「宇田川源流」【現代陰謀説】 軍事衝突はウクライナだけではない!エルサレムをめぐる衝突はどうなるのか
「宇田川源流」【現代陰謀説】 軍事衝突はウクライナだけではない!エルサレムをめぐる衝突はどうなるのか
金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。世界で現在行われている陰謀が様々に動くいている。日本では陰謀というと、何だかわからないおどろおどろしい話で、ユダヤ人とか秘密結社とかそういう話になる。しかし、実際にそんな人々が動いている形跡ほとんどなく、日本人が以下に本物の現場を知らないかということに過ぎない。本当にユダヤ人はどのような存在なのか。そのことを考えないで安易に陰謀論を言っていることの方がおかしいと、日本人はいつ気づくのであろうか。
その前に、これはニュースに書いていないことなので、先に書くことにしよう。
日本時間の6月2日の夕方、イギリスのエリザベス女王の即位70周年の記念式典があった。この記念式典には、当然に世界中の人がロンドンにお祝いに駆け付けたし、基本的にはあまり関係ない人も観光を含めて行ったのであろう。当然に、その中において、「世界中のスパイ」がロンドンに集まっている。実際に、その人々が何か交錯するわけではない。このようにスパイが集まっていると、日本人のあまり頭の悪い人々は、すぐに「女王の暗殺」とか「テロ」というような話をするが、スパイはそのような事ばかりをするわけではないのである。そもそもスパイの最も重要な任務は、「情報を得ること」であり同時「真相に他の人(国・団体)よりも早くたどり着き、その真実の流れを自分たちの所属する国(また団体)のために利用する」ことがううようになる。
さて、そのようなスパイの業務であれば当然に、日本流に言う「ハレの日」においては、多くの人が集まる。人が集まるところに情報は集まるものである。そのように考えれば、当然に、そこで情報を集める。場合によっては、日本の「勧善懲悪」のような考え方、私の言う「水戸黄門現象に毒された日本人の脳」では、考えられないかもしれないが、敵国のスパイ同士が情報を交換することもある。もちろん致命傷になるようなことはしないが、それでも、以外とスパイ同士の情報交換というのは行われている。それもお互いの組織が少なくとも黙認している状態で行われているのである。私が知っているのは、ユダヤ人の組織とイスラムの組織のスパイが情報交換をし、それをアメリカのCIAが立ち会っているというような場面に遭遇している。まあ、その時の話はかくことはできないが。
そのイスラエルとイスラムは、情報のトップはそのように情報交換をできるのでしょうが、しかし、やはりそれが庶民にまで行き渡っていないの現状なのでしょう。
エルサレムでユダヤ人民族主義者ら行進 「アラブ人に死を」の声も
【AFP=時事】中東エルサレムで29日、ユダヤ人の民族主義者ら約7万人がイスラエル国旗を掲げて旧市街(Old City)を行進した。参加者の一部は「アラブ人に死を」と叫びながら歩き、パレスチナ人住民は建物の上から物を投げるなどして反発した。
この日は、1967年にイスラエルが東エルサレム(East Jerusalem)を占領した記念日で、右派が毎年デモ行進を行い、パレスチナ人の怒りを買っている。昨年はこの行進がきっかけで、イスラエル軍とパレスチナのイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との軍事衝突が起きた。
ヤイル・ラピド(Yair Lapid)外相は、アラブ系住民を挑発した極右ユダヤ人グループを「恥だ」「イスラエル国旗を持つに値しない」と非難。ナフタリ・ベネット(Naftali Bennett)首相も、緊張状態をあおろうと画策したユダヤ人過激派を「容赦なく」取り締まるよう警察に命じた。
エルサレムには警官3000人以上が配備され、治安を乱したとして60人余りが逮捕された。赤新月社(Red Crescent)によると、旧市街とその周辺でパレスチナ人79人が負傷した。
東エルサレムやパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)では、パレスチナ人が旗を掲げたり対抗デモを行ったりして、治安部隊と衝突。旧市街の門の上空をパレスチナの旗を付けて飛行するドローンを警察が撃ち落とす一幕もあった。
【翻訳編集】AFPBB News
2022年5月30日 13時21分 AFPBB News
https://news.livedoor.com/article/detail/22247498/
このユダヤ人とアラブ人の争いは、そもそも、宗教の成り立ちから、イスラエルという国家の成り立ちなど、様々な意味で大きな問題を抱えている。少なくとも「ヘブライの民」と言われる人々の宗教があり、その同じ神の啓示を受けたものが、時代を超えて「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」というような状況で、時代の変遷とともに神の啓示者が異なっているということになる。その為に、聖地も同じになってしまっているということになるのである。
宗教というのは、あまり良い言い方ではなく不謹慎かもしれないが、基本的には「最も厄介な存在」であり、多くの人の救いにもなるが、同時に多くの人の争いの元になる。何故争いの元になるかというと、基本的には宗教というのは「死後の世界」を話しているのであり、そのことから、現世の話ではなかなか解決しない。日本や仏教の国ならば、「多神教」であるから、あっちの神もあり、こちらの神もあるというようにうまくゆくことになるのだが、一方で「一神教」の場合は、自分の神以外は、全て「邪神」というようになってしまう。そのことから、結局は宗教紛争になる。それも「死後の世界」を話すための内容で見ているのであるから、そのことで紛争になっても、「神を守って死んだ」ということになるのであって、その内容を漢がてえゆかなければならないということになるのである。
さて、その神の内容は、それぞれに様々な神話を持っている。その神話は、当然に現代の話ではなく、昔の話になる。時代によって様々なことが替わって来るが、しかし、神の事であれば、当然に昔のままであるべきというような話になるということもある。昔のままであるということが「原理主義」になる。原理主義は、当然に神の名のもとに神の意向で受けている。しかし、実際に神の意向などは見えるわけではないので、自分の心や信仰について話をするということになるのである。
このように考えれば、この争いがずっと続くということになるのである。さて、これが中東であり、そして、世界のエネルギーを供給している土地であるから始末に負えないのである。そして、日本ではそのような重要な情報がこれしか報道されず、毎日ウクライナの情報ばかりを出しているのである。
本当にこれで大丈夫なのか。
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