「宇田川源流」<現代陰謀説> ANTIFAという「デモ・暴力装置」のトレーニング現場はなぜ必要とされているのか?

「宇田川源流」<現代陰謀説> ANTIFAという「デモ・暴力装置」のトレーニング現場はなぜ必要とされているのか?

 今回の黒人差別デモに関して、何か違和感を感じる人はいないだろうか。

いくつかの特徴を見てみよう。通常、政治的または差別解消の主張のデモというのは、基本期には「自らの立場や人権をの主張」をするということになる。もちろん、アメリカやフランスのデモの場合は、その人々の貧しさからそのまま略奪などになることがあるが、それは、「差別されているから貧しい」というような話になってしまうのと、混乱における集団真理ということが大きな話になってきている。

しかし、今回のデモは何かが異なる。まず何よりも「黒人の命が大事」まではわかるが、実際には、そもそも元の犯罪に関する言及がないということである。南北戦争以前のアメリカと現在は全く異なるのである。よって「人権」があり、国人であることだけで迫害されることや、差別を受けることは基本的には少ない。もちろん、個人の中には黒人を嫌いという人はいるであろうが、制度としての内容は存在しないことになっている(民間企業などは例外がある可能性がある)。よって、今回の内容も「黒人だけを特別扱いする」というような話に発展するのはおかしいのである。つまり「被差別者が差別されていることを逆転し特権化する」というプロセスに移行しようとしているように見える。もちろんそのように見ているだけかもしれないが、自主的なコロニーを作るなど、何か違うものを感じる。

もう一つは「コロンブス像の破壊」である。上記に書いたように、「貧しい」ということからの略奪があることや集団真理はある。しかし、そのことで象徴性を持つものの破壊があるだろうか。トランプ大統領の就任後、アメリカで国旗を燃やすデモが行われた、このように「象徴性の破壊」というのは共産主義者やアジア人の特徴である。実際に、ソ連が崩壊した時にスターリン像を倒したところは少なくない。そのような状況が行われていることに何か違和感を感じるのは私だけであろうか。

米NGO調査員がANTIFAに潜入、「デモ・暴力行為をトレーニング」

米国では5月末から、警察に拘束された黒人男性が死亡したことを機に、暴動や略奪が続いている。トランプ大統領は6月初め、暴動に関与したとして極左暴力集団「ANTIFA(アンティファ)」をテロ組織に指定すると表明した。ANTIFAに潜入し調査を行った調査員は、同グループは高度に組織化されているとした。

 米調査ジャーナリストNGO「プロジェクト・べリタス(Project Veritas)」の潜入調査員は、6月4日に公開したビデオの中で、自分の経験や収集した情報について語った。調査員はカメラの前で顔を隠し、名前を明かさなかった。

 動画によると、調査員は、ある年の7月にオレゴン州ポートランドのANTIFA支部に参加した。ANTIFAの担当者は、安全な電子メールを通じて同調査員に連絡し、白いTシャツを着て水筒を持って指定した場所に来るよう指示した。指定場所に行った調査員はその後、別の場所に連れていかれ「面接」を受けた。

「面接を受けた後、見込みのあるメンバーはANTIFAの戦略や戦術の必須講義に出席する必要がある」という。

 講義は開店時間前の書店で行われた。参加者は自分の携帯電話を店のトイレに残すように要求された。外からの音を消すために、トイレの中で扇風機を稼働させていた。

 ANTIFAのメンバーは講座で、暴力行為を密かに行う方法や、自分の身の危険を最小限に抑える方法などを教えた。

 調査員が隠しカメラで撮影した講座の映像では、講師を務める一人のメンバーは「目立たないようにしてください」と警告した。「でなければ、金属のスパイク・ナックルの尖った部分に(仕込まれる隠しカメラで)顔写真が撮られてしまったら」「司法機関はこれらの写真を使って、暴行罪で私たちを起訴することができる」という。

 この講師は、いかに攻撃の相手に大きな傷害を与えるかを教えた。「目をえぐる練習をしてください。目に傷をつけるのには、ほんの少しの力でいい」。乱闘だけが目的ではなく、相手に重傷を負わせることが重要だと強調した。

 同調査員は、ANTIFAの正式メンバーになるまで1年半の「試用期間」を経験した。このビデオを公開する「かなり前に」、同組織を離れたと語った。

 調査員の話によると、ポートランドのANTIFA支部は「ローズ・シティーANTIFA(RCA)」と呼ばれている。「この支部はより構造化されているため、会社のような組織だった。だから、RCAは外部資金、影響力、資源を使っているような気がする」という。

「ANTIFAのメンバーは、何らかの暴力を煽ったり推し進めたりすることに躊躇しない。メンバーは、事前にしっかりそのアプローチを計画するのだ」

「私たちは会議や講義で、デモやブラック・ブロック(Black Bloc)を行う前に、武器の詳細、所持品、装備について話し合う」

 ブラック・ブロックとは、デモの参加者が同じ黒色の衣服、帽子、マスクなどをつけることだ。この作戦では、犯罪行為を行っても、犯人の特定を困難にするメリットがある。

「この目的は、外で危険なことをできるだけ安全に行うことだ」と隠し撮りした映像で別の講師が話していた。講師の横にあるプロジェクタースクリーンには、「Buddying up(二人組を組むこと)」についての説明内容が映し出された。スライドには、「相棒の気持ちに心を配り、必要に応じて落ち着かせたり、慰めたりするようにしてください」と書かれていた。

