「宇田川源流 日本万歳!」 できる人が手伝うのは「あたりまえ」という日本の助け合い文化

「宇田川源流 日本万歳!」 できる人が手伝うのは「あたりまえ」という日本の助け合い文化


 月曜日は「日本万歳!」をお送りしている。にほんの「当たり前」は、実は成果から見ればすごいことであるということを、皆さんにお届けしている。最近、緊急事態宣言の延長などで、皆さんの中には、あまり自分の地震学なってしまっている人も少なくないようであるが、実は毎日「日本人でいること」がすごいことなのではないか、もっと言えば、日本人として日本人のあたりまえをしていることが実はかなりすごいことなのではないかというようなことを感じていただき、毎日の仕事に生かしていただいたり、あるいは日本人としての誇りを持っていただいて、毎日を頑張っていただけたらよいのではないかともう。

 もちろん「何を頑張る」のかは、人それぞれであるし、また、そのことを他人に何か言う必要もないと思う。自分の得意な分野を伸ばすのか、それとも自分の苦手な部分を克服するのか、またそれを行うときの環境はどうなっているのか。それによって全く意味は異なるかもしれない、しかし、日本人のほとんどの人は、おかれた環境が違っても、その中で努力をしなかったり、頑張らない人はいないのである。

 常に頑張る、常に上を目指す。この日本人のまじめさこそが最も素晴らしいのではないか。逆に言えば、日本人は「常に上を目指すこと」ができるということが最も素晴らしいのかもしれない。

 そしてそのうえで「できないこと」は、他人でできる人に頼む。頼まれた人もそんなに嫌な顔をしない。全員が何でもできるわけではなく、皆が得意分野を出し合って「助け合う」というのがもう一つの日本の文化であることは間違いがないのではないか。そのような文化、「皆が頑張る」「助け合う」このことが、日本を何度も危機的状況から救っているのではないか。

接種予約、「ネットは得意」中学生がお手伝い…市が協力呼びかけ

 新型コロナウイルスのワクチン接種予約を巡り、インターネットなどに不慣れな高齢者をサポートしようと、愛知県常滑市は18日、「おじいちゃん、おばあちゃんを助けて」と題したチラシを作って市内の全中学校に配り、協力を呼びかけた。

 チラシはA4判の両面で、「予約に必要な情報を教えてもらい、自宅のスマホかパソコンで代わりに予約をしてあげて」と呼びかけ、ネット予約の手順を説明している。

 同市立常滑中では下校前に各学級で配布。佐々木令校長は「中学生のネット活用能力は高く、高齢者を思いやる気持ちも高まる」と期待する。チラシを手にした3年生の女子生徒は「瀬戸市の祖父母に、予約できたか確かめて手伝いたい」と話した。

同市は17日から21日にかけ、公民館など市内27か所の会場で市職員がネット予約の代行を始めているが、「もっと身近で予約できないか」と、中学生への呼びかけが決まったという。

   半田は職員代行、小学校まで出張

 代行予約の動きは他自治体にも広がっており、半田市は、市職員が予約を代行する「出張予約」を始めた。接種クーポン券を確かめ、職員持参のタブレット端末に必要事項を入力して予約する。初日の16日は624人が予約した。6月中旬にかけ、週末に市内の6小学校の体育館で実施する。問い合わせはコールセンター(0120・228・567)。

   武豊、お助け隊が

 武豊町は町職員の「ネット予約お助け隊」が、中央公民館で予約を代行する。70歳以上は21、22日に、65歳以上は31日と6月1日に行われる。

2021年5月19日 14時27分 読売新聞オンライン

https://news.livedoor.com/article/detail/20218717/

 今回はそんな「助け合い」である。

 マスコミは「現在のワクチンの予約方式」について、様々な政府の不手際を言っているが、実際に、そんなに言っても意味がないのではないか。いかに早く、確実に、そして多くの人にワクチンを討つかということに関して、不満ばかりを言っていても意味がないのであるが、残念ながら今の日本のマスコミというのは、そのようなことはわからないようである。それどころか、自分でダミーの予約を入れて業務を防会することを肯定してい足り、公共性があるといっているのであるから、何を言っているのかよくわからない。

 さて、今回の内容は「一刻も早くワクチンの接種をする」ということが重要であり、それを一人でも多くの人に行うということが重要なのである。何か事を起こす時に「物事の優先順位」というものがあり、その内容をいかにん考えてゆくのかということを考えなければならないのではないか。

 マスコミはそのようなことはわからないが、日本の若者はそのことがよくわかっているようである。というのも、「ネット予約」といってもなかなかネットの予約ができない老人たちに、対して若者がそれを助けるというようなことが様々な場所で行われているらしい。

 「予約に必要な情報を教えてもらい、自宅のスマホかパソコンで代わりに予約をしてあげて」と呼びかけ、ネット予約の手順を説明している。<上記より抜粋>

 まさに、子供たちは今はテレビや新聞よりも、スマホで動画やSNSを見ているほうが長い。そのことを考えれば、子供たちの方が老人よりも得意であることは間違いがない。同時に、そのように得意な人がすれば、間違いは少ないし、混乱もない。同時に、老人が義理堅い人であれば、キャンセルなども減るということになる。

 まさにそのようなことができているのがこれらの記事の内容であり、私自身、そのほかにも同様の試みや、学校単位などで助けてあげるようなばしょ、市役所がそのような場所を貸すというようなところも出てきているのである。

 まさに、このような「助け合い」こそが、本来の日本の象徴であり、「できる人が率先して行う」ということがもっとも日本らしいではないか。このような助け合いができるから日本人というのは、何でもうまくゆくのであり、何でもが会社や企業、政府などが行うばかりではないのである。

 このような助け合いのできる国こそ、もっとも重要なのではないだろうか。

宇田川源流

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