「宇田川源流 日本万歳!」 松山英樹マスターズ優勝とそれに伴う日本人のすばらしさの再認識

「宇田川源流 日本万歳!」 松山英樹マスターズ優勝とそれに伴う日本人のすばらしさの再認識


  月曜日は、「日本万歳!」をお届けしている。日本人が普段あまり意識しないですごいことをやっていたり、習慣的にやっていることが外国人から見ればとても真似をできるようなものではなかったり、また、日本人の心の持ちようで様々なことが変わってくる、そのような「無意識のすばらしさ」を解説し、その日本人のすばらしさを皆さんと共有しようということである。

毎週月曜日になると、土日の休みと気持ちを入れ替えなければならないのであるが、人間である以上なかなかできないものである。それも、土日が楽しく充実した者であればあるほど、疲れも取れないし、またなるべく長くその休みを取りたいと思うのがふつうである。それでもその休みを充実したものにするためには、平日の仕事の頑張りが必要であり、その頑張るということは、日本は当然に「心因的な強さ」が必要であることから、何とか自分たちの「誇り」や「すばらしさへの自覚」をすべきではないかという気がするのである。

 とかく日本人は、自分の国やその歴史に関して自虐的でありすぎるところがあり、どうも自信喪失をしているし、また、日本人というのは「謙譲」という単語を間違って「卑下」という言葉と混同している部分があり、そのために、真実の自分たちの姿や功績をわからなくなってしまっている人が少なくないのである。また、「日本人に卑下をさせて、日本の技術や知恵を不当に低い価値に思わせて安く買い取ろう」というような悪い輩やたちの悪い輩に手を貸している日本人に利用されてしまっているのです。

 そのようにならないために、日本人のすばらしさを再確認できるように、その内容を考えてみたいと思う。

 まあ、今回の日本のすばらしさは、そのようなの事を書かなくても、日本人がかんじることができるものではないかと思うし、また、その技術に関しては「まねしてもまねできない」ものではないか。もちろん、松山英樹の事である。

松山英樹とともに闘った早藤将太キャディーの行動に賞賛の嵐「日本人は素晴らしい」「いい光景」

 4打差の単独首位から出た松山英樹(29=LEXUS)は4バーディー、5ボギーの73で回り通算10アンダーで1打差で逃げ切り、日本人男子初のメジャー制覇を達成した。アジア勢としてもマスターズ初優勝。米ツアー6勝目。

 偉業達成の裏で、松山英樹とともに闘った早藤将太キャディーの行動に注目を集めている。

 最終日の18番ホールで、松山英樹が優勝のパットを決めた後、早藤将太キャディーはピンを戻し、帽子を脱ぎ一礼。キャディーとしてマスターズという最高峰の舞台への敬意と感謝をあらわした。一連の行動が「日本人らしい姿勢が素晴らしい」と海外メディアからも取り上げられた。

 ネット上でも「日本人として、誇りに思う。」「いい光景だ。」「さすが日本人」「日本人は素晴らしい」と賞賛の声が相次いだ。

2021年4月12日 11時4分 スポニチアネックス

https://news.livedoor.com/article/detail/20011260/

松山マスターズVを憧れウッズも祝福「日本の誇りヒデキ」「君と母国に素晴らしい偉業」

 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで初優勝。日本男子初の海外メジャー優勝、アジア人初のマスターズ制覇を成し遂げた。快挙後にはタイガー・ウッズ(米国)がSNSを更新し、「日本の誇りヒデキ」「君と母国に素晴らしい偉業」などと祝福のメッセージを投稿している。

 松山は8、9番で連続バーディーを奪うなど、2位との差を5打に広げて前半を終える。後半15番パー5で2打目がグリーンをオーバーし、池に入れてしまいボギー。16番もボギーとしたが、正念場の17番はパーセーブ。最終18番はボギーだったが、リードを守り切った。スタンディングオベーションを送られた松山。感極まった表情を浮かべた。

 松山が幼いころから憧れていたウッズも、日本人初の快挙に称賛を送っている。優勝決定後に公式ツイッターを更新。文面に「日本の誇りヒデキ。君と母国にとっての素晴らしい偉業達成おめでとう。このマスターズでの歴史的勝利は、ゴルフ界全体にインパクトを与えるものだ」と祝福をつづった。

 ウッズはメジャー通算15勝。今年2月に米カリフォルニア州ロサンゼルスの道路で、1人で乗った自動車を運転中に交通事故。車が大破するほどの惨事に見舞われ、右すねや足首の手術を受けていたが、3月には自身のSNSで退院したことを報告している。(THE ANSWER編集部)

2021年4月12日 8時57分 THE ANSWER

https://news.livedoor.com/article/detail/20010710/

 まず「マスターズ」を知らない人、ゴルフにあまり造詣が深くない人のために、簡単に説明しましょう。

 マスターズ・トーナメントは、アメリカ合衆国ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを会場に開かれている、ゴルフのメジャー選手権のひとつです。毎年4月2週目の日曜日に最終日を基準に開催されるゴルフトーナメントで、出場選手は前年度の世界各地のツアーでの賞金ランキング上位者、メジャー優勝者などに限られています。招待資格を満たす名手(マスター)たちしか出場できないことから「ゴルフの祭典」として敬愛されている大会なのです。つまり、世界のゴルフの名手ばかりを集めた大会で、このマスターズに出場するだけでも大変なことであり、ある意味でオリンピックよりも良い物かもしれないということになります。そして、この大会で優勝するということは、世界のプロ・アマ問わず、ゴルフをする人々すべての頂点に立ったということに他ならないのです。

 1934年に始まったこのマスターズ。1961年に南アフリカのゲーリー・プレーヤーが優勝し、初のアメリカ人以外の優勝者となります。1975年にはリー・エルダーが黒人選手として初めて出場することになります。2000年にフィジーのビジェイ・シンがオセアニア勢初、2009年にアルゼンチンのアンヘル・カブレラが南米勢初の優勝を果たします。それでも、アジア人はそれまで優勝できなかったのです。オーストラリアは、あのグレッグ・ノーマンも難解も優勝を逃し、2013年の大会でついにアダム・スコットがオーストラリア勢として初の優勝することになります。もちろん、コースも難しいですが、アメリカの伝統ある大会であるということからプレッシャーなども多く、また各国のマスコミが入ってきてしまって、ペースを乱すなどのことが問題になることもあるので、なかなか外部からの優勝は難しいとされています。

 そのような中、今年の大会で松山英樹選手がアジア人で初の優勝をするのです。松山選手は10回目の出場で、初めての優勝。口の悪い人は「日本のマスコミが騒がなかったから」などということを言う人もいますが、それでも優勝したことは間違いがありません。「紳士のスポーツ」といわれるゴルフにおいて、自分の精神状態を保ち、プレッシャーに負けることなく、真摯にプレーをして優勝するというのは、それなりに精神的な強さが必要になります。私の個人的な推測にすぎませんが、コロナウイルス禍の中において、多くの人がプレッシャーに潰されそうになっているときに、やはり日本人の「侍」はしっかりとやってくれたなという感じがします。

 そのうえで、松山英樹とともに闘った早藤将太キャディーについて、やはりその「大会」に敬意を表するという行動は素晴らしいのではないか。日本人は八百万の神というような感覚があり、「大会」というイベントにも神がやどるというような感覚がある。そこまでしっかりとした意識はなくても、早藤キャディーのような行動をとり人は少なくない。「社会の目」があることから、規律正しい対応ができるのだ。その対応の「根幹」こそが、日本人のすばらしさではないか。

宇田川源流

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