「宇田川源流」【土曜日のエロ】 不ダンスではアダルトサイトへのアクセス停止をしている

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 不ダンスではアダルトサイトへのアクセス停止をしている

 今週も土曜日のエロの日になった。エロに進む前にまずは今週何があったか見てみよう。

今週の内容としては、興味深いのは元国民民主党の山尾志桜里参議院議員の公認が外された事であろうか。実際に、「土曜日のエロ」としてこのニュースは飛びつかない分けにはいかない。もちろんインドの旅客機の墜落に関しても、普段のブログでは絶対に行わない内容なので非常に興味深いのである。特にその中でたった一人生き残っているというのは、運命というか、ある意味でスピリチュアルな感じが出てくる。しかし、その様に説明がつかない内容よりも、実際に面白い方がブログで解説するには向いているということもあるのかもしれない。

山尾志桜里候補に関しては、ある意味でなかなか興味深い。そもそも「保育園落ちた、日本死ね」という投稿をして話題になった議員であり、少なくとも日本のことを考えているのではないということが明らかである。単純に「自分の要望が通らなければ日本全体が死んでしまえ」というような乱暴なエゴイストであり、そのエゴイストぶりは、議員に就任していた時に弁護して不倫関係にありその相手の妻が自殺しているというような感じである。そのうえ、金銭感覚もおかしく、地球を何周もできる分のガソリン代を公費として請求している。公費ということは「税金から出ている」ということなのであり、子牛の区別もつかないというか、公費というものが国民の負担であるということが全くわかっていない、理解していないということである。つまり、これらすべてを合わせて「乱暴なエゴイスト」という単語一つで片付いてしまう。

問題は、そのような「公的感覚のない乱暴なエゴイストを公認候補とすることが国民民主党にとって良いのか」もっと言えば「国民民主党を支持している有権者にとって、そのようなエゴイストが望まれているのか」ということになるのであろう。多分(私は直接会ったことがないので)プリあべーとで会えばよい人なのであろう。しかし、公人としての資質というのは、プライベートであった時の感覚とは全く異なるということになるのではないか。その様に考えると、国民民主党の「人を見る目」を疑いたくなる事案であろう。

この山尾志桜里氏に関しては、繰り返しになるかもしれないが、一つネタでやると思う(他に緊急のネタが有ればそちらに回す可能性がある)。さて、その「公的」ということで考えれば、フランスの今回の内容はいかがなものであろうか。

<参考記事>

アダルトサイト「ポルノハブ」、フランスからのアクセス停止 年齢確認の規制めぐり

6/5(木) CNN.co.jp

https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa6ccb9ff62b72a07fc86c2f0481981b4f8cf75

<以上参考記事>

 フランスは、ポルノサイトに関して、厳格な年齢確認を行うということを求める法律を昨年成立させている。そもそもこの法律ができたことから見ても、フランスの未成年がポルノサイトを見ているということになるのであろう。そしてその内容に関して年齢確認を厳格化する以外に方法がないということになる。

さて、改めて聞くが、「何故未成年はポルノサイトを見てはいけないのか」ということが最も重要なことになるのではないか。

まずはポルノサイトが有害であるという概念がある。

これはポルノサイトが何故有害なのかということから見ると、人いつは、快楽を若いうちに覚えてしまうと他の仕事や勉強などを行わなくなるという事や、生活力がないのに子供ができてしまうということ、または煽情的な描写などから正常な性行為ができなくなるというような害悪が存在する。同時に「その環境に慣れてしまって羞恥心などがなくなってしまう」ということもあるのではないか。その様に考えるとポルノサイトの害悪というのは、ある意味で「そのサイトをまねしてしまい、前後の見境がつかなくなる」ということが大きな問題になり、なおかつその内容は家族秩序などを失うということになる。

同時に現在のフランスにおける性的多様性、いわゆる「ダイバーシティ」的に言えば、そのような行為をしたくない人、または、その好みに合っていない相手からの性交渉を受ける可能性が出てくることになり、重大な人権侵害になるということがあげられると、説明される。

一方、ポルノサイトを見ても「現実と作り物の区別がつく」ということであれば、問題がないということになり、そのような教育がされていない問いことが大きな問題になる。荷のんの場合などは性教育がたりないと感じている教育者が多いことなどから、基本的には「いつまでも子供」というような感じの人が増えてしまっているということがある。

その様に考えれば、日本の江戸時代などは、公衆浴場などは混浴が基本であったわけであり、その公衆浴場で異性の裸を見ても事故は少なかった(もしかしたら多かったがあまり事件化されなかっただけかもしれないということも言われているが)ということがあれば、実はある意味で理性的な感覚をしっかりと教育(必ずしも学校ばかりではなく、社会や、家族間における教育を含む)が行われて射れば問題がないということになるのである。

逆に言えば、ポルノサイト運営者への年齢確認の厳格化というのは、そのまま、子供がネットの部分で成熟して騙した場合、それを避ける手段はないということになる。ポルノサイトは教育機関ではないので、そのようなことまで求めることができないということになる。

そのようなことから今回話題になっているポルノサイトは、「フランスからのアクセスを遮断する」ということになったのである。

しかし、ポルノサイトのアクセスが遮断されたとしても「ポルノサイトの需要」つまり、市場の若者達の性的な欲求がなくなるわけではない。つまり「ポルノサイトにアクセスすることで発散されていた性的な欲求」は、溜まったままになるということになる。本来は、ポルノサイトだけにアクセス制限や年齢確認などの義務を行うのではなく、社会的な成熟性と教育、及びその秩序を乱した場合の罰則ということをセットで行わなければならないにもかかわらず、一点だけを共有し他の社会的な義務は尽くさないということになってしまう。そのことが非常に大きな問題になり社会不安の原因になるのではないか、という危惧が発生する。

残念ながらフランスの場合はそこまでの内容は出てきていない。日本も同じであるが社会的にはポルノを制限することが正義であるというようなことがあるのかもしれないが、しかし需要があるということも事実なのであり、そのポルノへの需要に対して、何か変わるもの(理性的な教育をすることを含む)を行わなければならないのではないか。以前この「土曜日のエロ」で行ったイギリスの売春婦に巨悪を通報させるというような試みの逆を行くフランスの社会的な成熟ができておらず、サッカーの優勝でも略奪が起きてしまうような社会性を産んでいるような気がしてならないのである。

社会には必ず「需要と供給」があり、それが違法であれ、またはそれが多少早めであれ、その法則は変わらない。完全に違法なもの(薬物など)は別にして、酒やポルノのように、成人になってしまえば問題がないというような場合、その規制をどのようにするのかということは、社会の成熟をする方策がなければ成立しない。なぜならば、仮想空間そのものがもう一つの社会として成熟してしまっているからであり、その中で行われていることを、実社会はすべて把握できないからである。そのような社会の限界をどのように考えるのかということをしっかりと対策しなければ、充分な方策ではないということになってしまうのではないか。

宇田川源流

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