「宇田川源流」【土曜日のエロ】 セクシー女優が大河ドラマに出る時代になったな

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 セクシー女優が大河ドラマに出る時代になったな


 今週も土曜日のエロの日になった。「土曜日のエロ」などと書いていながら、あまりどぎついエロの話をしていないという指摘を受けたが、まあ、その通りである。実際に、それほどのエロをしても意味がないのであるし、また、この文章で煽情的になっていただいても別に良いのだが、そもそもこのエロの話は「人間の本質」ということを考えるということを一言で「エロス」というように表現しているのである。まあ、頭の悪い人は「土曜日のエロ」という単語だけで騒ぐのであるが、そのような話なのかということをまず考えてみなければならない。そもそもエロを敬遠しながら、少子化問題を語ること自体がナンセンスであり、自己矛盾を起こしているということになるのであろう。

さて、そんなことを思いながら見ていると、今週は自民党総裁選挙の立候補者が出そろったということになる。茂木敏充元幹事長、小林鷹之元経済安全保障担当大臣、小泉進次郎農林水産大臣、林芳正官房長官、高市早苗元経済安全保障担当大臣の五名である。ちなみに、昨年の総裁選挙では、これに現在の総理の石破茂氏、上川陽子当時外務大臣、加藤勝信現財務大臣、河野太郎元外務大臣の四人が加わっていたこのうち石破茂総理は、とくに支持表明をしていないが、上川氏は同じ岸田派の林氏を、そして河野太郎氏は小泉候補を支持、加藤氏は小泉候補の選対本部長を行うという。

まあ、このように見ていると、政策ではなく「勝馬に乗る」というような感覚で物事が動いていることがよくわかる。実際に、安倍晋三元首相が生きていたころは、そのような動きはしていなかったり、他の候補を支持していた人々が、その重石がなくなったとたんに節操なく動くというのも非常に興味深い。「エロス」という意味というか、人間の本質ということでいえば、これほど面白いことはないのではないか。本当に興味深い。

ちなみに私自身は、誰を支持するとか、誰を支援するというようなことは言うつもりはない。おとなしくしているつもりである。いくつか声がかかっているが、そのことはあえて何も言わないことにしておくことになうる。正直なところ、今回の候補はともあまり期待できないというのが本音の部分があるのだが、そのようなことをいえば、各支持者からバッシングを受けそうなのである。最後まで本音は言わないということが最も良いのではないか。

<参考記事>

大河ドラマ出演で話題のセクシー女優の半生。グラビアアイドルから転身した理由は「人前でしゃべれないほどのあがり症で…」

2025年09月11日 15時54分SPA!

https://news.nifty.com/article/magazine/12193-4486239/

<以上参考記事>

 さて、エロスという「人間の本質」という意味では、今年の大河ドラマは本当に面白い。エロスとか性に関しての描写は、他の民放よりもかなり厳しいはずのNHKが、かなり攻めた映像を出していることに注目するものである。また、蔦屋重三郎という目を通して、吉原遊郭と江戸の町を扱っているのであるが、まさに、吉原者に対する差別や、女性たちに対する差別的な扱い、ということに関してもかなりしっかりと描いていることが好感度がある。

それにしても初回はびっくりした。1月の初回に、NHKではまだ見ることがないであろう「セクシー女優」の名前が出演者のところで出てくるし、また途中で、吉原で死んでいった女郎ということで、捨てられ、身ぐるみはがされてしまった女性たちが、全裸で横たわっている姿が写ったのである。もちろん、うつぶせで胸などは隠されていたが、批判を恐れないというか、実際に江戸時代はこうであったという内容をしっかりと書いているのは、良かったのではないか。講評はされていないが、わけのわからない婦人団体から、クレームは来ていたと思うものの、NHKはそのようなクレームに負けずに「真実」を書くということに徹しているところが面白い。ある意味で、大河ドラマに関しては、NHKの他の少し偏ってしあった報道とは異なって、なんとなく応援する気になってしまうのが面白い。

さて、その「NHK大河ドラマ出演のセクシー女優」まあ、略せば「大河女優」の吉高寧々さんのインタビュー記事が掲載されていたので、非常に興味深く読ませていただいた。普段はSPA!の記事は私はあまり採用しないのであるが、今回は、参考記事として挙げさせていただいた。

さて、SPA!の方には許可をいただいていないのだが、記事の中を少しだけ引用させていただこう。

吉高さんは、「自分のやりたいことがなかった」「あがり症で人と話すのは嫌だった」ということをこの記事の中で書いている。実際に、現代社会にこのような悩みを持っている人は少なくないのではないか。そしてその中において、AV女優のユニットである「恵比寿マスカッツ」を見て「私もこうなりたい」と思ったということである。ましてや、AV女優に対しての偏見も何もなく、自分のやりたいこと、進みたい道を進むということになる。

実際に、「AV女優」を差別したり、偏見を持ったりという人は少なくない。また「べらぼう」の中でも「吉原者」として差別の対象になっている。しかし、そのような差別を持っている人ほど、「職に貴賎はない」「差別反対」「人権」などとわけのわからないことを言う。はっきりいって矛盾しているのである。逆に、その様に「自分の道を突き進むことを考えている人だから大河ドラマに出た」ということではないか。

<記事から抜粋>

――その後、吉高さんは大河ドラマ「べらぼう」に「寺に全裸で投げ入れられた遊女の遺体役」として出演されたことも、話題になりましたね。

吉高:はい、でも、あんなに話題になるなんて思っていなくて。顔も出ないし、セリフもない役ですから。

――ほかに印象に残った点はありますか?

吉高:インティマシーコーディネーターの方が、撮影シーンに関係ないスタッフは現場を見られないようにしてくれるんですよ。そのあたりは安心感があって、演技に集中することができました。

――なるほど、無関係なスタッフも集まってきそうですもんね。いつもの撮影と違った経験だったと思いますが、吉高さんとしてはいかがでした?

吉高:この出演で、私たちのことを知ってくれた方も多いので、良いお仕事をいただいたと思います。ぜひ次は、セリフのある役をいただけたらうれしいんですけど(笑)。

<以上記事から抜粋>

 ま撮影は気を使って行われたというだけではなく、「この出演で私たちのことを知ってくれた方も多い」というのは、なかなか面白い。ある意味で良い悪いは別にして「知っておらう」ということがどれほど大変なことなのであろうか。差別されているというような職だからこその大変さが見えてくるのではないか。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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