「宇田川源流」【土曜日のエロ】 大学教授になった芸能人が語る“ヤラセ”や“性接待”
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 大学教授になった芸能人が語る“ヤラセ”や“性接待”
今週も「土曜日のエロ」の日になった。今週のネタは芸能界の「タブー」について、本人が語ったという形のものであるが、実際に「エロ」も「事件」も本人が語るということは非常に少なく、なかなかうまくゆかないということになるのである。
その「真実が語られるかどうかわからない」ということになれば、今週話題いなった「赤沢大臣とアメリカの相互関税交渉」ではないか。あえて「アメリカ」ということを書いたが、本来はベッセント財務長官なのであるが、今回は時間があったのかまたはアピールのためかトランプ大統領本人が交渉に参加したということになる。赤沢大臣本人が語っているように「格が違う」ということは、他の人から見てもよくわかる話である。しかし、本来は全権大使なのであるから、国を代表しているわけであって、赤沢大臣自身が「格が違う」などということを言ってはよくないこともその通りであろう。
この件に関しては、本編またはそのほかの所でも様々に語ることになるのであろうが、しかし、あえて私本人が「自分の意見」を考えるかということを見てみよう。
そもそも「相互関税」を行うということは石破内閣であれば、トランプ大統領になった瞬間に予想しなければならない。予想して備えておくということが本来の政治であり、そしてその最悪のケースでも被害を少なくするということが為政者の内容であろう。しかし、石破内閣は全くそのようなことができていない。2月7日の首脳会談で「信頼関係が築けた」などと言っていること自体もおかしな話である。要するに「石破内閣というのは本当のアメリカの姿を全くわかっていない」ということである。これは外交だけではなく、経済でも内政でも、選挙や野党対策もすべて同じで、楽観的な見通して自身の思い込みで物事がすすむと思っている為政者というのはというのは、本当に困ったもので、どんどんと日本の国力がむしばまれてゆくということが見て取れたのではないか。
赤沢大臣は、かなり良くやっていたという思う。しかし、残念ながら内閣そのものが、今回、まったく予想していない状況であり、楽観的であるということがそのまま大きな交渉で出てしまったのではないか。
ある意味で、芸能人になって華々しい活躍ばかりを夢見て、裏側もドロドロした内幕に関して全く考えていなかったということと全く変わらない。その程度の政治しかしていないということなのであろう。
<参考記事>
いとうまい子、60歳で大学教授に “ヤラセ”や“性接待”など芸能界での苦い記憶を明かす
4/15(火)ABEMA TIMES
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5deea8eca1facfe6d952ed096c6492e229d0fcb
<以上参考記事>
この「土曜日のエロ」の中では、現在では差別用語となる「河原者」ということを解説し、そのような認識の人が今もまだ残っているというような感覚になっている人も少なくないということを見てきた。ちょうどフジテレビと中居正広氏の性接待事件に関して解説したり、あるいは芸能人に関してみてみるとそのようなことがどうしても「逃げられない内容」というような感じになる。
さて、今回はいとうまい子さんが、大学教授になって、芸能界での苦い経験を語ったということに関して見てみる。要するに「自分自身が様々な経験をしたということを、苦い経験として語った」ということなのである。
ちなみにいとうまい子さんを知らない人も少なくないと思うのでとりあえず簡単に見てみよう。
いとうまい子さんは、いわゆる80年アイドルで、1981年に雑誌『BOMB』に特集記事が掲載され、かなり話題になった。しかし、1983年デビューは、大沢逸美、森尾由美、松本明子、小林千絵、THE GOOD-BYE、岩井小百合、桑田靖子、徳丸純子、原真祐美、小出広美、武田久美子などがいたが、目立って売れたアイドルが存在しなかったために「不作の83年組」と言われた。ちなみに「THE GOOD-BYE」は、今はギターリストとして活躍している野村義男三を中心にしたバンドで会ったがやはりあまり売れなかった。また、武田久美子さんは、元祖「貝殻ビキニ」で話題になったアイドルであるが、やはり今一つ売れた印象がない。
そのような中でいとうまい子さんは、『高校聖夫婦』(1983年)『不良少女とよばれて』(1984年)などのドラマ出演で話題になり、2000年代からはバラエティーの仕事が増えていて、それこそフジテレビの昼のおバラエティ番組『バイキング』ではレギュラー出演をしている。
例えば「仕事決まりました、打ち合わせをしたいからご飯を食べましょう」って言われて。関係者の方とマネージャーとご飯を食べて、その後、食べ終わったら「今晩相手してよね」みたいに言われて。私は「それは無理ですよ」って。「そういうつもりじゃないです」って言ったら、次の日に仕事を降ろされました。<参考記事より抜粋>
まさにこのようなことは日常であったということになる。このようなエピソードは私自身もよく聞くことがあるし、また、食事会に「お天気キャスター」などが来ていることもあった。そのような経験をしていると「売れている女性って、もしかしたら」というような感覚を持ってしまい素直にテレビを見ることができなくなるような感じになってしまうのである。
ある意味で「芸能界」徒は「この人でなければならない」ということではなく「いくらでも変わりがいる」し、「性接待をしても、売れたい(目立ちたい)」というような人は少なくないのである。その様に考えれば、1983年「不作の」といわれる年の方が「清純派」が多かったのかもしれない。
もちろん、アイドルも人間である。売れたいという欲もあれば、性欲の旺盛な人も、男性女性にかかわらずあるのではないか。その様な内容が今くマッチすればよいが、マッチせずに強制的になればおかしくなる。そして、そのような性接待で仕事が決まってゆくようになれば、実力で物事が決まらなくなってしまうので、芸能界自体が陳腐化してしまうのである。
実力主義ではない芸能界。そのことがフジテレビのようンあ大きなメディアでもおかしくしてしまったのではないか。テレビが面白くない、というのは、このような事情もあるのであろう。
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