「宇田川源流」【土曜日のエロ】　男女関係は十人十色

「宇田川源流」【土曜日のエロ】　男女関係は十人十色

　今週も土曜日のエロの日になった。まあ、今週、2024年11月最終週でありながら相変わらず落ち着くことはない。政治は完全に、おかしな話になっている。同時に「政治報道」「選挙報道」が本当におかしなことになっているのが、今週の話ではないのか。

実際に現在の政治報道とSNSの書き込みに関しては、様々な見解があると思う。しかし、政治報道は、片方で報道の自由や表現の自由を担保する代わりに、公平性・中立性・平等を担保し、そのうえで、その内容を報道しなければならない。当然に「報道しない自由」「言論の無責任」「印象付け」などは許されるものではない

さて今回の兵庫県知事の内容に関しても、あまりにも常軌を逸した内容になっている。何故「疑惑」段階でなおかつ警察の捜査もしていない状態でここまで関越報道をしているのであろうか。はっきり言って松本サリン事件の時の教訓が全く生かされていな医のではないか。

さて、基本的に、現在のマスコミのやり方は「集団的ないじめ」であり、なおかつ「報道しない自由」「言論の無責任」そのままでしかないということになる。そのような報道ではSNSを非難するような刺客はマスコミには存在しなくなてしまう。単純に言えば、今のマスコミは、そのまま「巨大な集団的なSNS」でしかなく、まさに、印象操作をしているような報道ばかりでは意味がない。現座の斎藤兵庫県知事に関する報道も、もちろんPR会社が様々なことを言っているかもしれないが、実際に、「自分たちの報道に逆らって再度兵庫県知事に返り咲いたので、その意趣返しをしている」としか見えないのである。

このような報道をしていれば、当然に、マスコミそのものの視聴者離れはより一層深刻なものになってしまうのではないか。ある意味で「マスコミを信じる人」と「SNSを信じる人」の分断をマスコミが好んで作ってしまうような感じいなってしまうのではないか。まさに、そのような社会を作ってしまっているということになる。

その誤った価値観を作って、社会を混乱させたことが、そのまま変なエロ事件作ることになるのである。

＜参考記事＞

「パパ活」指示、たびたび暴行か　交際相手の男、傷害容疑で再逮捕　広尾の25歳女性死亡・警視庁

11/21(木) 時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/16935f89afdeab2d2099789e652b689f2dfdb533

＜以上参考記事＞

　さて、男女関係は様々な関係がある。「蓼食う虫も好き好き」とはよく言ったもので、恋愛感情というものは、本当に様々な内容がある。これら男性と女性の関係に関しては、「常識」というものは通用せず、まさに「十人十色」というか「二十人十色」というような感じであろうか。また多様性というような感じで言ってもよく、また他の男女関係を当てはめても、何の意味もないということになってしまうということになるのである。

昔、もうなくなってしまったが「失楽園」で有名な渡辺淳一さんが、雑誌に書いていたコラムで「科学には、発展性も論理性もあるが、男女関係にはそのような物はない」というコラムを書いていた。「科学の場合、例えば相対性理論があれば、その理論が出た後のことは、相対性理論の上に積み上げてゆくことができる。しかし、恋愛というのは違う。父親が派手な女で失敗したら、その息子は派手な女で失敗したということを学び派手な女を選ばなくなる、なんてことは全くない。逆に父親と好みが似てるから、父親が派手な女で失敗しても、似たような女で失敗するということは少なくないのだ」という。たしかにその通りであり、男女の関係というのは、また不思議なものである。

さて、今回の内容は「典型的なヒモ」と言われる関係ではないか。個人投資家と言ってもあくまでも自称の男が、会社員女性と付き合っており、女性が男性に貢いでいただけでは足りず、「パパ活」を支持していたという。

「パパ活」ということを言っても、必ずしも性行為を伴うものではないが、しかし、男女関係を金銭で規定するということに関しては同じである。犯罪を構成するのは売春というようになってからということになるのであるが、話し相手などでは当然に犯罪は構成しない。しかし、そのような男女関係に恋愛感情が絡んでいれば、まあ、似たようなものになるのかもしれない。

通常、恋愛感情というのは、当然に「排他的な男女関係」を求める。もちろん、古代日本は一夫多妻制であったり、通い婚制であったりしていたので、必ずしも厳密ではないにしても、ある程度そのような関係になっていたのではないか。

そのように考えると、「金のため」と言いながら、「付き合っている女性にパパ活を強要して稼がせて来る」というのは、まさに「髪結い亭主」ではないが、女性を働かせて男性は遊んで暮らしていると言ことになるのではないか。もちろん業としてしっかりとAV女優をやっている女性も結婚しているので、そのような関係がおかしいということもできない。職に貴賤はないというが、まさにそのような感じになってしまう。

しかし、その関係で殺人にまで発展してしまうのはやはり行き過ぎであり、その関係はおかしなものではなかったか。あまりにもおかしな関係であれば何かあると考えなければならないが、しかし「男性がいかにおかしくても、それが男女の関係」であるから、何とも言えないところがあるのも事実なのである。何となく、変な事件であるが、しかし、「何でも金次第」的な社会風潮を作ってしまったマスコミが、次から次へとパパ活亜土新たな「女性が稼ぐ方法」垂れ流したことによって、このような事件になったのではないか。そのような感じがしないでもない。ゲームなどで共謀事件が起きるとすぐに規制するのに、何故マスコミの報道は規制されないのか。不思議な世の中になったものである。