「宇田川源流」【土曜日のエロ】 コロナウイルス禍で「薬混入の性被害」が増えているという最近の男性事情
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 コロナウイルス禍で「薬混入の性被害」が増えているという最近の男性事情
今週も「土曜日のエロ」の日が来ました。まあ、急に丁寧語になってしまったのであるが、やはり土曜日のこの内容は再校であるとしか言いようがない。何しろ、ウクライナでは戦争、北京ではパラリンピックがあり、国会ではいまだに蔓延防止政策が延長というようなことを言っている中で、この「土曜日のエロ」だけはなんとなく続いているのであるから、いい感じである。
以前、オリンピックの話をした。もちろん、選手村でコンドームが大量に配布されるということである。東京オリンピックのときも、体温の熱によって浮世絵(ウタマロ?)が浮かびでるコンドームが話題になった。日本という国は、実は「コンドーム先進国」であり、私なども世界各国に行くときは、なぜかコンドームを購入してゆく。もっともかさばらず、なおかつ、輸入制限や個数制限もなく(さすがに大きな段ボールで持ってゆくと怒られるが)、また重たくもない。その上実用的でなおかつ少なくとも男性には喜ばれるという、非常に優れた「お土産」になる。間違いなく、「日本製コンドーム」が世界で最も愛され、そして喜ばれているということをしっていると、ビジネス以外の「別なつながり」ができる。
このようなことを書くと、男性だけが喜んでいるように見られるかもしれないが、なぜか女性も喜ぶ。もちろん、私がその女性たちと性行為をするというわけではない。しかし、女性たちも性行為が嫌いなわけではない。その時に「途中で敗れてしまい妊娠を心配しなければならないような粗悪品」を押し付けられるよりも、日本製の質の良いものを使ってもらった方がよいし、また、もしもレイプ事件などに遭遇してしまった場合も、変わったものを出せば、それだけ被害が少なくなるということになるらしい。(ここは伝聞型)
その意味において、東京オリンピックの時は、当然にコンドームの配布が話題になったのであるが、さすがにパラリンピックではそのような話が話題にならない。もちろん、パラリンピックに参加する人々もそのようなことはあっておかしくはないのであるが、なぜか話題にならないというのは、やはりそれなりに何かの問題があるのであろうか。
さて、本日のエロの話に進むとしよう。
「薬混入」性被害が後絶たず
女性を飲食に誘い、飲み物に睡眠薬を混ぜて乱暴するわいせつ事件が後を絶たない。薬の影響で被害に気づかなかったり、記憶が曖昧になったりするケースも多いが、毛髪などの鑑定で薬物の検出は可能で、警察は「おかしいと思ったら相談してほしい」と呼びかけている。
■目の前「真っ暗」
「性的被害を受けているかもしれません」。東京都の30歳代女性は2020年12月、警視庁からの電話で約2年半前の事件に初めて気づかされたという。
女性は18年4月、異業種交流会で知り合った男に誘われ、食事に出かけた。恋愛感情はなかったが、男は気さくで話が面白く、勤務先の会社にも興味を持ったからだった。
場所は東京・銀座の和食店。仕事の話をしながら箸を進め、ビールと焼酎の水割りを数杯飲んだ。酔っている感覚はなかったが、2回目のトイレに立って席に戻った後、目の前が突然、真っ暗になった。
翌朝、男の部屋のベッドで目を覚ました。体に違和感はなく、男に「迷惑をかけてしまった」と感じた。だが、男が20年11月、別の女性への準強制性交容疑で逮捕され、スマートフォンに残された画像などから被害が判明した。
男はリクルート子会社の元社員の被告(31)(懲戒解雇)。同様の手口で女性9人に対する準強制性交罪などに問われ、公判が続いている。
「意識のない間に暴行されてショックだった」。昨年12月、東京地裁の法廷で女性は涙声で訴えた。
■氷山の一角
警察庁によると、睡眠薬を悪用したわいせつ事件の摘発は20年に全国で60件あった。だが、被害に気づかなかったり、記憶が曖昧で警察への届け出をためらったりするケースもあるため、摘発は「氷山の一角」とみられている。
性暴力目的に使われる薬物は「デート・レイプ・ドラッグ」と呼ばれている。飲酒で作用が強まり意識が混濁するだけでなく、記憶が途切れる「健忘」を引き起こすことがある。この場合、自分で歩いてホテルに入ったり、男と談笑したりする姿が防犯カメラに映っていることがあり、男との「合意の有無」が争点になりやすい。
薬物の成分は尿や血液に残るが、数時間から1週間程度で体外に排出される。警察への相談が遅れると、検出が難しくなる。
■3年後も有効
泣き寝入りを防ぐため、各地の警察が力を入れているのが毛髪鑑定だ。
