「宇田川源流」【日本万歳!】 スポーツの世界でも交流する日本と台湾

「宇田川源流」【日本万歳!】 スポーツの世界でも交流する日本と台湾

(写真がうまく入らないため、本日は写真なしです)


 毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。。日本のすばらしさや、日本が世界から称賛されえる内容をご紹介し、その内容を細かく分析し、その中においてその素晴らしさが何に由来しているのかということを皆さんにお話をするということをしている。そのことによって、本件の内容において、日本人の国民性や日本人の生活習慣で世界が称賛する内容をしっかりとご紹介しようということになる。

 さて、今回は「人」ではなく「チーム」である。スポーツの国際大会は「平和の祭典」ということが言われ、基本的には「参加することに意義」といわている。そのことから、勝利に特化するというようなルールを無視するような話は、基本的には禁止されているのでドーピングなどもすべて禁止され、違反すれば参加資格を失うというというような状況になっている。その様に考えれば、オリンピックや様々なスポーツのワールドカップなどは、「平和の祭典」というようになる。

もちろんその開会式など「競技ではない部分」に政治的なメッセージや、その国の歴史認識などを込めることは少なくないし、また、開会式等で首脳が集まることで、その機会に直接会談を行う「オリンピック外交」などもある。2014年のロシアで行われたソチオリンピックなどは、世界の耳目が開会式に集まっている状態の中で、テロリストの総統選を行った。これによってチェチェン共和国のテロリスト集団「ブラックウィドウ(黒の未亡人たち)」が壊滅することになる。しかし、その様な「政治利用」があっても協議の中には政治を持ち込まないというのが暗黙の了解になっている。韓国などが、ワールドベースボールクラッシックなどの時に「独島は韓国の領土」などとやってみたり、野球のマウンドの上に韓国の国旗を立てるなどのことを行って、世界の顰蹙を買っているという例外はあるが、基本的には、政治的な仇敵、例えば中東でいえばイラン対サウジアラビアの様な政治的な敵校同士が戦ってもルールを守って戦うということになる。

逆に「友好国」同志であれば、本当に素晴らしい試合になるし、その前後には、歓迎会なども行われて、素晴らしい評価を得られる。まさに平和の祭典となるのである。

【巨人】台湾の蔡英文総統から異例メッセージ「日本との絆を再確認」大熱狂の台北ドーム2試合に感謝

 巨人は4日、台湾遠征から帰国した。

 昨年12月に開業した台北ドームで、球団創設90周年記念と台北ドーム開業記念の親善試合を2試合行った。

 2日の中信ブラザーズ戦は台湾プロ野球史上最多の3万7890人の大観衆の中、4―1で勝利。3日の楽天モンキーズ戦も3万890人が入る中で0―0で引き分けた。

 1軍が台湾で対外試合を行うのは球団史上初めて。歴史的な台湾遠征は現地でも大きく取り上げられた。

 台湾の蔡英文総統が自身のXを更新。「読売巨人軍球団創設90周年を記念する台湾2球団との親善試合がこの週末、台湾で行われました。台北ドームには連日数万人の野球ファンが足を運び、大いに盛り上がりました。球場内では「感謝台湾(台湾ありがとう、という意味)」と書かれたパネルを掲げた日本の野球ファンの姿も見かけました。日本の野球ファンの皆さん、台湾へのメッセージをありがとうございます。連日素晴らしい試合を見せてくれた読売巨人軍と中信ブラザーズ、楽天モンキーズの選手の皆さまにも心から感謝いたします。野球の試合を通して台湾と日本の絆を再確認することができました!」と感謝の言葉を投稿した。

 蔡英文総統が日本のプロスポーツチームに向けてメッセージを発信するのは異例。野球を通して日台の親善、交流がさらに深まった。

2024年03月04日 14時36分スポーツ報知

https://news.nifty.com/article/sports/baseball/12265-2850229/

 昔は、プロ野球のキャンプといえば、2月という寒い時期に、温かい場所で行うということが言われていた。ハワイやグアムのキャンプや、ヤクルトスワローズのアリゾナキャンプなど、過去に名物になっていたキャンプは少なくない。そしてそのようなキャンプの先で、地元の人々との交流をしたり、休日にゴルフをしてみたり、あるいは、地元のチーム(大学やアメリカであれば3Aなど)と練習試合をするなど、様々なことがあった、バブルがはじけて、あまり海外のキャンプということは聞かなくなってきたような気がする。もちろん野球チームを持っているような企業がキャンプ費用を出せないというのではなく、どちらかといえば、そのようにして嫉妬を感じられてファン離れが起きるのではないかということで、その様な豪華なキャンプはやらないようにしていたのである。

さて、そのような事で、あまり国際交流額なってしまったプロ野球であったが、アメリカの大リーグは、公式戦の開幕を日本や韓国などで行う事を始めた。アメリカの大リーグの選手の中に日本や韓国の選手が多いことと、また、大リーグのファンを獲得するというようなことが行われるようになったのである。大リーグが行われるようになってから、大谷やダルビッシュなどが日本でも話題になった。もちろんその前でも私が大学の頃には野茂英雄氏が活躍していた。野球ファンは皆知っていたが、今の大谷フィーバーのようなものではなかったのではないか。

さて、その様に徐々に国際的な間口をっ広げるようになり、今年巨人が台湾でオープン戦を行ったのだ。

台湾の選手といえば、古くは世界の王貞治選手、中日で活躍した郭源治投手、西武で活躍した郭泰源投手などが有名であり、巨人のホームランバッターである呂明賜選手などが有名であった。その呂明賜さんが、巨人の試合を訪れるなど、日本と台湾の友好関係を、スポーツの世界で形を広げたのである。

そして何よりも、オープン戦でしかないのに、現職の台湾の総統である蔡英文総統がメッセージを送った。

「読売巨人軍球団創設90周年を記念する台湾2球団との親善試合がこの週末、台湾で行われました。台北ドームには連日数万人の野球ファンが足を運び、大いに盛り上がりました。球場内では「感謝台湾(台湾ありがとう、という意味)」と書かれたパネルを掲げた日本の野球ファンの姿も見かけました。日本の野球ファンの皆さん、台湾へのメッセージをありがとうございます。連日素晴らしい試合を見せてくれた読売巨人軍と中信ブラザーズ、楽天モンキーズの選手の皆さまにも心から感謝いたします。野球の試合を通して台湾と日本の絆を再確認することができました!」<上記より抜粋>

このような平和外交ができるのが、日本のすばらしさなのである。それは、私が少し書いたが古くからの台湾との野球を通しての友好関係が今も継続していることが大きいのではないか。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000