 また、講義では、相棒が警察に逮捕されたとき、メンバーが「法的支援者」に詳細を伝えるよう求められている。「相棒がけがをした場合」は、メンバーが相手を撃退したり、救急車を呼んだりして、カメラでその状況を記録しなければならない。

 調査員は、RCAの創設者がスウェーデンに移住した後、同支部は海外のANTIFA組織とのつながりを維持していると述べた。

 大紀元はRCAの創設者に関する有力な情報を得られなかった。

 ウィリアム・バー米司法長官は5月30日の記者会見で、「多くの地域で、無政府主義者や極左グループが抗議デモを画策し、扇動しているようだ。極左グループはANTIFAに似たような戦術を使っている。多くの人は他の州から来た」と発言した。

 ニューヨーク市警の元本部長バーナード・ケリック(Bernard Kerik)氏は大紀元の取材に対して、ANTIFAはさまざまなウェブサイトで抗議活動の開始場所を管理し、指示を行っていると語った。同氏によれば、ANTIFAは米国内の40の州と60の都市で支部を持ち、各地の暴動に資金を提供している。

 同市警のジョン・ミラー副本部長(情報・テロ対策担当)によれば、ANTIFAなどの外部過激派グループは、偵察員や衛生担当の医師を組織し、石や瓶、燃焼促進剤の供給ルートを管理し、支部の破壊活動に提供しているという。さらに、過激派グループは、暗号化された通信ネットワークを使って連絡を取り合っている。

 共産主義を研究するトレバー・ラウドン(Trevor Loudon)氏は、ANTIFAは現在、米国に起きている騒乱の一部に過ぎないとの見方を示した。「米国にいる共産党のメンバーや社会主義政党は、最初から抗議活動や暴動に関与していた」とした。

(文・Petr Svab、翻訳編集・張哲)

2020年06月09日 18時22分 大紀元

https://www.epochtimes.jp/p/2020/06/57834.html

 今回のデモの中心はANTIFA組織によるものであると断定されている。トランプ大統領はこの組織をすぐにテロ組織に認定している。

ある意味で「ファシスト」に反対するのではなく、左翼活動をしているだけのことであり、アメリカでは禁止されている共産主義政治活動をしているということになるのである。それこそ大きな問題なのではないだろうか。

さて、上記の記事を読んでいただければ「いかに破壊活動やテロ行動を行うことを目的にした集団なのか」ということがわかるというものである。実際に『いかに攻撃の相手に大きな傷害を与えるかを教えた。「目をえぐる練習をしてください。目に傷をつけるのには、ほんの少しの力でいい」。乱闘だけが目的ではなく、相手に重傷を負わせることが重要だと強調した。』<上記より抜粋>とある通り、重傷を負わせて行動を制限させるということんあるのであるから当然に、テロであるということになる。もっと言えば「破壊活動専門のテロリスト」ということになる。だから「ANTIFAのメンバーは、何らかの暴力を煽ったり推し進めたりすることに躊躇しない。メンバーは、事前にしっかりそのアプローチを計画するのだ」<上記より抜粋>ということになるのである。なお、躊躇しないということは、それだけ普段から練習を重ねているものであり、なおかつ、その内容が普段から頭の中でシミュレーションできているということでしかない。それが一般人かといわれれば、全く異なる。

そのうえ、こんなことまで言っているのである。

「私たちは会議や講義で、デモやブラック・ブロック(Black Bloc)を行う前に、武器の詳細、所持品、装備について話し合う」

 ブラック・ブロックとは、デモの参加者が同じ黒色の衣服、帽子、マスクなどをつけることだ。この作戦では、犯罪行為を行っても、犯人の特定を困難にするメリットがある。

「この目的は、外で危険なことをできるだけ安全に行うことだ」と隠し撮りした映像で別の講師が話していた<上記より抜粋>

まさに、これは「警察などの捜査状況をよく理解し、その目をかいくぐって犯罪(破壊工作)を行うということである」ということを意味しており、まさに犯罪者の集団であることが理解できると思う。

 さて、日本にもこのANTIFAの旗を掲げてデモを行っている人々がいる。もちろんその中には善意で黒人の命がかわいそうと思っている人がいるであろうし、また、善意で参加している人もいるであろう、しかし、そのような善意を逆手にとって、破壊活動をしているということであり、なおかつ、その中で自分たちは逃げ延びてどうでもよい人を逮捕させるということでしかないのである。そのような人々と一緒にいれば、徐々に洗脳されてしまうということになるのではなかろうか。

「多くの地域で、無政府主義者や極左グループが抗議デモを画策し、扇動しているようだ。極左グループはANTIFAに似たような戦術を使っている。多くの人は他の州から来た」<上記より抜粋>

合法的ならば、表に出てやればよいこと。つまり自分たちが犯罪をしているということもよくわかっていて破壊活動をしている。それが今回の問題なのではなかろうか。他人の善意を使って自らの破壊活動を推進する、このような陰謀がまかり通っているのである。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000