「宇田川源流 日本万歳!」 日本人三人目バスケットボールNBA1巡目指名がスゴすぎる!

「宇田川源流 日本万歳!」 日本人三人目バスケットボールNBA1巡目指名がスゴすぎる!

 毎回、日本人と日本のすごいところをただただほめまくるこのブログ「日本万歳!」の連載である。

さて、今回は、バスケットボールの話をしてみたいと思う。サッカーでも、野球でもそうであるが、外国に行って活躍することがすごいことであるかのような感じになってきている。ある意味で、「日本はレベルが低いのか」という気になってしまう。ラグビーなどは、体格差もあって日本のような感じではうまくゆかないかもしれない。しかし50年前の東京オリンピックではパワーや高さが全く違う外国勢に、日本の女子バレーボールチームは勝ち続けた。当時「東洋の魔女」といわれていた。

「日本流」という言葉がある。ある意味で「ジャパンスタイル」というような感覚なのかもしれない。アメリカやそのほかの国々におけるスポーツのように、力勝負をするというのではなく、チームワークと連携性、そして、無駄を極端になくすやり方こそ、日本のお家芸であるといえる。

この「ジャパンスタイル」を生み出すのは、「日本人の気質と、その日本人気質の人に育てられた日本人の教育の力」である。馬鹿な政治家や馬鹿な教育者は何かといえば外国をオリジナルといって、その内容にしたがるのであるが、残念ながら日本国内にいて情勢発展した方が間違いなく素晴らしいものが生まれることが多い。野球において、野茂英雄以降、多くの選手が大リーグで活躍してきているし、また、体操などもすべてそのような状況になってくるのである。

さて、日本のスポーツにおいて、私が思う基本的な感覚である。

さて、今回はバスケットボールである。

八村塁はワシントン・ウィザーズが指名「皆さんやりました」日本人初NBA1巡目指名

 米プロバスケットボール、NBAのドラフト会議が20日午後7時(日本時間21日午前8時)からニューヨークのバークレイズセンターで行われ、八村塁(21)=ゴンザガ大=は1巡目9位でワシントン・ウィザーズに指名された。日本人選手がNBAドラフトで1巡目指名されるのは初。

 指名後のインタビューでは、日本語でのメッセージも求められ「皆さんやりました。日本人初、NBAです!」と笑顔で語った。

 開始1時間15分前の午後5時45分に他の1巡目指名候補者と会場に姿を見せた八村。上は濃い青のシャツに蝶ネクタイ、紫を基調に青でアクセントを入れたジャケット。下は黒のパンツだった。ジャケットの左胸には日本国旗のバッジが光っていた。

 ◆八村塁(はちむら・るい)1998年2月8日、富山県出身。富山・奥田中時代にバスケットボールを始め、宮城・明成高で全国高校選抜優勝大会3連覇を達成。U?17世界選手権で得点王に輝き、強豪の米ゴンザガ大へ進学。3年生の今季は1試合平均19.7点、6.5リバウンドを記録。チームの全米大学選手権(NCAAトーナメント)8強入りに貢献し、スモールフォワードの最優秀選手に選出された。ベナン人の父と日本人の母を持つ。203センチ、104キロ。

 〈NBAドラフト〉

 ◆指名は計60人 全30チームが参加し、1位から30位までを1巡目指名、31位から60位までを2巡目指名とし、計60人を指名する。

 ◆指名順は抽選 指名順位はロッタリー(抽選)で決定する。参加資格があるのはプレーオフに進出できなかった14チーム。上位4つの指名順を抽選で決め、残りはレギュラーシーズンの勝率が低い順に割り当てられる。抽選は5月に行われ、ペリカンズが全体1位指名の権利を獲得した。1巡目の15位以降、2巡目はレギュラーシーズンの勝率が低い順に指名していく。

 ◆アーリーエントリー 大学4年生か22歳に達した選手であれば自動的に指名資格が得られるが、ドラフト60日前までに選手が「アーリーエントリー」という制度を申請すれば、22歳に達していなくても指名対象となる。大学3年の八村はこの制度を申請した。

デイリースポーツ2019年06月21日09時36分

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailysports/sports/20190621042

 八村塁選手はアメリカのバスケットボールのNBAにおいて一巡目に指名された。ある意味で全米どころか、世界中のバスケットボール選手が憧れるリーグのトップ選手になったということに他ならない。

上記にあるように、「バスケットボールのチーム」ということになれば、「ジャパンスタイル」ということもあるかもしれないが、実際に単身、その世界に身を投じて選手として活躍するのはすごい。日本人では田臥選手から三人目になるが、まさに日本人の持っている技術が世界レベルになったということを意味している。

つまり、「日本人の技術とパワーの総合力がアメリカの他の選手の物よりも上になった」ということになる。当然に力や体格には個人差がある。そのために、単純に比較することはできないと思われる。またある人は「技術などはまねすればだれにでもできる」というようなことを言う人もいる。しかし、日本の場合、世界に先駆けてその技術を開発し、そしてその技術を惜しげもなく披露して栄冠を勝ち取り、そしてそれを他の国にも伝播して業界全体を底上げするという力がある。

当然に、そのことをまねして世界が強くなる。ではなぜ日本はそのようなチームプレイの核の部分を教えてしまうのであろうか。それは、間違いなく「すぐに新しいものを自分たちで開発できると信じているから」である。

しかし、個人の場合はそのようなものではない。チームの場合は経験を継承できるが、個人はすべてが初めての経験だ。その初めての経験を含めて、自分で判断しそして世界で活躍できる日本人ができたということになる。「個人で世界で活躍する」ということがどれほど大変なことか。それは会社組織などで海外に行って活躍してくるのとも違うし、また、個人で冒険をしてくるのとも異なる。「相手の文化の中で自分の文化を捨てずに、日本人の誇りをもってアプレーする」ということがどれほど大事なことなのか、非常に大きな問題などではないか。

現在テニスの大坂なおみ選手や錦織選手、野球の大谷選手など、名前が挙がる人は少なくない。彼らもみな同様に「日本という国に誇りをもって」いるという、八村選手も、胸に日の丸の詩集のある服を着て会見に臨んでいた。「日の丸・君が代に反対」している人々は、この八村選手の日本に対する思いをどのように考えているのであろうか。日本はそれほど良い国なのだ。八村選手が日本を離れてアメリカで活躍指定が、その中で、日本のことを忘れず、日本を貫いたすばらしさ。

こういう若者、スポーツ選手を大事にして応援したいと思う。

宇田川源流

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