「宇田川源流」 【土曜日のエロ】 特殊な性行為で妻が死亡してしまったというドイツの夫婦の「特殊な性行為」と「その後の裁判」
「宇田川源流」 【土曜日のエロ】 特殊な性行為で妻が死亡してしまったというドイツの夫婦の「特殊な性行為」と「その後の裁判」
今週も土曜日になった。先週は、州の公判が京都に長々な出張していたので、どうしても先に書いてしまった文章になってしまったが、今週はしっかりとタイムリーに書いている。しかし、それにしてもネタがない。老人の交通事故などはあまり書きたいと思わないし、また、政治に関しては国会も終わって、選挙も終わってちょうど長い夏休みに入ったような感じでしかない。政治では次の内閣がどのような人事になるかということが最も重要であって、その次に憲法改正に関する虚々実々の駆け引きが行われる。今週のような、何も動いているように見えない時こそ、裏では最も大きく動いているのであるが、なかなか一般の目からは見えない状態になっているのではないだろうか。
そんな中で、目立った内容は、まさに、「れいわ新撰組の二人議員の参議院登院」の件であろう。
まあ、片方で障碍者を大事にしなければならないという障碍者保護の観点があるものの、片方で、国会という「日本国の国権の最高機関の一員として自分に投票した人の意見を国政に伝える義務と責任」ということがあるのではないか。基本的にそこを「障害」ということの理由で困難な場合に、その「困難な事情の克服の責任はだれが負うのか」ということではないかという気がする。すべて国会という国民の税金で賄っている部分が負うのか、あるいは、本人、または、その人を選んだ人が負うのか、というような問題ではないか。何か事件が起きたときの義務と責任ということに関して、日本人はその内容を全く考えていない。戦後教育というのはそういうことをすべて「国」が引き受けるべきといっているが、そもそも国家とは国民の税金で成り立っているのであり、それをその人々のためだけ、つまり「平等に多くの障碍者のためだけではなくその人のためだけに使う」ということがコンセンサスが取れているのであろうか。
単純に、「建物的なバリアフリー」の問題と、個人的な介護の問題とは分けて考えなければならない。その「責任の分担と義務」ということは、夫婦間の特殊な性行為の場合も当てはまるのではないか。
新婚カップル、特殊な性行為が原因で妻が死亡 「妻がかわいそう」「合意なら事故」ネットで物議
人はそれぞれ異なった趣味嗜好を持つ。カップルがお互い合意の上で、それぞれの性的嗜好に合った愛情表現をすることは、何ら問題ない。しかし、時には特異な愛情表現が、思わぬ大事故につながることがあるようだ。
海外ニュースサイト「The Sun」は7月18日、特殊な玩具を使った性行為が原因で妻が死亡し、夫が過失致死罪に問われた裁判で、夫に執行猶予付きの有罪判決が下されたと報じた。
同記事によると、2011年から交際を始めたドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州に住む現在52歳のラルフ・ヤンクス被告と当時49歳の妻のクリステルさんは、2018年7月に結婚式を挙げ、その2日後、自宅で2日間にわたって性行為にふけっていたという。その際、30年前から特殊性癖を持つというラルフ被告は、特殊な玩具をクリステルさんの体内に挿入したといい、クリステルさんは行為の後に腹部の痛みを訴えたそうだ。
夫婦は交際期間中からこのような特異な性行為を重ねていたといい、以前クリステルさんがラルフ被告に腹部の痛みを訴えて、大腸内視鏡検査を受けたことがあったという。その時の検査で異常がなかったことから、ラルフ被告は、この時のクリステルさんの痛みもそれほど深刻だと思わなかったといい、クリステルさん自身も病院に行くのを拒んだため、夫婦はそのまま様子を見ることにしたそうだ。その4日後、クリステルさんは死亡したという。
司法解剖の結果、クリステルさんの死因は、特殊な玩具を体内から取り出す際に、玩具の先端の尖った部分が腸を傷つけたことによるものと断定。ラルフ被告は、過失致死容疑で逮捕、起訴され、7カ月間勾留されたそうだ。
同州の裁判所で行われた裁判で、クリステルさんは以前からラルフ被告との特異な性行為を親しい友人に打ち明けていたことが判明。夫婦の行為はお互いの合意に基づくものと判断されたという。この事件を担当した裁判官は、ラルフ被告に対して、「妻を病院に連れて行くなど適切な処置をとらなかった被告には重大な過失があった」と非難したが、「被告に妻を殺害する動機がなく、過失致死罪には当たらない」として18カ月の執行猶予付きの有罪判決を言い渡したそうだ。
このニュースが世界に広がると、ネットでは「妻はきっと痛みに苦しんだはず。とてもかわいそう」「体を傷つける恐れのある危険な玩具を使うべきではない。被告の罪は重い」「2人の行為が合意の上だったのなら単なる事故だ」「被告も最愛の妻を亡くし後悔しているだろう」など賛否の声が挙がり、物議を呼んだ。
海外では他にも、特殊な性癖による性行為が原因で命を落とした人たちがいる。海外メディア『THE RICHEST』が2015年4月に紹介した事例を2つ取り上げよう。
