「宇田川源流」【土曜日のエロ】 「風俗嬢役」を演じる美しい女性の姿になんとなく癒される

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 「風俗嬢役」を演じる美しい女性の姿になんとなく癒される


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。さて、最近水曜日に大河ドラマを書かなくなった。そのことから、芸能から遠ざかってしまったのではないかという人も少なくない。しかし、そんなことはない。実は、最近千葉県の銚子市との往復が多く、そのことからWi-Fi月の長距離バスで移動することが多くなったので、中でネットフリックスなどの配信サービスを使って、様々な映画を見ている。もちろん、なかなか面白い物も見れば、アニメも見る。当然にエロ映画なども見るので、なかなか楽しい。

大河ドラマに関しては、まず今年は徳川家康であるということと、その家康があまりにも情けなく書かれてしまっている。そして、時代考証は悪くないのであるが、さすがにCGなどを使った描写が、チョット私の考えというかイメージに合わないのか、なかなかストーリーが入ってこない。松本潤さんも、有村架純さんも良い演技をしているのであるが、しかし、それらの描写が引っかかって、なかなかその演技に集中できないのである。そのようなことから、感想は何か良からぬことを書きそうなので、辞めていたところだ。

しかし、その有村架純さんが、主演で風俗嬢役をやっているというのであるから、ついつい、エロ心満載で見てしまったのである。

ネットフリックスオリジナル映画「ちひろさん」は、まあストーリーとしては、元風俗嬢のお弁当屋さんの看板娘にの周辺に集まる心の寂しい人がいつの間にか、自分自身を取り戻してい苦という物語であり、よくあるヒューマンストーリーである。しかし、その映画の見どころは、やはり有村架純さんの演技であろう。「どうする家康」では全く見せないエロい部分や、そこから出てくるあっけらかんとした感じの役の演技、どこか浮世離れしていながら、逆に浮世にどっぷりと漬かりこんでしまって、使っているのか同化しているのか存在も見えなくなっているような感じになっている演技がなかなか良い感じだ。

有村架純、趣里ら若手女優が次々挑戦する「風俗嬢役」演技派への新たな“登竜門”に

 2月23日にNetflixオリジナル映画『ちひろさん』が公開された。原作はドラマにもなった『ショムニ』などの人気作で知られる安田弘之氏の同名漫画だ。弁当店で働く元風俗嬢のちひろと、彼女に惹かれて集まる海辺の街の人々との交流を描いた作品で、主演のちひろ役は有村架純(30)が演じている。

 現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』で徳川家康(松本潤)の正室・瀬名を演じるなど“清純派”としてのイメージが強いだけに、元風俗嬢役を熱演した姿には驚きと賞賛の声が上がっている。映画評論家の秋本鉄次氏が言う。

「すでにビッグネームになった有村架純が元風俗嬢役という難しい役柄のオファーを受けたことに驚きましたし、女優としての気概を感じました。この役で恐らく“等身大の自分ではない”役柄を演じることで、彼女自身も葛藤しながら成長するきっかけになったのではないでしょうか。本人もその苦悩をインタビューで明かしています。

 これまでの役どころは、たとえラブシーンがある役だとしても『役に寄っていく、もしくは役を引き寄せるようなアプローチの仕方で撮影をさせていただいていた』が、今回は『自分が近づくとまた離れて、近づくとまた離れて……と磁石のようにくっつかない感覚が最後まであった』と語っています。ですが、こうした別世界の女性を演じたことで演技の幅は確実に広がったと思います」

役柄も「たくましく生きる女性」に変化

 また秋本氏は、有村に限らず近年の若手演技派女優は作品や役柄選びのなかで「元風俗嬢」という難役にあえて挑戦している流れがあると指摘する。

「2023年秋からのNHK朝ドラ『ブギウギ』の主演が決まった趣里(32)が映画『零落』で、唐田えりか(25)が映画『死体の人』でそれぞれ風俗嬢の役柄を熱演しています。また、すでに実力派として確かな実力と知名度を誇る尾野真千子(41)も映画『茜色に焼かれる』でコロナ禍で懸命に生きるシングルマザーの風俗嬢を演じた。そうした人気女優が演じるからか、役柄自体も変わってきています。

 一昔前はどことなく暗いイメージ、例えば借金返済や悪い男がいるような元風俗嬢の設定が多かったですが近年はどこかあっけらかんとした、一つの職業として割り切ってたくましく生きる女性の姿として描かれる傾向にあります。そのため、難しい役柄ではありますが時代的背景も含めて女優として貴重な経験が得られる作品なのだと思います」(秋本氏)

 ちひろという難しい難役を爽やかに、それでいてどこか陰のある雰囲気を残しながら見事に演じ切った有村。さらなる飛躍のきっかけともなる同作の演技は必見だろう。

※週刊ポスト2023年3月24日号

2023年3月13日 16時15分 NEWSポストセブン

https://news.livedoor.com/article/detail/23863867/

 さて有村架純さんに関して私個人の話をしよう。私自身芸能人の好き嫌いなどはあまり言わないので、ちょっと珍しいブログになってきたような気がする。有村架純さんを初めて見たのは、連続テレビ小説 『あまちゃん』(NHK)で、小泉今日子演じる主人公の母親の若かりし頃の役を演じていた時にテレビで見たことであろう、まあ、それまでは全く知らない人であったが、ある意味で「80年代アイドルのいろんな女性アイドルを混ぜ合わせたような顔だな」と思ったのが最初の印象である。

残念ながらあまりテレビドラマを見ないというか、私の場合毎週決まった時間に何かを見るということができないので、結局は映画になろう。そのあと岡田准一さん主演の「関ケ原」に出演しているのを見たが、あまり印象に残っていない。でも、「あの時のアイドルを混ぜ合わせたような顔の女性」という印象が強く、なんとなくわかったのである。まあ、私にとって、出演している女優のことが認識できるのはかなりレアケースである。

そして今回である。それ以外は、コマーシャルで見ているが、「あまちゃんの時より大人になったなあ」と思っていた程度かもしえれない。

さてその女性が風俗嬢役をやっている。当然に、濡れ場もあってなかなか良いのだが、残念ながら濡れ場もあまり艶っぽくない。それが演技が下手だからそうしているのか、あるいは、演技がうまくて風俗嬢が仕事をこなしているような演技をしているのかまではよくわからないが、なんとなく板についている感じである。その辺が風俗嬢を商売として割り切って、なんとなく前向きにとらえているという、現代の時代を表しているような感じだ。

同時に、元風俗嬢という設定だけあって短パンやだらっとした服装、部屋着などのシーンも多く、その辺も、多分ファンにはたまらないのであろうが、なんとなく自然に見えるというか、その役になりきっているような演技になっていた。もちろん、本人がそのような性格ではないという前提である。何か場末の女性とか恥じらいを捨てたような感じの女性から、そんなものではない、けばけばしさのない女性元風俗嬢を演じている感じが出ていたような気がする。また、それをうまく出した演出、そして、脚本も素晴らしいような気がする。その淡々とした所が、他の人々の心の動きを映す鏡のようになっていた感じが面白い。他が、極端な演技をすることから、脚本の文字以上の演技ができているのではないか。

元風俗嬢という演技が、他の女優も、特に若い女性でさまざまに演じてもらいたいものである。出来れば濡れ場付きで。

宇田川源流

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