「宇田川源流」 小学生で学校に行かない沖縄のYouTuberについて個人的な意見書とそのことを説明できない教員たち

「宇田川源流」 小学生で学校に行かない沖縄のYouTuberについて個人的な意見書とそのことを説明できない教員たち

 沖縄の小学生YouTuberが話題になっている。自分のことを「少年革命家」といっており、なおかつ小学校で不登校なYouTuberだそうだ。

まず先に私の意見を表明しておくが、このような存在には「反対」である。

いや、正確に言えば、別に小学生などの未成年がYouTuberになることやそれにあこがれることは別段何かおかしいというような話ではない。子供たちが将来どのようなことを夢に持つかなどということは、別段我々大人が何か言う話ではない。我々が子供の時代であった40年前くらいの話は、プロ野球選手とかが最も人気の職業であった。これが、サッカー選手になっても、また、他の職業になってもあまりおかしな話ではない。もちろん、女の子の将来のあこがれの職業が「キャバ嬢」と報道された時は、時代が変わったと思うが、それを否定するものでもないのかもしれない。

しかし、今回の話は違う。

単純に、「本来の自分の本分」であるはずの学校を拒否しているところのある。要するに「余暇」に何をしていてもよいし、将来に対する夢としてどのような夢を持っていてもよい。それに対して、「現在やらなければならないこと」ということをまったくやらないということがよいのであろうか。

何をしなければならなくて、何をしなくてよいのか。また「やりたくないこと」で「重要なこと」はないのか。そしてその必要性は全く考えないのか。

この行動を許容している親だけではなく、周辺の環境そのものがあまりにもおかしいのではないか。

『少年革命家 ゆたぽん』の父親が逮捕される可能性に弁護士が言及

 去る5月5日、『琉球新聞Web』にて報じられ話題となった10歳のユーチューバー「少年革命家 ゆたぼん」に対する賛否の意見が、いまだに止まらない。ゆたぽんは「俺が自由な世界をつくる」と、自由を求めて学校に通わない選択をした少年で「ハイサイまいど!」で始まる楽しい動画を提供しつつ、イジメや不登校に悩む子や親に「不登校は不幸じゃない」と強いメッセージを発信している。

 不登校を選択した理由は、小学校3年のときに宿題を拒否したところ、放課後や休み時間にさせられ不満を抱いたことがきっかけだという。そして担任の言うことを聞く同級生もロボットに見え「俺までロボットになってしまう」と、学校に通わないことを決意し、「学校は行きたいときに行く」というスタイルを貫いている。

 この少年の行動について、さまざまな著名人、あるいは一般の人たちがネット上で応援したり意見を述べたりしているが、その中で1つの動画が注目を集めている。それはユーチューバー弁護士の藤吉修崇氏が5月9日にTouTubeにアップしたもの。動画の中で藤吉氏は憲法や学校教育法について解説し、過去の逮捕例なども挙げ、《ゆたぼんの親も逮捕される可能性がある》《このままユーチューブを続けることに対しては、弁護士として非常に危機感を覚える》などと指摘。《親として法律に違反しているという自覚は持っていただきたい》と結んでいた。

 この前日には、精神科ユーチューバーのメンタルドクターSidow氏が、ツイッターに動画を上げて専門家の視点から不登校についてゆたぽんについて見解を述べた。その内容は「学校に行きたくても行けない子」と、ゆたぼんの「学校に行きたくないから行かない」は違うものであるとし、「不登校の代表の人のように、『不登校の子を救いたい』と言うのはやめてほしい」と語った。その上で「不登校は不幸じゃない」という意見に賛意を示しつつ、不登校の議論は本当は学校に行きたいけど行けない子の障壁をどうやって解決するか、大人や社会が考えてシステムを作る必要のある問題であり「行きたくないなら行かなければいい」というのは本質的な解決ではないという内容のツイートをした。

 ゆたぽんの父である心理カウンセラーの中村幸也氏は5月7日に自身のブログで、3年前に文部科学省は小、中、高、すべての学校へ向け、「不登校を問題行動と判断してはならない」 との見解を含む通知を出していることを根拠に「不登校は問題行動ではありません」と反論している。

 この話題、国会でいかにも野党議員が取り上げそうなネタではあるが、実際、文科省の“公式見解”をぜひ聞いてみたいものだ。

2019年05月14日 00時45分 週刊実話

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-273758/

 この少年に対して、何かを言うといってもまあ、将来自分が苦労すればよいことなのであろう。しかし、正直なところ「周辺の大人」というのは何なのであろうか。このブログではそのところを見てみたい。

そもそも、この「少年革命家」はどこで「革命」ということを習ったのであろうか。そして、どこで学校に行かなくてよいということになったのであろうか。そもそも「学校に行きたくてもいけない」という人が多い中で「行きたくないから行かない」というような身勝手な理由でその存在を認めてよいのであろうか。

あえて言う。「教育を受けることと教育を子供に受けさせることは憲法上の義務」である。

つまり、この親子は「憲法違反の存在」であり、また、沖縄のこの小学校は、「憲法違反を放置して平気でいる無神経な学校」であり、そのような憲法違反の存在の人々が、教育の現場にいてほかの子供たちを教育する立場にあるなどということを認めてよいのであろうか。

つまり、「憲法を守る」という当たり前の感覚がない人々が沖縄の学校の先生たちにいる、いや、少なくともこの少年のいる学校では完全にそのようになっているのである。つまり「遵法意識」というものが完全に欠如している人々ということである。そのような教員は「なぜ学校に来なければならないのか」「なぜ嫌なことでも我慢して行わなければならないのか」「なぜ、多くの人と、リアルなコミュニケーションをとらなければならないのか」ということをしっかりと教えることができないということになってしまっており、完全い人に何かを教えるというような状況ではなくなってしまっている。

日本の学校では、戦後「道徳」という強化がなくなったといわれている。私の小さい頃は道徳という時間割があったような気がするが、いつの間にかホームルームというような時間に代わっていた。その内容で「いかにも学校の道徳の時間」というようなものばかりで、確かに役に立ったかどうかはわからない。実際に、現在の教員たちは、ニュースなどを見ていると、ほんの一部部分でしかないかもしれないが、学校の教員としての最低限の同特ということが自らができていないというようなことになってしまっているのではないか。そのような状況で、よく「教師」を名乗っていられると思って不思議だ。

さて、上記の記事は「この子の親が逮捕されるかもしれない」ということである。

動画の中で藤吉氏は憲法や学校教育法について解説し、過去の逮捕例なども挙げ、《ゆたぼんの親も逮捕される可能性がある》《このままユーチューブを続けることに対しては、弁護士として非常に危機感を覚える》などと指摘。《親として法律に違反しているという自覚は持っていただきたい》と結んでいた。<上記より抜粋>

憲法違反で逮捕されることはないが、やはり国民の義務はしっかりと尽くすべきである。そもそもなぜ明治憲法は職人などの子供まで子供を義務教育にしたのであろうか。ただ単純に、食事ができて収入があればよいというのが人間ではない。そのことが全くわかっていない大人が多いと、このようになってしまうのではないかろうか。

宇田川源流

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