毛髪には、髪を切らない限り、薬物の成分が数年以上残るとされる。このため以前から覚醒剤などの薬物事件で鑑定が行われてきたが、分析手法の向上により、16年頃から性犯罪での活用が進んでいる。
東海大医学部の斉藤剛准教授(法中毒学)は数百本の髪を1センチずつに切断して薬物分布を調べ、髪が伸びる速度から摂取時期を特定している。福岡大法医学教室は、微量の薬物を検出できるよう毛髪を粉末状にして成分を調べている。
警視庁が21年9月、20歳代女性に対する準強制性交容疑で男を再逮捕した際も、事前に毛髪鑑定を行った。17年春の事件発生から3年以上たっていたが、男が処方されていた睡眠剤の成分が女性の髪から検出されたという。
■トイレで離席・「ビタミン剤」に要注意
被害に遭わないためにはどうすれば良いのか。
デート・レイプ・ドラッグに詳しい旭川医科大の清水恵子教授(法医学)によると、睡眠薬は、トイレで離席した際に飲み物に混入されたり、「ビタミン剤」などと称して飲まされたりするケースが多い。商談先でコーヒーに混入された例もあるという。
身を守るには〈1〉飲み物が容器に入ったまま席を立たない〈2〉怪しいと感じたら飲み物を取りかえる〈3〉渡された錠剤は飲まない――などの防衛策が有効という。
家族や知人が被害に遭った場合、男と会ったことを責めたりせず、しっかり寄り添うことが大切だ。
性犯罪被害の相談電話「#8103」は都道府県警の相談窓口につながる。
2022年02月28日 13時14分 読売新聞
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-1495209/
さて、性犯罪といえばレイプというような言い方になるのであるが、日本では「強姦」という単語を使う。法律上は現在では「強姦罪」から2017年の法律改正に基づいて「強制性交罪」という罪に変わっている。これは強姦罪という罪の条文が「暴行又は脅迫を用いて,女子を姦淫した者」というようになっており、男性が被害者になった場合は、「強制わいせつ罪」にしかならないということで、性的な平等が計られたためである。単純に強姦罪であれば、最高刑は死刑ということになるが、強制わいせつ罪であれば、最高刑は懲役三年である。被害者が男性か女性かということでここまで違うというのは良くないということで、法律が変わったということになる。
さて、この古い方の強姦罪の法律上文でわかるように「暴行または脅迫」となっている。なお、「薬物を使うなど抵抗できない状態にして」ということは第2項に書かれていることを付記しておく。この順序は法律が、そもそも「男性が強いものである」ということが前提にあった。
さて、私の社会を見ている眼の中では、1990年代から「男性の女性化」「女性の男性化(社会化)」というような感じになってきており、双方の性が中世的になっているのではないかという気がしている。男性が化粧品を付けたり、女性が社会進出してキャリアを目指すということである。もちろんそのことが悪いというわけではない。現象としてそのようになってきているということを言いたい。そのうえで、男性が女性化する中において、「それでも生物学的に男性である」ことから、たまにその本能が出てくることになり、その男性が「自分の思い通りになる女性を、反攻されない状況で自由にしたい(性行為に及びたい)」という欲求が強くなっているのではないか。このことが、性犯罪の中心的な内容になってきているのである。
そのように考えた場合、もちろんこれも否定や批判をしているわけではなく、男性の幼女(抵抗が小さい)に対するわいせつ行為や、二次元(イメージだけでよい)などのことがある。しかし、性的な趣味がそのようにならない男性は、結局薬物などに頼ることになっているような気がする。もちろん暴力による強姦もよくないのであるが、しかし、その内容がコロナウイルス禍で、他にやることがない引きこもり生活の中で妄想がまさっているのではないかという気がするのである。
あえてもう一度言っておくが強制性交罪は犯罪である。もしも性行為をしたいのであれば、しっかりと成人同士の男女が、交渉をして、そのうえで行うべきであるということは間違いがない。そのうえで、薬品を使った犯罪には十分に注意しなければならない。まあかなり前にピンクレディー(知っている人も少なくなってきたが)が「男は狼なのよ、気を付けなさい」という歌詞があったが、最近、「目に見えて狼のような男性」は少なくなったものの、一方で、皮をかぶった狼が爪を研いでいることは間違いがないのではないか。
まあエロは、健全に行うべきである。
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