つには、マスクなどで「経済的なメリット」があったということを意味している。これからいわゆる「トランプ2.0」という城太になり、また対中国経済制裁が大きくなるにあたり、その経済制裁の回避としてCovid19の時と同じことを行うということになるのではないか。

まさに、「国際政治的に空白を作るのであれば、あらたな感染症」というようなことである。もしかしたらそのような陰謀が繰り広げられているのかもしれない。石破内閣はそのような中国に出向き、わざわざビザなし渡航を再開し、そのうえで、春節を迎える。日本はどうなるのであろうか。