「宇田川源流」【日本万歳!】 なぜ日本のキャラクターは好かれるのか?

「宇田川源流」【日本万歳!】 なぜ日本のキャラクターは好かれるのか?


 毎週月曜日は「日本万歳」をお届けしている。日本人のすばらしさや日本人の優れたところなどを報道している記事を見つけ、それを皆さんに紹介し、そのうえで、その内容を分析しながら、日本人の国民性に迫るという連載である。

当然に、日本人のすばらしさというのは、記事になっているのは一人のヒーローや際立った特別な人かもしれないがその中にある「日本人の国民性」は、当然にすべての日本人が持っているものである。言い方は悪いが、日本にいながら、または日本に生まれ育っていてっも、または日本人であっても海外で生まれて日本で育っていない状態などで、または、日本の特定の思想に染まってしまい、日本はよくないなどといって日本人を官z念い捨ててしまい、自分の生まれなどもすべて否定してしまう人においては、そのような「日本人の国民性」がなかったり、あるいは、日本人の国民性を持っていてもそれを発揮できないような状態になっている人は少なくないのではないか。逆に、外国人であっても「日本を好きで日本人の国民性を保有している人」というのは存在するわけであり、日本人にょりも日本人的な人などを見かけることは少なくない。ある意味で、「その国民性というような性質」を共有することが、日本人にとっては重要なのではないか。

そして、その日本人の国民性を日本人は、基本的には、よほどの日本を嫌いで日本を否定してしまっている人以外は、そして日本を破壊しようとしている人以外はすべて、日本人の国民性を有している。そして、日本人の生み出す作品やキャラクターには、その日本人の国民性が色濃く出ているのではないか。平和を愛し、そして常に前向きで、そして多くの人に気を使い、そして礼儀正しく勤勉で、そして社会のため、多くの人のために利他的な行動をとる日本人の素晴らしさ、誰かのためになるからと見えないところでも努力を怠らない日本人のすばらしさは、どの世界からも日本人が称賛されるものではないか。

そして、もう一つ、日本人は、どんな時でも「正義は勝つ」と信じ、そして、「自分が正義であろうとする努力を怠らない」し、「正義であるために、様々な努力を行いその正義をつらぬくために、困難を克服する」ものなのではないか。

なぜマリオが世界で愛されるのか そのワケを外国人観光客に聞いてみた「生活の一部になる」

 大ヒット映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や、約11年ぶりとなる完全新作の横スクロールアクションゲームの発表など、大きな盛り上がりを見せている『スーパーマリオ』。特に映画は全世界での興行収入が13億ドルを超え、アニメ作品史上歴代2位を記録しています(7月6日時点)。日本生まれのキャラクター・マリオが、世界中の人に愛される理由は何なのか。その世界観が楽しめるユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気エリア『スーパー・ニンテンドー・ワールド』に訪れている外国人観光客に、マリオの魅力を聞きました。

■「自然と“生活の一部”に」世界で愛される理由

 グッズを身にまとい楽しんでいたアメリカ・テキサス州からの観光客は、口をそろえて「『スーパーマリオ』はアメリカでは超有名!」と興奮気味。その魅力について聞いてみると「長年の間、ゲームやキャラクターが飽きられずに進化しているところですね」と回答。続けて「ゲームで流れるサウンドトラックも魅力的で全部が好き。特にヨッシーの曲が好きです!」と意外な魅力を熱弁しました。

 全員が『マリオカート』や『マリオパーティ』、『スーパーマリオ64』など数々のゲームをプレーしてきたといいます。マリオたちの永遠の宿敵『クッパ』が好きだという男性はアメリカでゲームが愛される理由について「家族全員で楽しめるゲームだからだと思います。僕の家では家族全員で集まってゲームを楽しむことがあります」と話すと、『マリオ』が大好きだという男性は「アメリカでは親が子どもに(ゲームを)買い与えるから、自然と“生活の一部”になる。みんなマリオのゲームをして育つから大人になっても愛されるんだ」と笑顔を見せました。

