「宇田川源流」【日本報道検証】 ハリスは「ガラスの天井」で高市は「安倍の女装」と言い放つ日本報道の二重基準
「宇田川源流」【日本報道検証】 ハリスは「ガラスの天井」で高市は「安倍の女装」と言い放つ日本報道の二重基準
毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」をお送りしている。「日本報道検証」というのは、なにも報道を同行しようというものではなく、単なるニュース解説であると考えいてただいて構わない。もちろん、その内容に関して、あまり日本の報道機関が報道していないものでありなおかつ重要であろうと判断できるものも少なくないのであるが、私の性格上あまりまじめなものばかりではないので、その点はご了解願いたい。
さて、今回はまさに「日本のマスコミ報道」に関してである。
日本のマスコミ報道が「偏向的」であるということは、SNSの上などでかなり言われていることであり、いまさらというような感覚がないわけではない。そもそも日本のメディアやマスコミの重鎮というのは、「メディアの役割は批判精神であり、批判を行う事が重要である」ということを言い、「正義の実現」や「正しい情報」「中立・公正」ということを言わない。其れでもまだこの辺であればまだ言い訳(単なる言い訳でしかないかもしれないが)ができるかもしれないが、某テレビ局の重鎮は「テレビは国民の洗脳装置であり、君たちは国民を動かす側である」とまでいわれてしまえば、メディアの役割を大きく逸脱し、別な権力構造が出来上がってきているといわざるを得ない。
このようなメディアの「偏向報道」は、「言論の無責任」「報道しない自由」「言論の身勝手」等から行われる、日本国憲法に書かれた基本的人権の「権利濫用」出しかない。基本的に補導や言論の自由は「身勝手」を許すということではなく、「国民の権利を充足するための道具として国民が他者の権力に影響を受けることなく使うことができる」ということであり、特権階級を作るというっものではないのである。
しかし、そのようなことがわかっていない人々が多く、メディアが好き勝手に自分で基準を作り、その基準を勝手に変更して報道してよいというものではない。
当然に「客観的な基準」に基づいて平等公平を実現しなければならないのだ。
<参考記事>
米大統領選ハリス氏の敗因は「ガラスの天井」、高市氏総裁選では言及せず 日本メディア
11/8(金) 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfc8429cb9113a39ad649326b71e434f0fec1a10
<以上参考記事>
さて、アメリカの大統領選挙に関して今回トランプ氏が大統領選挙に勝利しました。このことはすでにどこでも報道されていますのでよくご存じと思います。さて、そのトランプ前大統領の敵はハリス現副大統領です。
まず、日本のメディアのほとんどは、「トランプを応援していない」という状態があったことが驚きです。もちろん日本の政治ではありませんし、この報道を見ている人が、有権鞘であるということはほとんどありません(一部アメリカ人も見ていると思いますが、、ほとんどは日本人であり、アメリカの大統領選挙の選挙権を有していません。)ので、日本が偏向報道をしていることがそのままアメリカの大統領選挙に影響を与えるということも少ないでしょう。しかし、日本国民が「アメリカの実態を知るという『知る権利』を大きく逸脱している」ということは間違いがありません。マスコミの多くは「結果が出るのに数日かかる」などといい「まれにみる接戦」と言っていましたが、残念ながら「6日の日本時間午後4時ごろ、現地時間の午前2時ごろには、大勢が判明し、トランプ陣営が勝利宣言を出す」という状態であったのです。日本のマスコミ報道の「明らかな間違い」でありますが、「語法を流したのに誰も責任を負わない」ということになります。
ところで、その時に出ていたコメンテーターの多くはいったい何なのでしょうか。専門家として呼ばれているのに、今回の内容を全く予想できないで誤った情報を専門家が言うということは、あまりにもおかしな話です。間違ったあてずっぽうを言うならば、専門家である必要などはありません。このような人が大学教授をやっているのですから、間違いなく日本の大学教育も悪化し得いることは間違いがないでしょう。
さて、このハリス氏の敗因に関して様々言われていることは間違いがありません。選挙期間中にバイデン大統領が有権者をゴミ扱いした発言などもありましたし、また、セレブを呼んできてバカ騒ぎをしていたことが、貧困層の反感を買ったのではないかというような話もありました。
しかし、日本だけは「ガラスの天井」などと「女性差別があった」ということを言い始める始末である。
さて、自民党の総裁選、今年9月に行われたんものであったが、決選投票で高市早苗候補と石破茂候補(現総理大臣)が決選投票を行い、石破氏が勝利した時に「ガラスの天井」などということを言ったのであろうか。今回、ハリス候補に関して「ガラスの天井」といった同じメディアは「高市さんは安倍が女装して出てきている」などと、差別的な発言をして嘲笑しているのである。
何故高市候補では女性扱いせず、ハリスが負けた時は「ガラスの天井」などと女性差別があったかのような話をするのか。これはテレビメディアやマスコミそのものが差別的であり、自分たちの好き嫌いでっ物事を報道しているということにほかならず、自分たちそのものが「差別の温床である」ということである。
そもそも差別というのは、二重基準によるものであり、その内容は許されるものではないのであるが、残念ながら日本のメディアは「自分た字が権力者であるかのごとき振る舞い」をしているので会って、二重基準を行っている。まさに偏向報道の中心がこの二重基準にあるのである。
あの中国ですら、過去「泣いて馬謖を斬る」のごとき、客観的な基準でえこひいきをしないことを心がけており、そしてその内容を戒めとして言葉を残しているのであるが、残念ながら日本のマスコミにはそのようなことはできないようである。また数日すれば、アメリカの件に関して今回誤った情報を垂れ流した「専門家コメンテーター」」たちが跋扈してくるのであろう。
本当に残念な報道機関であり、日本そのものが外国から信用を失いかねない事態である。
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