「宇田川源流」【土曜日のエロ】 30で経験なしという女性が増える
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 30で経験なしという女性が増える
今週も「土曜日のエロ」の日になった。先日久しぶりに「何故エロを書くのか」という疑問をいただいたので、ここでお答えしておこう。そもそも人間というのは、動物としての「本能」と社会性を持った「理性」と二つの部分に分けられる。ここで語られる政治や経済というのは、間違いなく理性の部分の話であり社会性や秩序の話になる。それでも環境などによって正義が複数あったり、どちらの主張も正しいというような状況で争いが絶えないのが現状であろう。
そのような中で、「本能」は間違いなく「人間の本質」をついている。仏教的には「本能」ではなく「煩悩」通常は「欲望」というような言い方になっているのであるが、その欲望に関して人間は非常に正直に動くものであり、同時に、欲望に関してそれが露見してしまった場合には、何とか社会性を盛ったような言い訳をするということになっている。そのようなところかtら、人間というのは本質をその中に混ぜる。
そのような「欲望」の中でも、最も強いものが「食欲」「睡眠欲」というものであろうが、私はこの中に「性欲」もっと言えば、動物のすべてが持っている「子孫繁栄のための生殖欲」というものがあるのではないかという気がするのである。もちろんここに社会性などがないので、感情で判断するためにLGBTのような状況が生まれるわけでもありまた、自分の支配欲と重なれば「小児性愛」というような話になるのかもしれない。このようなことが、「社会性を考えて」、つまり「理性」で抑えられないときに、エロの事件が起きてしまうということになる。基本的に欲望で動いているので、このような場合は相手の石などは全く関係なく、欲望のままに動く。そしてその欲望が露見した時に、急に社会性を持った状況での「建前論」が始まるのである。その内容がなかなか興味深い。
しかし、「本能」ということでは、そのように「性欲に対して積極的に」動くパターンがある一方、もう片方の極端も出てくる。つまり社会性を意識して、または逆に本能的、この場合は欲「生理的」などという言葉を使うのであるが、その内容から、女性が未経験で年齢を重ねてしまう場合があるというのである。
「30代で経験無し」の女性が増加中「結婚したけどシェアハウスのような夫婦生活」はなぜ生まれるのか
『極道の妻たち(R)』『少女犯罪』『セックスレスな男たち』などの著書で、男女の性愛や風俗にスポットを当ててきた作家の家田荘子氏が、8月に上梓したのが『大人処女――彼女たちの選択には理由がある』(祥伝社新書)である。僧侶としても活動する家田氏が、「30歳を過ぎて男性経験のない女性の性」というテーマを選んだのはなぜか。家田氏に話を聞いた。
「取材を始めようと思ったのはコロナ前、池袋の個性的なバーでひとりの女性と出会ったことがきっかけです。お客さんが皆知り合いになってしまうようなバーなのですが、とても清楚なアルバイトの女性がいて、目立っていました。店のママから『あの子はまだ男性経験がないのよ』と聞いたんです。
当時彼女は28歳。過去に彼氏がいてもおかしくない、キレイで肉感的な女性なのに――と驚きました。以前に『セックスレスな男たち』という本を出版して、増えていることはわかっていましたが、未経験の男性も増えていて、女性はどうなのかと思いました」(家田氏、以下同)
未経験の30代女性は実際に増えているのか。国立社会保障・人口問題研究所がほぼ5年に一度行なっている「出生動向基本調査」(2021年6月実施)によると、30~34歳において、未婚男性の37.2%、未婚女性の44.4%が性交体験がないと答えている。2015年の調査では、同男性が29.9%、同女性が38.7%だったので、男女ともに未経験の比率が高まっている。絶対数で見ても、30歳を過ぎて性行為の経験がない女性、家田氏が唱える“大人処女”は多いのだ。
「30歳を越えて未経験という女性には、今までほとんどスポットが当たっていなかったので、それを声に出さない女性が多かったのです。取材してみたら、未経験を選択した理由があるとわかり、それを伝えたかった」
『大人処女』には様々な立場の9人の女性が登場し、未経験のまま年齢を重ねてきた理由を語っている。池袋のバーで働いていた前出の女性は、男性に対する興味があまりなく、交際経験もゼロだったが、〈親を安心させたい〉という一心で、32歳のときに19歳年上のイラン人の男性と結婚した。結婚後も夫は妻に一切手を出さず、夫婦生活はまるでシェアハウスでの共同生活のようだが、女性は〈このままがいいと思っている〉という。
一方、男性との交際経験はあり、誘いにも応じたが、挿入時の痛みに耐えきれず、未経験のままという女性も出てくる。メーカー勤務の事務職の女性は処女を捨てたいと思い、何人かの男性と試したが、激痛に耐えかねてうまくいかなかったという。
