「宇田川源流」 本来審議をする事が仕事の国会議員が審議を拒否する「自己否定」
「宇田川源流」 本来審議をする事が仕事の国会議員が審議を拒否する「自己否定」
小西という議員が立憲民主党にいる。このような議員がいることが、ある意味で立憲民主党が国民にバカにされる原因の一つである。しかし、本人たちはそのことに気づいていないという最悪な状況である。
この事は「何かあった時に、常に本人たちは、原則に戻ることができるのか」ということが、ある意味で試されている。実際にその事は国民の目画見られているという話であるから、与党であるとか野党であるということは全く関係ない。それが与党であっても、野党であっても関係がないということなのである。しかし、自分たちは野党であるから何をやってみ許される。多少の論理矛盾などは関係んがないなどと言う「勝手な思い込み」が実は支配している。これはマスコミによる「情報操作」が大きな要因であり、そのことによって、本人たちも全く気付いていない間に洗脳されているということになる。そのことは、逆に「マスコミは自分たちの味方である」というようなかってな「二元論的な思い込み」が出来てしまい、何が正義であるのかということも全く見えなくなってしまっているということになってしまっているのではないか。
ついでに言えば、「自分たちが批判されるか否か」ということの「潮目の変わり目」が全く見えていないということにもつながるのであろう。そのまま国民の感情などもすべて無視してしまい、その事が見えなくなってしまう。ある意味で「マスコミの罪」出もあるが、そのようなことに勝手にだまされているような人は、当初から政治家に向いていないということになるのではないか。
まさに「小西洋之」という議員は、そのような人の典型である。そして、このような議員がいて、なおかつマスコミに目立つということが、野党の信用を著しく失墜させ、そのうえで、野党の対応が待たれているということになる。
立憲・泉代表 〝呼び捨て〟で「小西については自制心を持たなければいけないと注意した」
立憲民主党の泉健太代表(48)は31日に国会内で開いた会見で、衆院憲法審査会の議論を「サルがやることだ」と発言した同党の小西洋之参院議員について言及した。
冒頭、泉氏は小西氏の発言に関して「〝サル〟という発言や〝蛮族〟という発言だとかは、まかりならんと考えています。わが党としても謝罪を申し上げたいと思います。(小西氏の)発言は党の見解と異なるものですし、他党やマスコミに不快な思いをさせたと思っています」と謝罪した。
小西氏の発言をめぐっては立憲内からも「民主主義に対する冒とくだ」といった批判の声が上がっていた。
泉氏は「小西については、私からも『節度を持つ、自制心を持たなければいけない』と厳しく注意して、今後行き過ぎた発言がないように求めました。参院憲法審の(野党)筆頭幹事を降りてもらうことが決定しました。これは事実上の〝更迭〟と見ていただいていい。われわれとしては看過できない」と糾弾。
普段、同僚議員に対して発言するとき「〇〇議員」「〇〇さん」と敬語を使っている泉氏が、呼び捨てにするのは極めて異例。この日は小西氏を「小西」と呼び捨てする場面が何度かあった。
小西氏は29日、ツイッターで、自身の発言を放送したフジテレビに対し「放送法違反でBPO(放送倫理・番組向上機構)等に告発することが出来ます」と投稿。30日には「私の発言報道により不快な思いをされてあ方々にお詫びを申し上げます」と〝お詫び〟投稿していたが、火に油を注いだ格好となっている。今回、小西氏の更迭処分は、ツイッターを含めた一連の言動をとらえたものなのか?
「一義的には、憲法審の会合の後に(サルがやることだと)発言したことに端を発して、これまでの彼の発言を見ると(そう)とらえていいと思います」(泉氏)
立憲の規約に照らし合わせたうえで小西氏を処分するかどうかについては「基本的には(岡田克也)幹事長の部局で、考えてもらうことになると思います」と一任。
今後、小西氏は参議院上の手続きを終わり次第、憲法審幹事を辞めることになる。
2023年3月31日 14時41分 東スポWEB
https://news.livedoor.com/article/detail/23972379/
では、今回は何が悪かったのであろうか。巷の、というかマスコミの報道では、「蛮族」とか「サル」というようなことを言ったということになっている。
「〝サル〟という発言や〝蛮族〟という発言だとかは、まかりならんと考えています。わが党としても謝罪を申し上げたいと思います。(小西氏の)発言は党の見解と異なるものですし、他党やマスコミに不快な思いをさせたと思っています」<上記より抜粋>
まあ、このような感覚でしかない。しかし、そもそも国会議員の行いを「サル」に例えることは良くないのか、またはこの内容は「サルと蛮族という人間を同一視した」ということが問題なのか、それともそもそも論として「サル」とか「蛮族」というような言葉を使うことそのものが悪く、単なる言葉が理をしているのかということは全く見えてこない。要するに、このような会見を行った泉健太代表もよくわかっていないということなのではないか。
このような不祥事に関する処分というものは、その理由まで聞いていると、「誰が何を考えているのか」と言ことまでがよくわかることになっているところが面白い。今回の内容も、「小西氏の何が悪くと何が良くないのか、そして国民に対してどの部分を謝罪し、どの部分を肯定するのか」ということがしっかりしていれば、事件というのは非常に良い話になって来るし、印象も却ってよくなる。事件というのは、その事件の処理方法によって、団体の評判をかえって良くすることもできるのである。しかし、今回のような処分をしてれば「何が悪いか自分たちもわかっていない」ということでしかなく、そのことはそのまま、「マスコミに流されている」というような印象しか残らないのである。
では本当は何が悪いのか、ということになる。そもそも論として、国会というのは法案を審議すべき場所であり、その内容に関して議論をすべき場所であり、他人を批判する場所ではないのである。その国会審議が週に一回であっても、それが本来の仕事なのであるから、当たり前なのである。「会社員が会社に行くのが毎日であるからサル」と言っているのと同じなのではないか。そのことを「サル」と表現すること自体が大きな問題であり、それは「本来の自分の職務は何かということが見えていない」ということになるのである。そして、そのことは「本来の職務をサルと表現した」ということが不謹慎であるということになる。
要するに、「自分の職務をわかっていない人がいて、その人を処分するのに何が悪いのか全く分かっていない政党が立憲民主党である」ということになるのである。そのような政党が国民に信用される蓮がないのである。
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