「宇田川源流」【日本万歳!】 影の努力を全く見せない大谷選手の二刀流復活

「宇田川源流」【日本万歳!】 影の努力を全く見せない大谷選手の二刀流復活


 毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。これは、「日本人のすばらしさ」や「日本として誇りに思えること」を紹介したマスコミの報道をここに紹介し、その内容をしっかりと分析し、そしてその中に日本人としての国民性や日本人の生活習慣などで、我々がいつも意識しないでやっていることを見つけ出し、その世界で称賛されている日本人のすばらしさは、我々一般の日本人の中にもあるということを再発見しようという目的の連載である。ある意味で、日本人は日本人を批判的に見る癖がついてしまい、必要以上に日本を卑下してしまっているような気がする。正当に評価しても日本はそれほど変な国ではないし、また世界から称賛されている国である。そして、その日本人が世界に出て、様々な分野で活躍しているのであり、それは、日本人特有のすばらしさを様々なところで発揮しているということになる。その内容をこの中に記載し、そしてその素晴らしさを見て行きたいと思うのである。

 そのような連載の趣旨だから、本来は、「日本人の誰でもが持っている特質」などを記載したいのである。本来ならば「特別な人」や「ヒーロー」「ヒロイン」はこの連載とは異なる気がする。しかし、私も人間なので、どうしてもその方向に目が行ってしまう。特に「大谷翔平」は素晴らしい。なお、本文の中では大谷翔平選手(投手)の肩書はどれを使ってよいかわからないので、敬称や肩書は略させていただきたい。

 さて、大谷翔平は何が素晴らしいって、その数字や活躍、また、その愛されるキャラクターや日本人特有の礼儀の正しさなど、その内容はどの一点を取っても誰もまねできないような素晴らしさであろう。本件の連載の趣旨からいえば「真似できない活躍」を書いても、日本人として、共有した日本人の国民性などを持つことはできないのであるから、あまり役に立たないのかもしれないのであるが、まあ、その辺はうまくまとめてみたいと思う。

<参考記事>

663日ぶり“二刀流復帰”大谷翔平 1回1失点 MAX161「いいイメージを持って前進できるいい一日」打撃は3戦連続24度目マルチで2打点

6/17(火) TBS NEWS DIG Powered by JNN

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2c6830e3d3ed7e3ac0f0f1f9566bc0df33703ee

<以上参考記事>

さて、また大谷翔平選手である。野球に興味のない方には大変申し訳ないが、なんといっても多分アメリカでもっとも有名な日本人といえば、大谷翔平選手であろう。補完芋元凜アメリカのメジャーリーグで活躍している選手は少なくないし、他のスポーツでも、またスポーツに限らず、様々な内容で活躍している人は少なくないが、しかし、そのような中でも最も乳名であるといえば、やはり彼である。

さて大谷選手のすばらしさは、過去に何度も言っているが、一つには「前人未踏」という事であろう。単純に今までの長いアメリカの野球の歴史、日本の野球の歴史の中で、今まで誰も成し遂げなかったことを行っている。もちろん挑戦しているということが非常に素晴らしい。この「新しいことを挑戦する」ということは、様々な人が行っている。しかし、野球のように歴史がありなおかつプロフェッショナルな人が多く活躍している場で、その本場のアメリカにわたって、日本人が新しいことに挑戦して、なおかつその新しいことに関して歴史を塗り替えているということが、非常に興味深いし、多くの人の注目を集めている。

当然に新しいことを行い良い意味で記録を塗り替えるということは、当然に、人一倍努力をしなければならないし、また、苦労も少なくない。しかし、そのよう亜努力や苦労を全く人前で出すことがないということも、彼を称賛する理由だ。中には、今の若者の中でいかに自分が苦労しているかなどをアピールする人も少なくない。しかし、私の価値観の中では、そのようなことを全く見せない、自分の苦労を見せンアイで、何事もなかったような涼しい顔で記録を塗り替えてゆくということの方が格好よく見える。それは努力を評価してもらうのではなく、あくまでも結果で勝負するという事を本人が一番よくわかっているということではないか。そのような事が今の若者の模範になってくれることは非常にうれしい。

そして今回賞賛したいのは「復活」である。

肘をけがして手術をした大谷翔平が、投手として復活するというのは、どれくらいの努力が必要であったのか。投手しかしていない人であっても手術前と後で投球がすっかり変わってしまう人が少なくない中、努力を行うということをいとわず、また打者として他の人以上の活躍をしながら、その復活を遂げたということは感動以外にはない。

この成績のところは本文からそのまま引用させていただくが「ドジャース移籍後、初マウンドで1回2安打1失点だった。打撃では4打数2安打2打点、打率は.300。3試合連続、今季24度目のマルチヒットをマークした。」ということである。

もちろん復活マウンドが完全なものではなかったと考えるが、しかし、そのことがあったとしても、そもそも復活できたということから、大谷選手の価値が上がったことは間違いがないのである。

何度も書いているが、大谷選手のすばらしさは、単に成績が良いというので把握、行いの良さやファンサービス、そしてそれrがあ日本では「当たり前」というようなことがそのまま行われていて、アメリカの人々から称賛されていることが言える。日本人のあたりまえが、世界で受け入れられているということが見えてきている。その意味で日本人が大谷選手を見ながら自分たちが褒められたような共感を得ることができるのであろう。

そして今回、ストイックに野球に向き合う姿勢を見せたことから、日本人の勤勉さや、まじめさ、そして影の努力ということを見せてくれたのではないか。

 次の大谷選手の活躍を期待する。

宇田川源流

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