「宇田川源流」【現代陰謀説】 スポーツ・エンターテインメントの利権をネット対応が遅れた日本の情報空間から外国が盗んでゆくその「先の世界」
「宇田川源流」【現代陰謀説】 スポーツ・エンターテインメントの利権をネット対応が遅れた日本の情報空間から外国が盗んでゆくその「先の世界」
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現代にうごめいている陰謀を、なるべくここに解析して、その中で、現在に生きる皆さんが何をしなければならないのかということを書いている。もちろん、あくまでも「ニュース解説」ということでしか書いていないので、それ以上のディープな情報は、ここでは書くことはない。あくまでも、このブログは、皆さんがニュースを細かくチェックし、そしてその中で読み方さえ気を付ければ、今までの読み方よりも何倍も多くの情報が手に入り、そしてその情報が指し示す内容から、様々な事が見えるということになる。
ここには「陰謀説」の正解を書くつもりはない。私は陰謀を解説する立場にはないのであるし、また、このようなところにそれを書いて私自身が狙われるのは勘弁願いたい。しかし、一方で「このようにニュースを読めば、普通にテレビなどの解説している人々よりもはるかに深く、物事がわかるようになる」という方法をここに実践し、そのうえで、その内容を皆さんが実践することで、多くの陰謀説をみぬくことができるのではないかと思っている。
さて、「陰謀」というものは、国民を洗脳して、その国民に「潜在意識的に、何かの意識を植え付け、そのうえで、その潜在意識を利用して、少しのきっかけで国民を大きく動かす」ということを基本としている。つまり、「国民を潜在的意識に何かを植え込む機関」が最も大きな内容になるというように考えられるのである。つまり「マスコミ」「ネット」というところが、最も先に陰謀の毒牙にかかることになる。
そのように見てみると、たとえば、今回のウクライナ戦争において、日本のマスコミのほとんどは、「ウクライナがかわいそう」というような感覚になり「ロシアのプーチン大統領が一方的に悪い」ということになる。私も、昨日のブログで書いたように、「戦争という手段を用いたこと」「無抵抗な市民を殺戮していること」ということに関しては、同様にロシアが一方的に悪いと考えている。しかし、ではなぜロシアがウクライナに攻め入ったのかという理由に関しては、日本のマスコミの報道は正しく、両論併記で王道しているのであろうか。非常に疑問である。
このマスコミ報道によって、日本のほとんどはプーチンを悪魔のように扱っているが、手段論ではなく、その国家の事情や主張などはしっかり見なければならないのではないか。逆に、陰謀ということであれば、まさに日本のマスコンの影響力は大きく、その中に、どのマスコミの一方的な報道しかしないというおかしさがあることが気づかされるのである。
日本スポーツ界の利権をさらう〝黒船〟の参入が? 今後の五輪中継は大きく変化か
TBSの安住紳一郎アナウンサーが、北京五輪最終日を迎えた20日放送のTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」で、NHKのオリンピック中継を巡る姿勢を批判した。
同番組の放送時間帯は、史上初の金メダルが期待されたカーリング女子の日本-イギリス戦がNHK総合で放送されていた。
安住アナは、「得するのはNHKだけだよ。オリンピック(の放送)を一緒にやろうって言ってさあ、お金を出しといて。民放が放送する種目は裏のBSでやるっていうさ。なんていうやり方だ」と批判。
さらに、「民放テレビなんか潰れればいいと思ってるんでしょ? すぐ、みんな言うもんね、『スポーツはNHKで見た方がいいんだ』みたいな。見ればいいじゃない」と視聴者に対する不満をぶちまけたのだ。
そして、「どうせ今日なんか誰も聴いてないんだから、私も思いの丈をいっぱい述べちゃうわ」と興奮冷めやらぬ様子だったのだ。
らしからぬ毒舌に対して、ネット上では《スポーツ中継となると、どうしても民放はNHKに敵わない》、《安住さん、勇気を出してくれましたね》、《NHKと民放の間でどんな話があったかわからんけど、安住さんの言いたいことはわかるよね》、《民放のネットって日本全県に及んでいるわけでは無くて、県によっては全く放送がない系列もある》など賛否両論が巻き起こったが、もはや、そのレベルで収まるような話にならなくなってしまうかもしれないというのだ。
