「宇田川源流」【日本万歳!】 「フェスティバル・ド・ジャパン」に3日間で18万5千人

「宇田川源流」【日本万歳!】 「フェスティバル・ド・ジャパン」に3日間で18万5千人


 毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本のすばらしさや、世界で受け入れられ、そして親しまれる日本文化や日本人の慣習、そして称賛されている日本の内容などを皆さんにご紹介し、その内容の中から日本人が真に称賛されている事は何かということを分析し、そしてそれが我々普通の日本人の中にもあることを見てみたいと考えている。

 実際には、そうではない時もある。アメリカ大リーグで活躍している大谷選手のような場合は、他の日本人の中に似たような性質はあると思うが、しかし、それを真似して大谷選手のような形になれるとは限らない。しかし、例えば大谷選手が称賛されている中で、例えばグラウンドのゴミを拾うなどは、日本人の誰でもができるしやることである。もちろん日本人の中にも捨てる人はいる。しかし、一方でそのようなゴミを拾う人もいるのが日本人である。一人が捨てているから、他が真似して捨てるようになるというのとは異なるのである。

 さて、そのような日本人は、やはり日本人の国民性ということで非常に素晴らしいと称賛される。そしてその日本のすばらしさは、当然に日本人のすべてが持っている国民性である。

 さて、そのような日本の文化を好む人は少なくなく、そのことから日本のアニメやソフト文化をしっかりと文化の祭りが行われた。「ジャパン・エキスポ」などはその中の一つである。そして日本祭は日本の反対側でも行われているのである。

 今回で24回目となる同フェスティバルは、ポルトガル語では「フェスティバル・ド・ジャパン」だが、日系人や日本人からは「日本祭り」と呼ばれ親しまれている。主催はブラジル日本都道府県人連合会で、会場の手伝いは県人会の会員やボランティアから成り立つ。日本人移民を乗せた笠戸丸がサンパウロ州のサントス港に着いた1908年から5年後、同県出身者の交流のために鹿児島県人会が設立。その後、福島、沖縄など移住者が多い県もそれに続き、1966年には県人会連合会が設立された。

ブラジルは現在47都道府県すべての会が存在する世界で唯一の国である。そのブラジルでの「日本祭」である。

サンパウロで"日本祭り"開幕

 【サンパウロ時事】世界最大の日系社会を擁するブラジルのサンパウロで7日、日本文化を紹介する祭典「日本祭り」が3日間の日程で開幕した。会場にはコスプレ姿のブラジル人や、日本とのつながりを探る日系人の姿も見られ、太鼓演奏などの出し物や屋台で提供される郷土料理を楽しんだ。

 主催する日系団体によると、期間中は約20万人の人出が予想され、海外で開かれる同種のイベントとしては世界最大級。24回目の今年は、新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりの開催となった昨年よりも規模を拡大した。ゲームのキャラクターを装ったラウラ・カマルゴさん(31)はお守りを携帯し、部屋にのれんを掛けるほどの日本びいき。「日本文化に共感し、それをコスプレで表現している」と笑顔で話した。

 日系人の間では、世代が進むごとに日本とのつながりが薄くなる傾向がある。コロナ禍で日本語の勉強をやめたという日系3世のブルナ・ミヤジさん(16)は、漫画関連のシールを購入。「高校を卒業したら日本に行きたい」と語った。 【時事通信社】

2023年07月08日 09時01分時事通信

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-2433799/

 サンパウロの日本祭「フェスティバル・ド・ジャパン」は3日間行われた。フランスやアメリカで行われているジャパンエキスポとの違いは、ジャパンエクスポはアニメや漫画などのソフト産業の話や歌などばかりをやっているのに対して、ブラジルの日本祭は、そのようなものばかりではなく、各県の文化や県の名産品を持ち寄り、そして日本そのものをわかってもらうことを行うものだ。

 会場にはおよそ300のブースが並び、このうち食のコーナーでは鹿児島県人会が「鶏飯」、福井県人会が「おろしそば」を販売するなど、各地の郷土料理が紹介され、また郷土文化のコーナーでは、宮城県産のこけしや滋賀県産のたぬきの置物など各地に伝わる伝統工芸品などが展示され、訪れた人たちの関心を集めた。

 一方特にブラジル各地に広がった日本人移住地から出品されるものは興味深い。必ず立ち寄りたいのはアリアンサ移住地のひとつである弓場農場のブースである。バレエや楽器演奏など芸術にも力を入れるユニークな弓場農場が作る味噌や福神漬け、ラー油、ジャムは絶品で、この日は羊羹や柚子を使った製品も購入できる。また、ブラジル北部で最も古い日本人入植地で、国内外からも注目されるアグロフォレストリー農場を守るトメアス移住地のブースでは胡椒の販売とアサイーのアイスやアマゾン原産で栄養の高いクプアスのジュースを頂くことができる。

 このようにして日本はブラジルとの間で115年も一緒になってやっていたのだ。常に協力し、そして日本のすばらしさと日本の国民性をもって、接することで今でも日本とブラジルの懸け橋になっている。それが、現れたのが「日本祭」なのである。そしてそのような友好関係を作り、そして、日本のすばらしさを持つことが、日本のすばらしさなのである。

宇田川源流

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