 自分たちの国でも人気だと話すインドネシア人観光客は、「公開された映画でさらに人気が上がったように感じます。助け合うことの大切さを学ぶことができるし、みんなで協力してピーチ姫を救うところもすてきです」と語りました。

■オーストラリアでは「みんなマリオを選びたがる」

 また、2日連続でUSJの人気アトラクション『マリオカート~クッパの挑戦状~』を楽しんだオーストラリア人観光客は、「楽しいし(ゲームが複雑ではないから)リラックスできます。オーストラリアでは特に『マリオカート』が大人気です」と笑顔。なぜオーストラリアで人気なのか聞いてみると「オーストラリア人は友人と遊ぶのがとにかく好きで、かなり負けず嫌いなんですね。真剣勝負して勝つことを楽しんでいます。家に友人を呼んで、みんなでお気に入りのキャラを選んでゲームをプレーするんです。みんなマリオを選びたがるので誰がマリオになるか決めて、レースをして一晩中ゲームを楽しんでいますね」と楽しそうに語りました。

2023年7月6日 22時40分 日テレNEWS

https://news.livedoor.com/article/detail/24562847/

 日本人の作り出したキャラクターで、世界的に人気なものは少なくない。ここで紹介している「マリオ」もそうであるが「ドラえもん」「ガンダム」「ピカチュウ」「アンパンマン」「ルフィ(最近ではちょっと強盗団に名前を使われてしまったが)」「孫悟空」など、正直言って枚挙にいとまがない。しかし、そのすべてが、日本人の国民性を、名前はカタカナであっても色濃く出ているのではないか。

 「アメリカでは親が子どもに(ゲームを)買い与えるから、自然と“生活の一部”になる。みんなマリオのゲームをして育つから大人になっても愛されるんだ」<上記より抜粋>

単純に、「ゲームを子供のころからやっているから親しみがある」ということなのであるが、しかし、その何気ない言葉の中に日本人のすばらしさが色濃く出ているのではないか。つまり、「子供にゲームをやらせていても、全く心配がないし、凶暴性も残酷性もない」ということにある。もちろん危険な内容や思想的に、または宗教的に何か問題があるような、または洗脳してしまうようなゲームであれば、大きな問題になるし、また社会的にも排除される方向になるであろう。しかし、マリオにはそのような反宗教性も反社会性も全くない。正義の味方で、ピーチ姫を助けるために魔王クッパと戦う、ただそれだけのゲームであり、そこにはパズルもあり、また、アクション性もある。

正直言って私が中学生ぐらいのときには「スーパー」が付いていない「マリオブラザーズ」という普通のゲームがあった。名前を出してはよくないが小学校からの同級生であった中山君とよく遊んだものである。当時50円で遊べるゲームがあり、そのゲームセンターに入り浸っていたのを思い出す。その時から、かなり熱中するものの、それでもカニや亀を倒しても、キノコを倒しても、それらを嫌いになるというようなことは全くない状態ではなかったか。それほどゲームに熱中しながらも、現実世界との区別がつかなくなるようなことはない状態であったのだ。

このほかにもドンキーコングなどがはまったゲームであるが、それでも、その中にやはり楽しさなどっはあるが思想性を洗脳するような内容は全くなかったはずではなかったか。そのように考えれば、日本のすばらしさというのは、平和であり、子供が遊んでも安心して大人が見ていられるような「おとぎ話性」を持ったゲーム感覚がしっかりとあったのではないか。そしてそのようなゲームキャラクターが、様々に動き、そしてその中で我々はさまざまなことを学ぶのである。そう「正義は勝つ」「困難を克服する」それが、日本の国民性なのである。そのようなことを意識してマリオを遊んだことはないが、それでも、今考えればそのような感じではないか。

京都府の綾瀬がマリオを作った人の出身地であるという。山やキノコは、その環境を車で走っていると、なんとなく見えてくる。あの山をマリオが駆け抜けるのか。そう、日本の自然もあのゲームの中に生かされていると思うと、何となく、うれしくなるのである。そしてそれを世界が愛しているのである。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000