「すでに日本国内では、プロ野球、Jリーグの放映権は〝黒船〟である外資のDAZN(ダゾーン)が独占状態。それどころか、サッカー日本代表のワールドカップアジア最終予選のアウェー戦の放映権まで獲得してしまった。放映権料を決めるIOC(国際オリンピック委員会)からすれば、少しでも高い金額を提示したところに売るのがビジネス。なので、DAZNが本気で五輪の放映権を獲得しに来たら、日本のテレビ各局は対抗できないだろう」(放送担当記者)
今月22日から、DAZNは1か月の定額利用料金を1925円から3000円に値上げ。かなり強気だが、五輪放映権獲得への布石かもしれない。
2022年02月28日 07時00分 リアルライブ
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-1494515/
さてさて、その一方的なマスコミの報道は、エンタメやスポーツに関しても同じになってる。何しろ「流行する」となれば、すべてが同じ方向になってしまう。そしてすべてが同じ方向で、ブームができ、そのブームに対応している間に次ぎんブームが来てしまって、多くん企業はすいたいしていってしまうのである。例えば、20年前に流行ったベルギーワッフルや、チュロスなど、また、一昨年流行ったタピオカなどは、今どうなっているのであろうか。もちろん滅びていないが、しかし、ブームは下火になってしまい、過剰な投資をしたところから倒産してしまっているということになる。
マスコミというのは、そのようにむーむは作るが継続性がない。その上民放も複数ある(地方によって局数は異なる)が、それでもすべてが同じ方向性で物事が進んでしまうので、マスコミを見ている人には「それいかない」という錯覚を浴びせてしまう危険な道具になっている。
そのために、若者はテレビ離れ、マスコミ離れが進み、ネットでの情報から自分の好みのものを選ぶということ、またネットにおいて自分そのものを不特定多数に表現するという時代に変わっていている。その意味で情報の多様性に対応できず、また、多くの人が自分が発信したいという欲求をうまく満たすことのできない日本のマスコミは徐々に「コンテンツとしての終わりが近づいている」ということになってきてるのではないか。
そのように終わりが近づいてきているコンテンツは、過去の栄光にすがるので、どうしても資金がある方向に向かい買収されてしまう。まさに、共産主義者や社会主義者が、売れていないマスコミを使い、そのことで言論統制を行っている構造がここに出てくるのである。
一方「エンタメ」「スポーツ」というように多くの人の、特に若者のニーズにこたえる必要のあるコンテンツは、ネットに流れることになる。ネットそのものは、マスメディアと異なり電波も必要なければ、そのまま加工しないで流すことができる上に、現在のメディアに比べてはるかに放送基準が少ない。そのことから、様々なコンテンツがそろうようになり、多様性が出てくることになる。
共産主義や社会主義は売れないマスコミに対して買収をするが、資本主義は資本があり、また将来性があるので、その中に投資をする。つまり、スポーツやエンタメが、日本のように遅れたところではなく、アメリカなどの先進資本主義によって買収されるということになるんである。
ところで「洗脳」とまではいわないまでも、「影響力」というのはどのような時に出てくるのであろうか。それはリラックスしているときに、何気なく入った言葉や感動がそのまま印象に残ることになる。何か新たなものが生み出されるきっかけというのはそのようなものだ。つまり感動を与えるスポーツやエンタメという「レクリエーション部門」が外国のネット事業者に取られてしまうということになる。それは「外国的な感覚の感動を押し付けられる」ということになりかねない問題なのである。
日本はそれでよいのか。
マスコミの改革から、メディア、そしてその影響力ということまで、しっかりと考えてゆかなければ、日本のエンタメは日本のものではなくなってしまうのではないかという危機感がある。このようなところに、日本人を変えてしまう陰謀が入っているのではないかと危惧しているのである。
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