「宇田川源流」【土曜日のエロ】 大阪府が条例で書く「18歳未満との真剣な交際」とは何かという素朴な疑問

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 大阪府が条例で書く「18歳未満との真剣な交際」とは何かという素朴な疑問

 さて今週も土曜日のエロの日になった。まあ、土曜日のエロといえども前半は今週にあった事件などでブログの本編の方に入らなかった雑感などを書いているのであるが、今週は何をおいてもコロナウイルスであろう。

この件に関しては何度も言うが、かなり新しい情報を有料メルマガの中に入れているのである。まあ、適当なことを言っているが、少なくともこれが「細菌兵器」なのかということはかなり疑わしい。しかし、ある意味で「人工的に作られたもの」であり、なおかつ「変異」したものであるということが言えるのではないか。

この内容を簡単に言えば、「兵器」とするにはさすがに致死率が低すぎるということになる。しかし、自然物でこれだけの感染力があるということはあまり存在しない。そのような感染力のあるものが、自然界にあって今まで流行していないということはあり得ない。つまり、毒性の低いものが何らかの化学系なものか、あるいは人為的な実験などによって感染率が急激に高まったということが言えるのではないか。そのように考えることが最も重要なはずである。

単純に細菌に関しては「感染率」「重症化率」「致死率」の三つの数字を上げながら考えるべきであり、そのうえで「治療法」つまり「ワクチンや薬品耐性」などを勘案するということが必要である。まあ、あとは有料のメルマガの方に譲るとしようか。

それにしてもダイヤモンド・プリンセス号は何とも災難である。まあ、水際対策を取らなかったからどうなったというような批判はあるが、そもそも公海上を走ってくる船をどのように途中で取り締まるのかなどということは想像していないではないか。まあ、要するに「巨大な密室でウイルスを培養しながら走ってくる」という船というシステムをどのように今回考えるのかということが、このクルーズ船では見えてきたのではないか。

乗客には何の罪もないのであるが、なかなか大変なことであろう。


18歳未満との交際、「真剣」以外はすべて違反に…大阪府が条例改正案

 大阪府が、2月議会に提出する府青少年健全育成条例の改正案の全容がわかった。条例は18歳未満とのわいせつ行為を禁じているが、現行では、脅したり、ウソをついたりしていなければ、処罰の対象外だった。改正案では、性的欲望を満たすことだけを目的としたわいせつ行為を禁じ、真剣交際以外はすべて違反となる。

 府の条例を巡っては、処罰対象になる要件が他のほとんどの都道府県より厳しく、逮捕・書類送検が極端に少ないことが問題になり、府の審議会が対象拡大を提言していた。改正案では、脅しやウソの文言がなくても、18歳未満の未熟さに乗じてわいせつ行為に及ぶことも禁じる。

2020年02月02日 10時04分 読売新聞

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-549161/


 さて、今回のエロは大阪の条例案である。

大阪府は大阪府青少年健全育成条例の改正案として、「18歳未満とのわいせつ行為」は禁じているが、「真剣交際以外をすべて違反とする」となったという。

さて、上記の船と一緒で「象徴的」にこれらのことを考えるような事件や事故が出てきてしまうのであるが、まあ、どのようなことになるのかという気がする。

さて、この中の問題は、今までは「脅したり、ウソをついたり」というような状況で、「欺罔または抗拒不能」な状態であるというような状況を想定していた。つまり、脅迫してホテルに連れ込むとか騙すとか、薬を使うなどというような状況になっていた。

しかしその場合「女性が売春をした場合(男性が援助交際などで女性を買った場合)」や「不倫で18歳未満の女性と付き合った場合」もっとすごい場合は、「女性が18歳未満で風俗店に勤めている場合」などのことがどうなったかというような感じになってくる。

一方「真剣交際」ということはどういうことであろうか。まあ、「結婚を前提」というようなこともある。現在、結婚できる年齢(婚姻年齢)は男性は18歳以上、女性は16歳以上(民法第731条「婚姻適齢年齢」)となっている。

しかし、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる民法改正案にともなって、女性が結婚できる年齢が18歳に引き上げられる予定になっている。この法律は2022年4月からの施行予定である。

この法律は、義務教育である中学校卒業が16歳で終わることから16歳で女性が結婚できるようになっており、その代わり未成年の場合は親の承認が必要ということになっている。一方、18歳以上というようになったので、単純に「実質的な義務教育」というか「進学率」が高校卒業以上になったという社会的変化に対応しているということを意味している。

しかし、残念ながら「16歳から18歳に婚姻年齢が引き上げになった」というような状況になる学校以外の理由がない。もっと言えば、女性・男性の「エロに関する知識や環境」は全く変わっていない状況になっている。正確に言えば、ネットや動画の配信などで、実質的には「低年齢化」しているのが実態であって、そのことが全く見えていないということになるのではないか。

そのような状況であるにもかかわらず、いや、そのような状況であり社会的な歯止めができないからということが本来の理由なのかもしれないが、つまりそれだけ社会が「エロ」に傾いてしまっているということになり真剣交際というようなことがよくわからなくなってきているのではないか。

まあ、常々言っているが、徐々に「一夫一婦制が徐々に崩壊しつつあり、平安時代のような通い婚に戻したらどうか」ということがこのようなことから見えてくる。あるいは、このような法律を全て無くす「遊郭制度」の復活など、様々なことが考えられる。遊郭を作り、その中は何でもありにしながら、遊郭以外では婚姻関係と婚姻の事前交渉以外は禁止するというような感じにしなければ駄目である。抽象的に「真剣交際」などというようなことを言ってもそのことが主観とあいまいな基準で終わってしまっており、実際に社会に即した内容になっていない。

規則で客観的に縛るのであれば「交際」「婚約」「結婚」ということをしっかりと外形的にわかるようにすべきである。まあある意味でこれらの契約のようなものがあれば、それでよいのかもしれないし、結婚している人や婚約している人が何らかの印をつけるというようになっていればよい。そうではない人が性行為をしたら罰するなどの話になっていれば、わかりやすい。そうではない場合は真剣交際とは何かということをしっかりと行政が出す必要がある。もちろん、その出した表現の仕方ではそのままセクハラになる可能性もある。法律の社会とエロの実質的な内容があまりにもかけ離れているという事がこのようなことでよくわかる。まあ、それだけ「エロ」は最も時代の最先端に行くのである。

宇田川源流

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