「宇田川源流」 カモメ対策にワシの着ぐるみで応募殺到の求人募集
「宇田川源流」 カモメ対策にワシの着ぐるみで応募殺到の求人募集
ゴールデンウィーク期間中に様々な動きがあって、その動きに関してもしっかりと見てゆかなければならないのであるが、しかし、私自身も人間なので長期の休み明けにいきなりシリアスな内容なことや絶望的な話をしたくはない。そのことから少なくとも今週の扱うニュースは、少しほのぼのとした内容のニュースを扱いたいと思ってしまうものなのである。特に、ゴールデンウィークのような長期の休み期間中というのは、私が昔専門にしていた「政治」というのは動かない。何しろ議会は「公務員」なので、休みはきっちりと取るからである。そのことから、政治は基本的には緊急事態以外には動かないのである。そのことから、この時期の政治的な、または国際政治的な内容というのは、基本的にはあまり良いニュースはないかあるいは儀礼的な外遊の話しかないということになる。さすがにそれでは面白くないので、基本的には、この時期は何か違う連載を行うにようにしている。
さて、そのよなところであったのが、今回のニュースである。
さてこのコロナウイルス後の仕事の少ない状態の中で、イギリスの動物園がユニークな求人を出したということになる。今回はそのことについて書いてみたい。
さて、ヨーロッパなどにおいては、日本では全く考えられないような求人が出ることがある。向こうの文化から照らして見れば、特におかしなことではないのかもしれないが、それでも日本の人々は、日本の基準に照らして「おかしい」などと言うことを言う場合がある。そのような文化の違いを自分の常識で語ってしまうのが、日本人のグローバルになり切れない部分であるというところなのであろうが、まあそれはそれである。
しかし、そうではなく「向こうの常識で考えてもちょっとおかしいのではないか」というようなところも多くある求人もある。それは「向こうの世界のユーモア」なのであろうが、しかし、それが多くの人に受け入れられてしまうのが、ヨーロッパの文化なのではないか。
【海外発!Breaking News】カモメ対策にワシの着ぐるみ!? 動物園のユニークな求人募集に200人以上の応募殺到(英)
このほどイギリスの動物園が、ユニークな求人を出して話題を呼んでいる。気になる仕事内容は、園内で来園者の食べ物を狙うカモメ対策として、ワシのコスチュームを着てカモメを追い払うというものだ。報酬は時給制で支払われるそうで、「最高の仕事かも」「私にぴったり」などのコメントが殺到しているという。英ニュースメディア『Manchester Evening News』などが伝えている。
イングランド北西部ランカシャー州ブラックプールにあるブラックプール動物園には、カモメに関するクレームが多数寄せられている。その内容は、食べていたハンバーガーやアイスクリームなどをカモメに取られたというもので、過去には鋭い口ばしで突かれてケガをした子どももいたそうだ。カフェの周辺のみならず、ショーを観覧中の人の手から食べ物を奪うカモメもいる。
ブラックプールはアイリッシュ海に面しており、リゾート地としても有名な場所だ。同園はパンデミックの影響で約2年間来園者数が激減していたが、昨年に制限が解除されたことにより、カモメの好物であるアイスクリームなどを手にする来園者が増えた。同園で鳥類の責任者を務めるキャレド・ファウジーさん(Khaled Fawzy)は「カモメたちにとっては、突然ごちそうが並んだ宴会が始まったようなものだと思いますね。狂ったように飛び回り始めましたよ。海から魚やカニを探すのには数時間かかることもありますから、来園者の手から食べ物を奪った方が簡単なんでしょうね」と、多くのカモメが動物園にやって来る理由を推測した。
そこで来園者の安全を確保し、園内で安心して楽しんでもらうために、同園は様々な対策に乗り出した。ワシやフクロウの形をした凧を飛ばしてみたり、危険な場所だと認識させるために、予め録音しておいたカモメが苦しむ鳴き声をスピーカーから流したりして工夫を凝らした。どの方法も最初の1週間ほどは効果があったが、カモメたちはすぐに慣れてしまったという。「彼らはとても賢いですよ」とキャレドさんは話しており、屋外で食べ物を狙っていたカモメたちは、自動ドアの仕組みを覚え、カフェの中にまで入ってくるようになってしまった。
