「宇田川源流」【日本万歳!】 世界で活躍する日本の機関車とそれを手助けする日本人技師

「宇田川源流」【日本万歳!】 世界で活躍する日本の機関車とそれを手助けする日本人技師


 毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本の素晴らしい内容は、世界が認めているところであることは間違いがない。その内容に関して、報道されている内容や、日本への評判をここで話をし、そのうえで、日本のすばらしさを分析し、その内容を広めてゆく。そのうえ、日本のすばらしさは、日本人の国民性や日本人の慣習などが元となっている場合が少なくない。昨年の「日本万歳!」では、大谷翔平氏など、何人かの例外を除いて日本人の場合は基本的には日本人全体の集合体が大きな力になってくるのである。

 さて、今回の内容は、日本の技術や日本のすばらしさを最も多く物語るものの一つであろう。

 日本は、何かを作る場合、多くの人に作るようにしてる。日本人はその内容を製造するときに、その製造物を使う人を考えて作る。そして外から見えない部分まですべてこだわって作る。他の国ではなかなかそこまではいかない。他の国は、基本的に見えるところはしっかりと行うということになるのであるが、しかし、見えないところは基本的には何もしない。日本以外の国の商品で細部まで、それも見えないところまでしっかりとこだわった内容などはほとんど存在しない。

 昔の船乗りは、編み物が得意であったという。海で働き筋骨隆々の男が、なぜか、細かい編み物が得意というのは、なかなか不思議なものである。実際に、閉鎖した空間の中においては人間は徐々に細かい所にこだわるようになる。閉鎖されているので、細かいところまでこだわらないと早々に終わってしまうということにになる。そのことから、徐々に細かい所にこだわるようになり技がつくようになる。

 日本は、漁船のように小さくはないが、それでも世界レベルからすれば小さなものということになる。そのうえ江戸時代は260年間鎖国をしていた。いうなれば、編み物を細かくしている漁船のような環境になるのである。そのためにかなりこだわりそして質の高い製造を行うのである。そのうえ、その製造物をしっかりと手入れしているのである。

タイで寝台特急「北斗星」の機関車活用へ 日本人有志が手助け

 かつて東京と北海道を結んだ寝台特急をけん引したディーゼル機関車が役目を終えた後、輸出された東南アジアのタイで今後も長く、活躍できるようにと、日本人技術者などの有志が現地で点検や整備の技術指導を行いました。

 タイ中部のラチャブリ県では5年前、かつて上野駅と札幌駅を結ぶ寝台特急「北斗星」を北海道でけん引したディーゼル機関車DD51、2両を鉄道工事会社が購入し、工事車両として使っています。

 しかしマニュアルなどがなく、十分に整備できずにいたところ、それを知った日本人の有志が4年前、機関車が今後も長く活躍できるようにと支援活動を行うためのクラウドファンディングを立ち上げ、集まった資金を使って部品の交換や、整備マニュアルの作成などを行ってきました。

 9日は、日本人の技術者など有志4人が現地を訪れ、整備の担当者に直接点検や整備の技術指導を行いました。

 指導の中で機関車を点検したところ、さっそくエンジンのフィルターの目詰まりを見つけ、改善点をアドバイスしていました。

 整備担当の男性は「アドバイスはとてもためになる。教えてもらったことを吸収して、今後の整備に役立てたい」と話していました。

 支援活動の発起人で鉄道愛好家の吉村元志さんは「今後もDD51の整備を続け、鉄道を通したタイと日本の友好を進めていきたい」と話しています。

2023年1月10日 5時50分 NHK

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230110/k10013945161000.html

 日本人は「製造物」にも魂を感じ、自分の魂を込める。「魂入れ」という言葉がある。仏像などにも使うのであるが、まさにその言葉があるように、全ての日本人の製造物には、「命」が宿っている。もちろん命が宿っているので、その内容は「いつかは死ぬ」つまり壊れたり使えなかったりするということになるのである。しかし、それまでは「精一杯生きる」ということがあるのではないか。

 人間と同じであるということは、当然に、「働き盛り」や「定年後」そして「老人」というようになってゆく。機械と人間の違いは、当然に、「生まれたて」だってもすぐに働けるということであろう。そして日本は次々に新しい「働き盛り」が出てくれば、当然に「定年」になればどこに行くことになる。しかし、定年になったとしても、人間と同じでまだまだ働ける。日本の製品は当然に「手入れ」や「整備」がしっかりしているということになるのであるから、基本的には他の国のものとは全く異なるような内容になる。

 20年くらい前になるがインドネシアに行った時に、少し田舎町に行けば、日本の車がたくさんある。「○○通運」や「都営バス」などもある。スマトラ島などのフェリーも日本のフェリーであったことになります。これは東南アジアなどでは非常に多くできていることになる。南アメリカやアフリカにもそのようなものは必要なのではないかと思うのであるが、残念ながら、輸送料金かかってしまうということになるのであるから、残念ながらその方面にはなかなかうまくゆかないことになる。

 今回はタイ中部で「帆l区と性」の機関車DD51がタイに引き渡され、そして「定年後の人生」を送っているのである。日本の芝らしさはまさにその内容を行っている。

 日本人の技術者など有志4人が現地を訪れ、整備の担当者に直接点検や整備の技術指導を行いました。<上記より抜粋>

 日本人はある意味でこのように教える時には「魂」を教える。その魂を教えることは、まさに「日本を教える」ことになるからである。日本のすばらしさは、この世にして「製造物」とその製造物の中にある「魂」そして、その製造物を守る「日本人の魂」を教えるのである。

 これが日本のすばらしさなのだ。

宇田川源流

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