【土曜日のエロ】 とうとう海外の犯罪の模範になった日本のアダルトビデオの影響力

【土曜日のエロ】 とうとう海外の犯罪の模範になった日本のアダルトビデオの影響力

 ブログのプラットフォームを変えても、まったく変えたくないものが、この「土曜日のエロ」である。この「宇田川源流」では、日本の文化論や日本人の習慣などを考えて物事を見てゆこうと思っているのであるが、この土曜日のエロは、前のブログ以降一貫して「日本人男性の性に対する本音とその考え方及び現在の法律などの矛盾点」を書いているつもりであり、宇田川源流になっても全くその路線と離れるものではないのである。ある意味で、少なくとも日本人男性の本音の追及であり、「建前の世界」を逸脱した内容であることは間違いがないと思っている。

もちろん、その内容が私個人の意見であることも少なくないのであるが、しかし、私自身も日本人男性であり(少なくとも平均的であるとは自分では思っていない)、なおかつ、性犯罪などは犯してはいないので、その部分に関しては語ることができるのではないかと思う。

そのうえで、日本には性に関する内容が非常に多い。もちろん性に関する犯罪なども少なくないのであるが、それだけではなく、日本特有の男女の異性観や、あるいは一つの物ごとに関する男性と女性の物の見方の違いなどは、なかなか面白いのではないかという気がするのである。また、そのものの見方の違いからくる、様々なすれ違いや、誤解などによっておこる社会問題などもある。このような「日本人特有の姓に関する問題」を世界と比較してみるとさらに面白いものが多数出てくるのではないかという気がしてならない。

そのような意味で、このブログにおける「土曜日のエロ」だけは、今までと基本的には全く同じ内容にしてみようと思う。だから、この土曜日のエロだけは、「宇田川源流」とは言わないでおこうと思っている。どちらかというと「宇田川下流」なのかもしれない。

さて、今回はそのような世界との比較の中で、「日本のアダルトビデオ」というものに関して海外への影響力ということを考えてみようと思う。

【海外発!Breaking News】コンビニトイレで盗撮した男 「日本のAVが好きで興味を持った」と供述(台湾)

 台湾・台北市で、コンビニエンスストアやカフェのトイレに小型カメラを仕掛け盗撮をしていた男が逮捕された。男はOLや学生が多い地下鉄駅の近くにあるコンビニエンスストアやカフェを狙い、犯行を繰り返していた。『中時電子報』『自由時報』『蘋果日報』などが伝えている。

 逮捕されたのは新北市に住む自称ITエンジニアの男(47歳)で、ラバーカップに小さな穴を開けてカメラを取り付け、コンビニやカフェでトイレを利用するふりをして便器のそばに置き盗撮していた。

 盗撮が発覚したのは今月3日。公館駅近くのコンビニエンスストアを利用した男性がトイレに入った際、ラバーカップの異常に気付き、店員に知らせた。しばらくすると大安駅近くのコンビニエンスストアでも同様の手口の盗撮が発覚し、警察では2つの盗撮事件を追っていた。

 警察は防犯カメラの映像と地下鉄のICカードの利用記録から容疑者を特定し4日夜、男の自宅前で身柄を確保した。男は当初、調べに応じる姿勢を見せていたが隙を見て逃走しようとしたため取り押さえられたという。男の鞄からは小型カメラを取り付けたラバーカップ2本が見つかり、動かぬ証拠となった。 

 調べに対し男は容疑を認めており、「日本のアダルトビデオが好きでトイレの盗撮に興味を持つようになった」と供述。カメラを3か所に設置し、毎日5~6時間録画していたという。見つかったカメラのメモリーカードには50GB分の盗撮動画があり、少なくとも男女30人が被害に遭ったもようだ。警察は秘密妨害罪で男を送検し、そのほかの被害者がいないか調べを進めるとしている。

(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

Techinsight 20190507

http://japan.techinsight.jp/2019/05/ai061330.html


 日本のアダルトビデオが好きで、トイレの盗撮に興味を持つようになったという台湾人の男性が、盗撮で捕まった。もちろん日本ではなく台湾での話である。

今回取り上げたのはほかでもない。この台湾の男性が「日本のアダルトビデオが好きでトイレの盗撮に興味を持つようになった」と供述<上記より抜粋>と発言したことによるものだ。

通常であれば、アダルトビデオを参考にするということ自体がおかしいのではないかとか、日本をそのような犯罪に巻き込まないでほしいと思うし、今回もそのことをそのように思うことは変わらない。しかし、今日のブログは「エロ目線」である。そのつもりで書かなければならない。通常のニュース解説などをしても何も面白くないのである。

そのような意味で考えられるのが「日本のソフトコンテンツの海外への影響力」である。

なんといっても、フランスなどでジャパンエキスポがあり、アニメ、漫画などにおいて世界的な影響力があるということになる。実際にドラゴンボールやワンピースといった漫画に関しては、私自身は読んだことがないのであるが、それでもなんとなく主役くらいは知っている状態であり、世界的にも知らない人はいない程影響力がでかい。そのうえ、これらのソフトコンテンツは、当然に、世界の共通認識になりつつあり、そして「コスプレ」などもすべて文化として伝わっている。

ちなみに、その文化は何も日本ばかりではない。アメリカのスターウォーズやアベンジャーズなどをはじめ映画を通しての文化が非常に大きく流れている。これに対して、日本の文化は、書籍・漫画やアニメといったテレビ番組、そして、映画と異様な感じで多層的に文化が搬入されるのである。その内容は、かなり作り込まれた内容であることと、政治的または宗教的な考え方があまり入っていないこと、そして、何よりも面白かったり憧れが生じたりということが最大の問題なのではないかという気がする。

当然に、「アダルト」の分野でも同じだ。「アダルト」で止めたのは、何もビデオばかりではない。実はアダルトの世界では、アメリカが多層的な文化搬入をしている。我らの若いころ「アメリカ版プレイボーイ」などアメリカで半分芸術的に撮れたヌード写真が大量に様々なところに入った。その後ビデオや映画など様々なところに行ったのである。

しかし、アメリカは片方でそのように「エロの文化搬入」を行いながら、片方で「ウーマンリブ」など女性の社会進出とフェミニズム的な考え方も世界に広めてしまった。片方で「女性をエロの対象とする」ということと「女性を社会労働力の対象とする」ということの二つを兼ね合わせることにしてしまったのである。

これに対して、日本のエロは、他のアニメや漫画と同じように宗教的であったりイデオロギー的な考え方も全て無くしてしまっている。つまり、「女性が社会に出ていようといなかろうと、関係ないエロ」をそのまま持ってきてしまう。特にアダルトビデオの世界では、「モザイク」などがあって、すべてを見せないことから男性の想像力を非常に高める役割があり、そのためにかなり様々な内容が出てくるのである。

まさに、そのような状況で「アダルトビデオコンテンツ」が、「ソフトコンテンツの一つ」として、世界に影響力が出てきたということになる。

今回の台湾の事件はまさにそのようなものである。つまり、「日本人と同じようにエロを求める男性は少なくなく、そのエロを求める男性にソフトコンテンツとして、日本の影響力が高まる」ということになるのである。

かなり昔に言っていたが「テロよりエロ」である。

宇田川源流

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