2007年、イギリスに住む当時38歳のサイモンさんは、恋人である女性の特殊な性癖による要望に応えて、天井から吊るされたロープを自らの首にかけて椅子の上に立ったという。その後、彼女は、サイモンさんが立っている椅子を蹴り飛ばして、用意していたナイフでサイモンさんの首にかかったロープを切る予定だったそうだ。しかし、ナイフの切れ味が悪く、彼女はそのロープを切ることができず、サイモンさんは窒息死したという。
他にも、2008年アメリカに住む当時27歳のクリステンさんは変わった性癖を持ち、日頃から夫と特殊な性行為を重ねていたそうだ。この日、いつものようにクリステンさんの胸に電気の流れる玩具を取り付けたという夫は、いつもより数秒長くクリステンさんに電気による衝撃を与えてしまったそうで、クリステンさんは心停止を起こして死亡したという。
お互いが合意した上での行為といえ、相手が事故死するようなことがあってはならない。
この記事の引用について
‘I LOVED HER’ Husband accidentally killed his new wife with a spiked 8-inch sex toy he put inside her during 48-hour bondage session to celebrate their marriage
11 Times Sex Has Gone Horribly Wrong
https://www.therichest.com/rich-list/most-shocking/11-times-sex-went-horribly-wrong/
2019年07月26日 19時00分 リアルライブ
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-49660/
さて、今週のエロはまさにこの問題である。
さて要約すると、この夫婦は、特殊な性癖があり「体内」といっても「前」か「後ろ」かわからないがそのどちらかに異物を挿入し、それで遊んでいたということになる。まあ、その遺物というものがどのようなものか、だいたい想像がついてしまうのであるが、その詳細が分からなくてその詳細が知りたくなってしまうところが面白い。
そして、その遺物挿入の性行為を「二日間行っていた」というのであるから、なかなかたいへんなものである。日本人でも「一日中性行為にふけっていた」ということはたまに若者の話などで聞くのであるが、52歳と49歳の夫婦で、二日間ずっとやっているというのはなかなかの体力であるといわざるを得ない。そのうえ、その遺物が体内で傷をつけて「特殊な玩具を体内から取り出す際に、玩具の先端の尖った部分が腸を傷つけたことによるものと断定」<上記より抜粋>ということだそうだ。
このほかにもイギリスの例で、首を絞めるのではなく、首をつってそれをギリギリのところでナイフで切るというプレイをしていたところ、そのプレイがうまくいかなくて窒息死した話がある。日本でもSMの中で首絞めの性行為があるということを聞いたことがあるが、まさにその亜流であろう。そしてもう一つは電気ショックを与えるものであり、それが長すぎて心臓発作を起こしたということらしい。これも、まあ、事故死の部類であろう。
まあいずれも本人の希望によるものであり、殺人や拷問とは異なるものである。ある意味でマゾヒスト的なものであって、日本でも「SM殺人」というのが存在するように、様々なものだ尾が存在する。
しかし、マゾヒズムの場合、「死ぬ寸前のところが最も気持ちいい」ということだそうである。そういえば臨死体験を聞いた人の中で、臨死体験があまりにも苦しかったという人はいない。その前後の治療などはかなり苦しいものであるようだが、お花畑があって、川が流れていて、そして向こう岸で誰かが呼んでいるという、まさに三途の川といわれるものが存在し、その周辺までいったことのある人は、ほとんどが、その素晴らしい世界に開館に近い感覚を覚えている。ちなみに臨死体験であって事故などによって死のふちをさまよった人なのであるが、その人にとって死に至る直前というものは実はそれほど恐ろしいものではなかったのではないかという気がする。
一方、SM、つまりここで言う特殊な性行為とは、性行為にその臨死体験を持ち込み、そのうえで、その臨死体験をもって究極の快感を得ようとするということになる。逆にその性行為が「臨死」という「極限に近いものであるがゆえに、快感が大きい」ということになる。その快感を追求したものでの死というものがどのように処罰されるのかということになるのである。
この事件を担当した裁判官は、ラルフ被告に対して、「妻を病院に連れて行くなど適切な処置をとらなかった被告には重大な過失があった」と非難したが、「被告に妻を殺害する動機がなく、過失致死罪には当たらない」として18カ月の執行猶予付きの有罪判決を言い渡したそうだ。<上記より抜粋>
つまり、「殺人」でもなく「過失致死」でもなく「保護責任者遺棄致死」というような感じであろう。まさに自分の判断でも行けた状態であることから考えれば、(四日間ある)まあまあ、そんなものなのであろう。最も悲しんでいるのはせっかくのパートナーを失った本人なのではないか。そんな気がするのである。
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