困り果てた同園は新たな対策の一環として、ワシのコスチュームを着て、大きく羽ばたいてカモメを追い払うスタッフの募集を開始した。この一風変わった求人は経営陣のアイディアだと言い、知能の高いカモメは見慣れない物を敬遠するので、コスチュームというカモメにとって見たことがないものを当然嫌がること、そしてコスチュームを着ている人の動きで素材がこすれる音も嫌がるので対策として有効だという。同園の公式ウェブサイトの求人情報ページには、職種・仕事内容は「カモメ対策/来園者向けサービスアシスタント」とあり、来園者を第一に考え、フレンドリーでエネルギッシュであり、柔軟性を持つ人物が望ましいと記載されている。また仕事中はコスチュームを着て人前に出ることになり、写真を撮られることもあるため、外交的な人に適していると担当者は話している。報酬は時給制で、16~20歳には時給8ポンド(約1330円)、21歳以上の場合には2.8ポンド(約467円)が上乗せされる。
冗談のような求人内容だが、世界中から200人以上の応募が殺到し、遠くウガンダからも問い合わせがあったという。この求人に「夢のような仕事だ」「私も応募してみようかな」「キャリアチェンジにぴったりかも」などといったコメントが相次いだ。
ちなみに2021年にはアメリカで、ピザを食べながらNetflixの作品を鑑賞する人の募集が行われ、報酬として5万2000円が支払われるという求人内容が話題を呼んでいた。
(TechinsightJapan編集部 iruy)
2023年5月2日 21時2分 Techinsight
https://news.livedoor.com/article/detail/24167290/
さて今回の内容は、「園内で来園者の食べ物を狙うカモメ対策として、ワシのコスチュームを着てカモメを追い払う」<上記より抜粋>というものである。「報酬は時給制で、16~20歳には時給8ポンド(約1330円)、21歳以上の場合には2.8ポンド(約467円)が上乗せされる。」<上記より抜粋>ということのようである。
さてさて、それまでもいろいろとやっているというが、どれも一週間ほどで効果が無くなるといいやはり「生物には生物」ということになるので、なかなか面白い。
しかし、そもそもキグルミ(コスチューム)はわかると思うので、そのうちに慣れてしまうが、しかし、人が動くようになれば、それはそれで面白い。もしも日本人が行くとしても、基本的には、相手は「カモメ」であるから英語の能力はあまり必要はない。もちろん、平円時間や休みの日は英語が生活に必要になるのであるが、しかし、それは「語学留学」に近いような感じであるから、あまり関係がないのではないか。
そのように考えれば「お金をもらえて、着ぐるみを着て動物園の中で楽しんでいる」だけであり、まあ、本当に楽しい仕事である。もちろん、カモメとコミュニケーションをとるという必要があり、コスチュームを着て踊るという恥ずかしさもあるかもしれないが、しかし、一方では非常に面白い毎日を送ることができる。なんといってもイギリスのリゾート地であるから、リゾートを過ごしながらの楽しみということになる。21歳以上は、時給が約1800円であるということを考えれば、なかなか面白いということになる。
さて、半分は「ジョーク」であり半分は本物の内容である。しかし、非常に面白いということではないか。興味深いので、イギリス以外からも問い合わせが殺到しているということのようであ。そういえば、外国人は日本に来ても、何かお祭りなどでも非常に盛り上がり、その内容を楽しむ。恥ずかしいというのではなく、なりきってその祭りの役割を十分に楽しむということになっているのである。日本人は、どうしても対面を気にしてしまうので、そこまでなりきる人は少ないのかもしれないが、しかし、本来日本人もこのようなときに「突き抜けて楽しむ」ということを擦ればよいのではないか。
昔は、「お祭りオジサン」のような感じの、お祭りになると恥も外聞もなく、お祭りを満喫する人が少なくなかったが、そのような人が少なくなった。それに比べて、イギリスでは「着ぐるみを着てカモメと対決する」という事を楽しむ人が少なくないというところに、国の活気を感じるものではないか。
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