「宇田川源流」【日本万歳!】 【訃報】 日本で最もグリーンランドに影響力を持った女性の訃報

「宇田川源流」【日本万歳!】 【訃報】 日本で最もグリーンランドに影響力を持った女性の訃報


  毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。

 さて、「万歳!」としながら訃報をお届けするのは、かなりの不謹慎であると思うが、「万歳!」はコーナー名(連載名)であるので、外せないのでお許し願いたい。

 以前にも大山のぶ代三の逝去の時には、その訃報をこのコーナーでお届けしたが、その人の功績が日本を大きく発展させたとか、日本の文化に寄与したというようなことの場合には、やはり訃報であっても扱ってゆきたいと思うのである。

今回は和泉雅子さんである。

さて、今までこのコーナーでは大山のぶ代さん、渡辺恒雄さん、そして長嶋茂雄さんと多くの皆さんが知っている人ではなかったかと思う。和泉雅子さんも当然に有名人ではあるがしかし、多くの人は「女優」としか考えていないのではないか。

東京都中央区銀座の三原橋の近くにあった、寿司割烹の「太泉食堂」を営む和泉宗太郎と母満代の長女として生まれた。弟は夫妻の長男で、和泉寿時。和泉家は、江戸時代は代々幕府御用達の家具商を務めた。また、戦国武将の竹中半兵衛の末裔に当たる。

10歳で劇団若草の子役になった(太田博之と同期)後、金語楼劇団に入り喜劇を志す。その後、テレビ番組『ジェスチャー』に出演する柳家金語楼に鞄持ちとして随伴した際、同番組の共演者で日活のプロデューサー・水の江滝子にスカウトされ、1961年に日活に入社した。

 これ以降、青春映画に多数出演し、吉永小百合と松原智恵子と合わせて「日活三人娘」と呼ばれ、絶大な人気を誇った。このようなエピソードから、古い映画ファンには、当然に記憶にあるとおもう。1963年上映された浦山桐郎の監督映画『非行少女』に主演し演技力が認められ、エランドール新人賞や、ソビエト連邦時代のモスクワ映画祭金賞を受賞している。

もちろんモスクワなどで高い評価をされていることも重要なのであるが、しかし、ここで評価したいのはそのことではない。和泉雅子参のもう一つの面である。

<参考記事>

和泉雅子さん死去 77歳 吉永小百合、松原智恵子と「日活三人娘」日本人女性初の北極点到達

2025年7月18日 10時21分 スポーツ報知

https://news.livedoor.com/article/detail/29190564/

<以上参考記事>

小学生の頃から、南極越冬隊に憧れていて、1983年12月から翌1984年1月にかけて、テレビ東京のドキュメンタリー番組のレポーターとして南極に行っている。その後、その自然の魅力に取りつかれて、和泉雅子さんは北極点の到達に挑戦、そして北極圏を50回以上行っているのである。

和泉雅子さんはそのように「冒険家」としての一面が大きい。

さて、話は急に変わるが、トランプ政権がグリーンランドをアメリカに併合するといってヨーロッパの国々と対立しているということをニュースで見たことがある人がいるのではないか。実際に、トランプ大統領を批判する人々は、そのようなニュースにも注目しているところである。

さて、そのグリーンランドは現在デンマークの信託統治になっているが、実際にグリーンランドは北と東と西、全て民族も生活習慣も異なり、その地域から全く動いていない。妻いr、そのそれぞれの民族に交流はない。当然出るが、グリーンランドの中心部にある深い氷の層は、人だけではなく、生き物も近づけないのであるから、人が生活できる環境にはないのである。

しかし、このすべての民族の間をグリーンランドの中心部を通って交流を促した人物がいる。それが冒険家としての和泉雅子さんなのである。

グリーンランドのすべての民族から尊敬されており、そして親しまれていいるのが「和泉雅子さん」であり、その和泉さんの功績は日本の外務省もまた、他の政治家も誰もできるものではなかったのである。もしも今、トランプ大統領とグリーンランドの件を解決できる事の出来る人は和泉さんしかいなかったのではないかと思われる。それも世界でたった一人であったのではないか。日本人であること、そして女性であることがより一層人々の警戒心をなくし、そして、グリーンランドの人々のひょ上も和らげたのではないか。

極地や登山に耐えられる体力をつけるために脂肪を増やし、その後も減量を行わずまた、極地の強い紫外線の影響により顔面に“しみ”が多くできたため、過去と現在との容姿の“落差”が一時期、バラエティー番組などでも話題となった。これに対して和泉は「“昔はきれいだった”とよく言われるんですよ」と明るく語っているなどというエピソードも残しているが、その明るさと親しみやすい性格こそが、冒険家として、そして外国でも多くの人に助けられる、最も良い脂質であったのではないか。

日本は、本当に素晴らしい人材があり、また世界で尊敬される人材があるのに、その人材の遺産をうまく使うことも掘り出すこともできずに、失ってしまっている。しかし、過去にはそのような「日本万歳!」がたくさんあったのだ。

宇田川源流

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