「宇田川源流」【お盆休みのエロ】 コロナウイルス禍でも頑張っているAV業界にエールを送ろう

「宇田川源流」【お盆休みのエロ】 コロナウイルス禍でも頑張っているAV業界にエールを送ろう

 一週間続けた「お盆休みのエロ」も今日が最終回である。まあ、一週間エロを書いたつもりだが、実際には「下ネタをもとにしたコロナウイルスにおける社会の矛盾の露呈に対する意見書」のような感じになってしまったようである。

今週は、まあ、お盆休みなので何とも言いようがない。しかし、エロというのは、人間の本能に根差した内容でありまた、人間の三大欲求である「食欲」「睡眠欲」「性欲」の一つであって、もっとも抑えにくいものであるにもかかわらず、なぜか性欲だけは「秘め事」として、人前で話すことそのものが大きく制限されている事態にどのように考えるのかということが、様々な事件を作り出すのである。

結局、「エロ」を推奨しなければ少子化問題は解決せず、また少子化問題が解決しないということは、財政の話や消費税の問題、年金問題なども全く解決することはないし、また日本御労働力問題も全く解決しないのである。ついでに言えば、労働力が足りないということから、外国人の入国を増やすなどということになり、「国の形を守るために子供を増やす」という話が、いつの間にか「経済を守る」「企業を守る」となってしまい、そのうえで、安易に労働力を入れるということになって、外国人を受け入れるということになり、日本の文化や伝統が破壊されてい行くということになるのである。

根本の部分の「エロ」をしっかりと行うことこそ、もっとも重要な内容ではないかと思うのであるが、そのような思考になるような人は少ないし、また社会は建前の話でしか動いていないので、そのような形にはならない状況になっているのである。

しかし、この矛盾が、今回のコロナウイルスで様々な形で表れていることがわかるのではないか。コロナウイルスによって、結局「建前でなんとなく動いていたものがすべて崩壊し、本音で動くというような状況に大きく動いた」のではないかという気がするのであるがいったいどのようになるのであろうか。

さて、その中で「エロ」の産業で頑張っている人々がいる。「お盆休みのエロ」の最後はその人々の声に耳を傾けよう。


「現場がストップしてしまって困った」紗倉まなが語った、コロナ禍のAV業界

 25日のABEMA『NewsBAR橋下』にAV女優の紗倉まなが出演、コロナ禍のAV業界について実情を語った。

 「この仕事は“濃厚接触中の濃厚接触”。検温、消毒など基本的な予防策はしていたし、PCR検査も実施していた。それでも現場がストップしてしまって困ったなぁと思っていた」と話す紗倉。

 最近では、女優たちと10~20分間にわたり直接電話することができるサービス「テレホンにゃんにゃん(現「テレホンH」)にも参加。反応は上々だという。

 「みんなで、自宅でできる“プチバイト”的なものを考えた。一昔前に流行ったようなものだが、ちょっとエッチなことを言ったり、雑談をしたり」。

 MCのサバンナ高橋茂雄が「女優さんと電話で話ができるなんて、中学生時代の僕が聞いたら、金策に走り回ってますよ!」と笑うと、「“いいね”と言ってくれる世代の方がいるから嬉しい。あの青春をもう一回体感できる、みたいな感じで利用してくださる方も結構いらっしゃる。若い世代だと“なんだそれ”みたいな反応もあるし、映像も欲しいという人もいるかも知れないけど、情報があればあるほど妄想がしにくくなる。声だけだから、エロいんですよ(笑)」と紗倉。

 イベントもオンラインに移行、“巣ごもり需要”によってVRや配信の売上も好調だというが、女優としては不満もあるようだ。

 「良かったなと思う反面、基本的に女優さんは出演料だけで印税のようなものがない。二次使用料が払われることもあるが、“売れている”という実感が持ちにくい。『FANZA』のユーザーレビュー欄を確認しにいったり、メーカーの方に“売れてるよ”と聞いたりすることはあっても、自分にはなかなか届かないと感じている。生配信があったらコメント数や視聴数で反響がわかるから、良い波に乗っているというのが感じられるかも。“ナイス・スプラッシュ!”とかってコメントしてほしいですね(笑)」。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

2020年7月28日 12時0分 ABEMA TIMES

https://news.livedoor.com/article/detail/18642420/


 紗倉まなさんというのは、あまりAVを見ない我々の世代にとってはよくわからないが、ネットで顔を見てみるとなかなかかわいい顔をしている女性である。まあ、男性のパターンとして「ロリ顔で胸とおしりがでかい」というのは一つのギャップであり魅力の一つであると考えられる。

一方、「普段は清楚な女性が、夜になると積極的になる」というのもよい。いずれにせよ「ギャップ」というものは男性にとって非常に女性の魅力の中の一つとして存在するものである。どうもそのようなことを持っている女性なのかもしれない。

ちなみに、女性が「エロい」と思っているものと、男性がエロいと思っているものは全く異なる。贅沢なことを言えば、「ただ服を脱げばよい」というものではなく、やはりそれなりに魅力を感じた脱ぎ方をしてもらいたいと思うものなのだ。そしてその魅力を感じるということは、実は男性によって千差万別でありなおかつ女性の考えるものとは全く異なる。また、男性が官能的に考える内容にうまく撮れる技術もあるということになるのである。

さてAVというのは、「作り物」であり、一方である意味で「男性目線で作られた理想形」である。そして、現在「草食男子」と言われる少し弱く消極的で女性的になってしまった男性に対して、「肉食に変化させるツール」として最もよいものがAVではないかと思うのである。コロナウイルスの時こそ、そのような内容が必要であり、男性も女性も様々なことを学ぶべきではないかと思うのである。

しかし、なかなかそのような感じにならないのが現在である。

当然に撮影というのは、多くの人がいて成立するものであり、特にAVのように「他人に見られてはいけない」撮影の場合は、屋外ではできないので、室内に多くの人が入るということになるのである。

さて、このような状況において、撮影ができないAV女優が何をしていたのかはなかなか気になる。

「“いいね”と言ってくれる世代の方がいるから嬉しい。あの青春をもう一回体感できる、みたいな感じで利用してくださる方も結構いらっしゃる。若い世代だと“なんだそれ”みたいな反応もあるし、映像も欲しいという人もいるかも知れないけど、情報があればあるほど妄想がしにくくなる。声だけだから、エロいんですよ(笑)」<上記より抜粋>

さて、この中に非常に重要なものがある。「情報があればあるほど妄想がしにくくなる」まさにその通りである。活字文化を行っている人間ならばみなわかると思うが、実際に、妄想力のなくなった人や、情報をすべて与えられないと安心できない人が多くなってしまい、人間の想像力がなくなってきていることが非常に大きなものである。

結婚ということを行うためには、その好きな異性との間において、結婚後の生活や子供のことなどの妄想力が必要であり、また、その妄想に酔うことによって愛が深まる部分がある。もちろん妄想と理想がごちゃ混ぜになって、それがおかしくなってしまう人もいるようであるが、そうではなく、妄想を普段からしていないから自分の理想と妄想の世界と現実が違った場合に許せなくなってしまい、短絡的な行動を起こしてしまう人が多いのである。

つまり妄想力をしっかりと持り、現実との違いを楽しむ訓練が特に男女関係やエロには必要なのだが、現在は即物的文化になってしまっているというのが現状なのである。

このようなことがわかっている女性が女優をやっていることが最も良いのかもしれない。

宇田川源流

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