「宇田川源流」 <現代陰謀説> 金属を食べるバクテリアを発見したアメリカが今後何をするのか
「宇田川源流」 <現代陰謀説> 金属を食べるバクテリアを発見したアメリカが今後何をするのか
金曜日は現代陰謀説である。さて陰謀というのは、何か新規の道具を見ながら、その道具をどのように使うのかということが出てくる。最も皆さんにわかりやすく出されているのが、映画「007」シリーズの「秘密兵器」といわれるものである。もちろん時代を感じるものが少なくないのであるが、それでもなかなか面白いものがある。
そのほかのスパイ映画でも、スパイ映画でしか使われないような秘密兵器が出てきており、科学の粋を極めたものか、あるいは、ファンタジーなのかはわからないが、そのような秘密兵器が様々なところで活躍する。
ちょっとだけ私の個人の感想を言わせてもらえば、その秘密兵器が無駄になったことはなく、作ったのに、最後まで使われなかったというようなものがないというのはなかなか面白い。
計画通りに行っているからすべてが最小限というのであればわかるのであるが、全くそうではなく想定外のこともあり、また、ハプニングも様々にあるのに、なぜか秘密兵器がすべて規定通りに使われているところが「映画」を感じるものである。
さて、映画の話は別にして、この「秘密兵器」というのは、映画のようなものではないかもしれないが、様々に作られている。もちろん、「偵察衛星」などもその中の一つで、今日本のネット上に上がっているようなものは、数年前に出ているものばかりで、少し古くなっている「既知」の兵器ばかりである。
一方、最新の兵器というのは、当然に最新の技術や新発見をもとに使われる。それまでの概念が変わるものが出てくるということになるということになるのである。当然にそのようなものが表に出ることはほとんどない。
しかし、実際はすべてがそのような新発見でできているのではなく「大学かどこかで発見された新規性の技術を、既存の技術と使って何かを考える」というような状況になってきているのである。
そして、その「新兵器」をどのように使うのか。そこに新たな陰謀がが隠されるということがあり、同時に、もう一つの陰謀が存在する。そしてその陰謀を暴く動きが出てくることになるのである。
金属「食べる」細菌、米研究者が偶然見つける 長年の仮説を裏付け
(CNN)米国の細菌学者らがこのほど、金属のマンガンを「食べて」カロリーを得ている細菌を偶然発見した。そのような細菌が存在するのではないかという説は100年以上にわたり唱えられてきたが、これまで証明されたことはなかった。
米カリフォルニア工科大学で環境細菌学を専攻するジャレッド・リードベター教授は、ある実験のため粉末状になった金属元素のマンガンを使用した。実験の後、同教授はマンガンにまみれたガラス容器を水道水で満たし、研究室のシンク内に放置。そのまま学外での活動に出かけて数カ月戻らなかった。
数カ月ぶりに研究室に戻ったリードベター教授は、ガラス容器が黒ずんだ物質に覆われているのに気が付いた。最初はそれが何なのか見当もつかなかったが、かねてから探し求めていた細菌によるものかもしれないと思い、系統立ったテストをして確かめることにしたという。
その結果、容器を覆った黒ずんだものは酸化マンガンで、新たに見つかった細菌によって作り出されていたことが分かった。この細菌は、現地の帯水層からくみ上げた水道水の中にいた公算が大きいという。
研究者らはこの細菌について、14日刊行のネイチャー誌の中で、マンガンをエネルギー源として利用することが確認された初めての細菌だと説明。自然界の細菌はたとえ金属のような物質であってもこれを新陳代謝させ、細胞に必要なエネルギーを引き出すことができるとの見解を示した。
新たな研究では、この細菌がマンガンを使って化学合成を行えることを突き止めた。化学合成とは、細菌類が無機物の酸化により生じるエネルギーを用いて二酸化炭素から有機物を合成する働きを指す。
さらにリードベター教授は、酸化マンガンが水道管を詰まらせる環境工学上の問題にも言及。これまで細菌の活動が原因と考える研究者は多かったが、その裏付けとなる証拠は得られていなかったと述べた。
2020年7月17日 18時28分 CNN.co.jp
https://news.livedoor.com/article/detail/18590305/
さて今回の内容は「金属を食べるバクテリア」の存在である。
もちろん金属といってもすべての金属を食べるのではなく、金属元素のマンガンを食べて成長する金が出てきたということになる。
米国の細菌学者らがこのほど、金属のマンガンを「食べて」カロリーを得ている細菌を偶然発見した。そのような細菌が存在するのではないかという説は100年以上にわたり唱えられてきたが、これまで証明されたことはなかった。<上記より抜粋>
金属を食べる細菌というのは、確かに100年以上唱えられてきていたしまた、そのようなことは様々なSF小説に書かれていた。その細菌をまけば、金属が一瞬で消えてしまう、ミサイルも軍艦もすべて食べられてしまうようなアニメーションも少なくなかった。しかし、実際にはそのような金は今まで確認されいなかったのである。それをカリフォルニア大学で偶然見つけたということになったのである。
まあ、見つけるにあたるいきさつなどは上記の記事の通りである。ついでに言えば「偶然」見つかったものであることから、その内容に関してはこの教授の慧眼が素晴らしかったとしか言いようがない状況ではないかと思う。
しかし、何とも言えないものである。
まずはカリフォルニアという場所である。カリフォルニア州は人口37,253,956人、このうち中国人が1,150,206人で3.09%。州単位で言えば、全米で二番目に中国人率が高く(ハワイが第一位)、また人数で言うと断トツの1位である。ちなみに全米平均の中国人率は0.64%。その差はかなり高い。そのようなところでこのような金が発見されるということの危険性というのはどのようなものになるのであろうか。
細菌がマンガンを使って化学合成を行えることを突き止めた。化学合成とは、細菌類が無機物の酸化により生じるエネルギーを用いて二酸化炭素から有機物を合成する働きを指す。<上記より抜粋>
このように、アニメーションのようにこの細菌をもってこれらを壊すというようなことはできないが、しかし、ここに書いてあるように有機物を合成するというような話が出てくるのである。つまり、その研究成果から新たな可能性が存在するということであり、その内容をどのように使うかということになる。
当然にアメリカが現在問題にしている「知的財産権」の問題があり、中国人がそれを狙う。一方でアメリカはそれを許さないという攻防が始まることになる。またその内容に関して、カリフォルニアの大統領選挙などが絡んでくるということが見えてくるのである。
このような新たな内容ということになると、それを使った研究合戦が始まることになり、その後、様々な話が出てくるということになるのである。
このような「新規の発見」が、次に多くの人の前に出るときにどのような話になるのか。なかなか興味深い話である。
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