「宇田川源流」【土曜日のエロ】 人の弱みにつけ込むガザで広がる性搾取

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 人の弱みにつけ込むガザで広がる性搾取


 今週もというか、実は今週は8月最後の土曜日、もう東京では公立学校は二学期が始まっているらしい。私の時代には日曜日以外は9月1日にに二学期が始まるのであるが、ゆとり教育などで授業時間が少なくなった現代の子供たちは何か中途半端な時にいきなり二学期が始まるらしい。おかげをもって、8月の終わりの時期に学校が始まるのである。

さて、まだ暑い中で学校も始まるのであるがすでに今年も折り返し地点を過ぎて少し経つ。その中で今週も「土曜日」なのである。

さて、その前に何があったか見てみよう。

今週はTICADのあとで、JICAの不安定な英語と、その英語による誤解から、千葉県の木更津市や山形県の長井町など4都市がなぜか「アフリカの国々にDedicateされてしまう」ということになり大騒ぎになった一週間であった。ちなみに「Dedicate」と突然英語を使ったのであるが、これは、日本の外務省は「貢献する」というつもりであったつもりの様であるが、そもそもは「奉納する」「無償で差し上げる」というような意味である。通常「貢献する」という単語は、辞書などで調べれば「contribute to」が出てくるのであるが、JICAや外務省は、「普段使わない単語を使って知識をひけらかそう」としたら、かえって誤解を招く表現になっているということである。

外務省のOBに話を聞いたら「外務省は、今は筆記試験ができる人や学歴の高い人は少なくないが、残念ながら、通常の英会話をできる人がいないということが大きな問題であり、そのことから、日本のことを正確に外国に説明することも、誤解を与えない平易な表現を使って、相手を説得することもできない。それなのに特権階級意識ばかりで、ワインを飲んで何もしないで毎日を過ごすことだけを考えている、そんな役所なのであるから、外務省などを当てにいていたら政治を誤ってしまう」などといわれていた。

実際に、外務省を頼った外交を行っている内閣は、常にに外交でマイナス評価を受けているのであるが、残念ながら外務省の改革はできていないようである。ちなみに、アメリカやイギリスやインドネシアなどの友人に聞けば、「日本の外務省は、頼ってもダメだし、何の役にも立たない。日本の外務省が出てきたら、その話は実行されないと考えるべきである」と言っているほど評判が悪い。

当然に今回問題にしているような事も、日本の外務省ではわからない問題なのである。

<参考記事>

ガザで広がる性的搾取 食料不足に付け込む

8/9(土) 時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee623f02d3f854122e599bc9e7ea945540c5c634

<以上参考記事>

 ガザで性搾取が広がっているという。基本的に、性搾取なのか性売買なのかはよくわからない。戦後の日本でも「パンパン」といわれる女性が多くいた。これは戦後進駐軍に対して売春をしている女性たちのことで、「売春婦」といわないで性行為の時の音をそのまま職業名の通称として「パンパン」という言葉を使っていたのである。基本的にこの女性たちは、アメリカ兵の好む服装を史ながら夜の街角に立つというようなものであり、また、このパンパンを集めてのダンスパーティーのようなものもかなり頻繁に開催されていた。子供たちが進駐軍のジープを見てチョコレートなどをねだっていた時代、また、靖国神社の焼け跡に闇市が立っていた時代の話である。その後「パンパン」といわれる女性たちは、結婚したり、または病気になってなくなったりということがあり徐々にいなくなってゆくのであるが、それでもその商売から抜け出ない人々が銀座や新橋などのホステスとなってゆくという歴史がある。

さて、この日本の「パンパン」の歴史を全く知らずに、このようなニュースを見ると、「かわいそう」とか「ひどい」というような人がいる。もちろん戦後の日本と現在のガザは、残念ながら時代も環境も違う。しかし、ある意味で、どの国の戦争であっても戦争の中の混乱であれば、女性の売春というのは「普通にそこにある現実」なのである。

まず考えてみれば、若い男性の多くは兵士としていなくなってしまう。その兵士がまだ出征中で遠いところで戦っているのか、怪我をしているのか、敵の捕虜になっているのか、または、すでに戦死している可能性もあるのだ。そのような状態で子供や家族を養ってゆかなければならない状態でありなおかつ町は破壊されて働き場所がないということになる。それは「正常な街に出て商売をする」か「その場に残って売れるものを売る」という二つの選択肢しかない。その二つの「売れるもの=身体」ということになるのであろう。

この性搾取に関して言えば「レイプ」とは異なる。これはイスラミック・ステートが十文たちが迫害虐殺するヤジディ教の信者をレイプした後虐殺しているのとは異なり、ある意味でそれ以外の選択肢がない状態において、自己判断で身体を売っている場合が少なくない。もちろん、そのような戦時下という環境でなければそのような選択はしないであろうが、しかし、家族のためなどでその選択肢を選ばざるを得なくしているということになるのであろう。

もちろん日本人ほどの貞操感がない国もあるが、ガザ地区の人々はどうなのであろうか。その辺はよくわからない。イスラム教の敬虔な信者であれば、自分の敗軍者以外に肌を見せることは戒律で禁止されているので、ある意味でそのようにして神を裏切っても生き残らなければならないまたは生活をさせなければならない守るべき存在があるという事であろう。

さて、ではこれは誰が悪いのか?

単純に戦争を始めた人々が悪い、ということになる。今回の場合23年の10月7日にイスラエルの音楽フェスを襲ったハマスのテロリストたちは、このようにガザ地区がなることを想定していたであろうか。イスラエルは、正当に宣戦布告をしている。もちろん民間人を殺したというような国際法違反の疑いは消えていないが、しかし、では今回のハマスのテロに無反応でよいのであろうかという事にもなるのだ。その様に考えてみれば、この性搾取の原因は、、、。

同時に「性搾取」で生活が有利になるという場合は「男性や老人しかいないところ」はどのようにしているのであろうか。男性の中でも、すでに戦傷等で戦えない人は町にいるので、そのような人々がどのようにしているのか。「女性だけがかわいそう」なのかという観点がこの記事には書かれていない。もっと言えば、「そもそも戦争を始めたテロリスト」は何をしているのか。その点からしっかりと検討が必要である。

宇田川源流

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