「宇田川源流」【現代陰謀説】 エアフォースワン上空を横切る謎の飛行物体

「宇田川源流」【現代陰謀説】 エアフォースワン上空を横切る謎の飛行物体


 令和6年も毎週金曜日は現代陰謀説をお届けしたいと思っている。実際に現代陰謀説では、現代に生きる陰謀や、摩訶不思議な現象などを集めてその中に含まれる意味を様々に見てゆきたいと思っているのである。基本的には「完全に隠れていしまっている陰謀」というようなものは非常に少なく、何らかの形で表に出てきているものである。そのような中で、その端緒をつかみ、他の人に先んじて、その内容を見てゆくということになる。

今年からは、このサイトでしか見えないような「秘密」も少しずつ出してゆけばよいかと思っているので、その内容なども楽しみにしていただきたいと思う。

さて、世界で最も安全な飛行機というのは、アメリカ大統領専用機である「エアフォースワン」である。

ちなみに「エアフォースワン」とは、アメリカ合衆国大統領が搭乗した際にアメリカ空軍機が使用するコールサインであり、大統領が登場していないときや巣でい引退した飛行機に対してはこのコールサインは使われない。当然に、飛行機そのものの固有名称ではなく、大統領が乗っていないときはその内容は使われないのである。

正確には大統領専用機のほか戦闘機・軍用輸送機を問わず、アメリカ空軍(USエアフォース)の航空機に大統領が搭乗すればその搭乗機のコールサインに「エアフォースワン」を用いる規則になっている。つまり、架空の映画であるが映画「インデペンデンスディ」で、アメリカ大統領が戦闘機に乗って宇宙船の母船と戦うのであるが、この場合は、この大統領が登場した戦闘機が「エアフォースワン」のコールサインを使うということになる。空軍以外に所属する航空機に大統領が搭乗した場合は、所属組織の名前に「ワン」を付けたコールサイン(海兵隊の「マリーンワン」など)が使用される。

核戦争に備えエアフォースワンには必ず国家空中作戦センターとしての機能を持つE-4B ナイトウォッチが随行しており、有事の際に大統領が搭乗すれば、こちらが「エアフォースワン」のコールサインを使用する機体となる。2015年1月28日に、空軍は後継機としてボーイング747-8を2021年頃に導入する事を発表している。

飛行中のエアフォースワンの周囲では離着陸や接近が制限される。飛行制限の情報は事前に告知され、接近した場合は警告が行われ、警告に従わない場合は戦闘機により撃墜が行われる。

UFOか!? 大統領専用機「エアフォースワン」の上空に謎の白い球体が飛来? 米紙報じる

 バイデン米大統領が今月初めに米ロサンゼルスを訪問中に、大統領専用機「エアフォースワン」の上空を風船のような謎の白い球体が飛来する様子が撮影されていたことが分かり、未確認飛行物体(UFO)ではないかと話題になっている。米ニューヨーク・ポスト紙などが報じている。

 撮影したのは、ユーチューブで航空機専門チャンネル「L.A.FLIGHTS」を運営するアマチュアの飛行機追跡マニアのソロルサノ兄弟で、今月10日に撮影したロサンゼルス空港からのライブ映像に映っていたものだという。映像では、謎の球体のような物体が空中を横切るのがはっきりと確認できる。

 兄弟はこの日、ロサンゼルス空港の上空を巡回する2機のF-35戦闘機の様子を撮影していたといい、KC-10給油機が空中給油を行う様子をとらえたことに興奮していた。その時、エアフォースワンの上空を反対方向に向かって移動する物体が見えたといい、時刻は現地時間午前10時18分だったとUSAトゥデイ紙は伝えている。数分後にそれは再び現れて奇妙な動きをしたといい、さらに午前11時8分にもう1度画面に姿を現した後見えなくなったという。「ちょっと怖い。何か分かりませんが、もしかしたら風船かもしれない。風船だと思っています」と兄弟は述べている。

 英デイリー・メール紙は、動いているように見えた物体は風船のようにただ浮いていただけの可能性もあるとUFO調査家のコメントを紹介。また、その頃に近くでロサンゼルス市警察のヘリコプターが旋回していたとの情報や同日午後12時半頃に犬の散歩中だった人物が白い球体が空を横切る様子を目撃していたことなども伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

2023年12月26日 16時10分 日刊スポーツ

https://news.livedoor.com/article/detail/25600739/

 さて、この飛行機には各種の防御システムがあり、そのシステムによって厳重に守られているだけではなく、当然に、その周辺もその内容をよくわかっている。つまり危険が察知しないように最大限の防御を行っているというのがこの飛行機なのである。

日本でも同じで、例えば天皇陛下と皇太子殿下が一緒の飛行機に乗ることはない。名にk事故が来た時に皇太子は必ず別な飛行機で行くようになっている。当然に日本でもそれなりにしっかりとした防御システムをしているが、しかし、天皇陛下がご座上しているにもかかわらず、憲法9条の規定があるので護衛機を自前で出すことができない。国内の移動の時も、基本的には民間の航空機を使うし、また新幹線などもグリーン車一両を貸し切りにする程度であって、車両全体を貸し切りにする「お召列車」のようなものは現代ではほとんど使われないのである。

さて、その「エアフォースワン」を試用する飛行機の上空に白い風船のようなものが飛んでいたという。もちろんこれが「宇宙船」であるというような確率がどれくらいあるのかということはよくわからないのであるが、しかし、昨年話題になった中国の偵察用気球の可能性もあるということになるのではないか。

逆に言えば、「実はエアフォースワンの周辺の内容は、ある程度の航空速度で近寄ってくる航空機に対しては非常に強い警戒を示すが、一定の速度以下のものに関しては、警戒を弱めている」ということになる。これは、普通の野鳥などで航空計画が変更されることはあまりよくないという配慮や、速度が一定以下であった場合は、ある程度逃げ切ることができるということである。そのようなことを考えられるということになる。

しかし、この気球が中国の偵察気球であった場合、エアフォースワンのコードや電波信号をすべて採られているということになるのであり、必ずしも安全であるというものではない。この内容は、実際に航空機の操縦をしている場合「視認」ということはほとんど不可能で、保トンがレーダーなどでの認識で終わっているということが問題になる。つまり、視認できるゆっくりした動きのものが近くにいても、飛行機自体が早く移動しているので、その内容を見ることができるのかということになる。つまり「ほぼ同じ速度で、同じ方向に動いているものしか視認することはできない」ということなのである。

逆に言えば、「気球による偵察」というのは、そのような航空機パイロットの限界をうまく潜り抜けているということになるのではないか。今後はそこまで考えての防衛システムをしなければならない。。気球に近接信管の核爆弾などが搭載された場合、エアフォースワンでもよけきることはできない可能性が出てくるということなのである。

このように、このニュースは、そのままアメリカの航空防衛に関する「穴」を指摘したものでもあるということになるのである。

宇田川源流

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