コールセンターで働いている女性も、20歳のときに職場の同僚と初めてホテルに行ったが、〈指1本入らない状態〉で、それ以降の12年間で30人あまりと試したが、痛みが酷くてできなかった。〈『できない』といううしろめたさもあるので、男性に対して積極的に関われない〉という。
しかし、未経験の大人の女性が増えているというが、「男性に興味がない」「痛みが酷くて耐えられない」という女性は「昔から一定数存在していた」と、家田氏は指摘する。
「昔は、女性は適齢期になったら結婚しないと、という圧が凄かった。かつて私が初めてテレビに出たとき、各界の新人女性が5人集められました。台本には『ここにいる皆さんは偶然にも結婚していませんが、結婚するつもりはないんですか』と書いてあった。私は既婚者だったので、ディレクターに『あの、私、結婚してますが』と言ったら、その部分は削除されました。
当時は、働くイコール結婚しないという、典型的な古い男性社会でした。また有名な討論番組では『結婚しない女性』がテーマに取り上げられ、『なぜ結婚しない?』とMCが責める場面が、普通に放送されていました。
女性は結婚するのが普通とされ、そうでないと職場でも、地域社会でも非難された。そのため、どんなに痛くてもそうした声は上げづらかったし、我慢しなければいけなかった」
しかし、女性が経済的に自立しやすい社会となり、結婚していないことを特別視する悪しき風潮も薄れてきた。当然、男性に対して「我慢」する理由もなくなる。
「この本に出てくる女性たちは、周囲に流されたり、壁にぶつかったり、悩んだりしながら、最後は自分自身でどうするかを決めたところが素敵です。堂々と『自分はこうなのよ』って選んだ道を言える時代になったんだと、とても思います」
2023年9月15日 16時15分 NEWSポストセブン
https://news.livedoor.com/article/detail/24994904/
この記事の内容は「女性が経済的に自立したので結婚しない女性が増えた」という。まあ、家田氏らしい、「フェミニズム」的な内容であるが、はっきりとエロ目線でいわせていただければ「性行為をしないこと」と「結婚しないこと」を同一視するのは非常に違和感がある。もちろん、性行為をして子供を産むということは、結婚して家庭を築くということになるのであろうが、しかし、「性行為」はそれだけであろうか。性行為そのものが目的になっている女性も男性もいるであろうし、また、性行為そのものを結婚だけに結びつけるのはいかがかということをする。
「結婚しないこと」「性行為をしないこと」が『堂々と『自分はこうなのよ』って選んだ道を言える時代になったんだと、とても思います』<上記より抜粋>というような話になってしまうのは、いかがなものであろうか。私がうがった読み方をしているのかもしれないが、「結婚しない女性は社会に流されている弱い女性」といっているかのような感じで、あまり面白いとは思えない。もちろん、別に結婚しない女性がいてもよいし、性行為をしない女性がいてもよいのではないかとも思うし、また、男性から見て「結婚したくない女性」「性行為をしたいと思わない女性」もいてもおかしくはない。(もちろん男性が結婚したくないとか、性行為をしたくないと思っても自由であると思う)。要するに、どのように考えてもよいものであるが、実際にその選択のリスクは自分で考えるべきであろう。単純に「子供がいない」ということは、死ぬまでの経済設計や孤独死というようなことを考えなければならない。そこを「自分が選択したにもかかわらず行政に責任を押し付ける」というのは、行政を私物化しているような感じがするのは私だけであろうか。今、自分らしくい来ることはよいが、それは将来にわたってその選択肢でよいのかということをしっかりと考えるべきであろう。
そのうえで、「性行為」に関しては、片方では「パパ活の若年齢化」が進んでいるという現実がある。要するに「結婚」とは全く関係ない部分で「性行為」が独り歩きしてしまっている。
性行為に関しては、多分「男性に対する女性の意識」の問題であろう。一方男性に関しても「草食男子」などが出てきており、そのようなことが言われている間はまだよいのですが、言われなくなった、つまり草食男子が一般化してしまっているということになってしまっている。ここにあるように「結婚と結びつける」話ではなく、そもそも「異性に静的な魅力を感じるのか」ということであり同時に「相手に対して自分を晒す意識があるか」ということでしかない。そのようなことが見えずに単純に結婚と結びつけ女性の自立と結びつけて性行為を語ることはかなり危険ではないか。まあ、このような考え方が出てくるから少子化が進むのであろうという感じしかしないのである・・
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