「宇田川源流」 アメリカ中心の西側陣営から中国共産党に乗り換えた文在寅の「国内の政権基盤安定のために国を売る」態度
「宇田川源流」 アメリカ中心の西側陣営から中国共産党に乗り換えた文在寅の「国内の政権基盤安定のために国を売る」態度
韓国というのは歴史とか物の成り立ちを全く考えない民族であるということは、よくわかる。「事大主義」という言葉はまさにそのことをもっとも的確に示したものであり、日本人のように根源を知ろうとする民族とは相いれないということは間違いがないのではないか。まあ、どちらがどうということを言うつもりはなくまた優劣をつけるつもりはないが、嘘を重ねても平気な国民性には、価値観をどうするというよりは、そもそも語る価値も感じないものである。
毎回このブログの原稿で思うことは「韓国という国を各価値があるのか」ということである。
そもそも「一人前の国家」ではない。朝鮮戦争という内戦を起こし、70年たつ現在に至ってもいまだにその内戦を終わらせることのできない人々である(韓国だけではなく北朝鮮も含めてではある)。そのうえ、韓国はその時の内戦をしていた時の「味方」に対して、完全に裏切るということする国である。目の前の金が欲しければ嘘をでっちあげるというような人々である。その時その時によって言うことが変わるので、まあ、話す価値がなくなる。
さて、そのような人々は「力関係で簡単に当てを裏切る」ということをする。逆に言えば、「裏切る相手を信用している人が滅びる」ということになるのである。それも国際関係などの力関係を図ってそのようなことをするならばわからないでもない。そうではなく、「国内事情の相対性で国際的な立場を決める」ということになるのである。これでは国際社会が韓国の話をまともに取り合うこと自体がおかしくなる。
ではそのような国がなぜ「重視」されるのか。
韓国外交史上極めて異例!韓国外相はなぜ、米国より先に中国を訪問したのか―中国メディア
中国メディアの観察者網は2日、「初外遊でなぜ中国?韓国外相がコメント」と題し、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相が出発前に受けた取材に、「朝鮮半島の和平プロセスを進展させる上で中国との協力は非常に重要。中国が引き続き建設的な役割を果たすことが必要だ」との考えを示したことを報じた。
鄭外相は2日から中国を訪れ、3日に福建省で王毅(ワン・イー)国務委員兼外交部長と会談する。記事によると、会談の議題について鄭外相は両国関係の発展、朝鮮半島の和平プロセス、地域および国際協力の案などについて意見を交わすと説明。来年は両国にとって国交樹立30周年の節目の年で、双方は実質的な協力拡大の案についても討論するという。
また、2月の就任以降、初となる外遊で中国を選んだことについて、鄭外相は「周辺4カ国との対面外交を強化する必要がある」との考えを表明。記事は鄭外相が先月、米国、ロシアの外交トップと会談した他、日本の茂木外相と早期に会談したいとしたことを説明し、韓国メディアの韓国日報が先月31日、「中韓、朝鮮半島、世界の問題が山積していることを踏まえて韓国外相は米国より先に中国を訪問。中国が米国より先になるのは韓国外交史上、極めて異例だ」と報じたことを紹介した。
記事は、「康京和(カン・ギョンファ)前外相、尹炳世(ユン・ビョンセ)元外相は就任1カ月以内に米国を訪問している」とした他、韓国・朝鮮日報が「来年は国交樹立30周年だ」として「双方は全力で両国関係の引き上げを行っている」と報じたことにも言及した。(翻訳・編集/野谷)
2021年04月02日 21時10分 Record China
https://news.nifty.com/article/world/china/12181-874410/
今回は韓国の外務大臣が、アメリカよりも先に中国に出向いていったという話である。この政府は、本当に「義理」とか「同盟」ということの意味が全く分かっていない。というよりは「相手が嫌がることをやって振り向かせる」という、まあ、よく言えば好きな子にスカート捲りをして注意を引かせる昭和の小学生のような精神性しか持ち合わせていない人々であるということになる。
もう一度繰り返すが、韓国というのは朝鮮戦争という内戦をしている「真っ最中」の政府である。一人前の政府ではない。その敵対勢力である北朝鮮を支援していたのは中国共産党政府であり、いわば敵の同盟国である。内戦であるということを考えれば、敵そのものである可能性もあるのだ。そしてその時に「同盟」を組んで、一緒に戦った。というか滅ぼされる直前に盛り返して、何とか38度線まで維持できた力が、まさにアメリカ軍なのである。その時、マッカーサー元帥は真の敵が中国であるということを主張し、日本が残した軍需工場や資源古城の残る遼寧省に原爆を落とすことを主張。しかし、戦線を拡大したくないアメリカ政府によって罷免され、有名な「老兵は死なず」という言葉を残すのである。
そのようなアメリカの政変まで起こした同盟関係である。それを裏切り、現在の経済関係だけで、同盟関係があるわけでもなく中国に行くのである。
ではなぜこれが大きな事件になるのか。
実際に朝鮮戦争というのは、歴史的に見ても「共産主義・社会主義」という、封建時代に代わる「集団的独裁政権」のイデオロギー、ある意味で「合法的に一般民衆から上層部が搾取する方式の国」と「民主主義の国」の戦いの極東(東アジア)における最前線が朝鮮半島であったということであり、民主主義陣営からすれば「東アジアの橋頭保」であったという意味で非常に大きな影響力があったということになる。
しかし、現在ミサイル戦争の時代になってはその意味合いも少なくなってしまい、その存在感を出すために「目の前の話」しかできない国になってしまった。まさにその状況が今回の内容に表れているのである。
韓国が民主主義の国から見放される日は近い。
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