「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」 第31話 令和初の国政選挙2019年参議院選挙について 3 参議院選挙の投票動向
「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」
第31話 令和初の国政選挙2019年参議院選挙について
3 参議院選挙の投票動向
前回、前々回と、予想数値と今回の参議院選挙の争点を見てきました。
選挙戦に入る前に、年金で生活するには95歳までに2000万円足りないなどの話が出てきていましたし、また、そのほかの与党批判がさまざまに出てきていました。
年金問題、消費税増税、F35の大量購入、イージスアショアの立地における計測の偽装など、様々な部分で現在の政権与党が批判されている問題がありました。
野党各党は、与党が良くないというように様々な批判を繰り返しています。
国会の審議でも、ほとんど審議をしなかったり、あるいは憲法改正の審議に応じなかったり、あるいは、マスコミなどでも与党批判を繰り返していました。
実際に、年金問題などは、かなり大きな問題のようになり、テレビや新聞でも毎日のようにやっていました。
また選挙戦になっても、野党各党は、その件で批判を強めています。
その上、立憲民主党に関しては、安倍首相が「民主党の枝野さん」というような言い方をすることで「自分たちは民主党ではない」というような言い方をし「戦況妨害である」などと主張しています。
しかし、そのように批判を強めても、実際のところ、票が集まっていない状態です。
それはどのような現象が起きえいるのでしょうか。
今回は票の動きを考えてみましょう。
基本的に、選挙前から投票する支持政党が決まっている人は、基本的に変わりません。
このような人々を、この場では仮に「固定ファン」と呼びましょう。
6月22日・23日の朝日新聞の政党支持率の調べでは次のようになっています。
自民党 44.8%
立憲民主党 10.3%
国民民主党 1.7%
公明党 3.9%
共産党 6.2%
日本維新の会3.3%
社民党 0.9%
その他 1.0%
支持なし、わからない、答えない 27.9%
これが固定ファンということになります。
さて、この内容がそのまま反映します・
この中で、「無党派」といわれる人が最も重要になってくることになります。
例えば野党第一党の立憲民主党に、支持なしなどの無党派層が全て入れば38.1%になりますから、自民党に匹敵する勢力になるのです。
これらの選挙戦前から「与党批判」は、これ等無党派層を自民党・与党に投票しないようにするだけではなく、自民党の票44.8%を減らすということになっています。
しかし、「自民党を離れた評が立憲民主党に(または統一候補に)集まるのか」ということが最も大きなところになります。
実際にそのようにうまくゆかないということになるのです。
しかし、現在の野党の皆さんは、10年前の総選挙で民主党が政権を取ったとき、実際に、自民党を批判しただけで政権を取ったということを自認しています。
つまり、政権を取った「成功体験」がそのまま残っているということになります。
当時、なぜ成功したのか、そして今回はなぜそのように票が動かないのか、ということの分析が全くできていません。
その辺が見えていないことこそ、今回の選挙の特徴ではないでしょうか。
さて、「自民党(または与党)を支持していない人々」が「野党支持票」と、「無党派票」というようになっています。
しかし、その内容を分析するときに
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