「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性的欲求が精神面に与える影響を真剣に実験したアメリカ大学の結論

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性的欲求が精神面に与える影響を真剣に実験したアメリカ大学の結論


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。毎週毎週しっかりとエロの話をしているということになり、なかなかネタが尽きない。今回は、もう一つ他のネタがあり、そのネタにするか迷ったのであるが、まあ、ちょっとアカデミックな話でもよいのではないかというような気がするのである。

 さて、今週を振り返ってみると、一つには「大学入試センター試験」の不正問題がなかなか大きな話になっていた。私などは知らなかったが、現在では家庭教師のマッチングサイトなるものがあるということだ。そのマッチングサイトを使い、「実験」と称して実際の問題を送り解かせているというのである。この犯罪の感心するところは「事前に準備をしている」ということである。ワイドショーなどを見ていると事前に準備をしていたので、何らかの痕跡があるということになっているが、逆に準備期間が長いので隠す作業などもしっかりと行っているのであろう。

 大学生に解かせるということは、ある意味で理解ができるのであるが、今回は「実際に受験している人が、問題を送り、その問題の解答絵を得て答えているということになる。つまり「問題の入手」(これは受験すればよいので)、「写真撮影」「メールによる送付」「回答の受け取り」「回答の閲覧」そしてその「答えの書き写し」ということにある。この中で監視の厳しい中で「撮影」「回答の受け取り」「閲覧」はなかなか難しい。逆に閲覧ができるのであれば、他の参考書などの閲覧もできるであろうし、また、家庭教師マッチングサイトなどを使わなくても、知り合いなどを使ってカンニングをすることもできるのではないか。

 そのように考えれば、今回のカンニングというのは、ある意味で「他の仲間がいない」「発信や受信に関しての技術がかなり進んだ人」「ネットの知識が豊富」というような特徴がある。テレビなどを見ていれば、答えを求めているのが世界史と国語であるということは、かなり理数系に秀でた人であるということもなんとなく想像できるのではないか。

 いやいや、なかなか興味深い事件である。それだけの技術と知識があるのであれば、何も大学などに行かなくてもよいのかもしれない。

 さて、今回は「欲」に関するエロである。

性的欲求が精神面に与える影響について、米大学が調査

 異性に対する性的な欲求が、健全な真剣交際のきっかけになり得る可能性について、米・ニューヨーク州 ロチェスター大学が調査を行った。その結果、セックスは他人同士を肉体的に結びつけるだけでなく、精神的なつながりにも深くかかわることが明らかとなった。

 人が性的欲求を感じるとき、その欲求は目の前の異性に対する優しい気持ちや親密さ、人としての興味に直接的につながる

 本調査は、4種類の異なる対人形式の実験によって行われた。1つ目は、被験者に魅力的な異性と一緒に曲を口ずさんでもらい、その行為が人に与える心理的な影響をリサーチするというものだ。2つ目は異性と一緒にスローダンスを踊る行為が与える心理的な影響について考察する実験、3つ目は性的欲求を潜在意識に働きかける映像を使った実験、そして4つ目として、性的描写の多い映画のワンシーンを見るグループと、壮大な風景の動画を見るグループを作り、見終わったあとの欲求や気持ちの違いを比較する実験を行った。その結果、人が性的欲求を感じるとき、その欲求は目の前の異性に対する優しい気持ちや親密さ、人としての興味に直接的につながるということが判明した。

 セックスとは本来、子孫繁栄のための行為であり、それ以上でもそれ以下でもない。だが、親同士の絆が強ければ強いほど、その子どもが生き残る確率も高くなることは明らかだ。これは、人間の子どもが自然界の動物とは異なり、長期間にわたって親の世話を必要とするという事実にも密接に関係している。つまり性的パートナーがと肉体関係だけでなく精神的にも結びつくことで、結果的に子孫繁栄につながるともいえよう。そしてそのために、パートナーに対して性的欲求を感じ続けることも必要だという研究結果につながったことは非常に興味深い。

2022年1月19日 9時0分 スゴレン

https://news.livedoor.com/article/detail/21532059/

 さて、今期あの話は;大学がかなり真面目に研究した結果を発表したということになる。基本的に大学とい「研究機関」は、暇になると「セックス」について研究をするようであり、様々なところで「くだらない」内容を研究していることがなかなか面白い。

 さて、その中で「セックスが精神に与える影響」ということが今回の問題になる。さてここでセックスという行為を分解してみよう。単純に「セックス」ということを言うが、実際には、セックスということを分解すると、「異性」が「二人または複数」(3Pなどもあるので)で、裸(少なくとも下半身は裸である)状態で行う物であり、その上、その成果としては子供ができるということにつながる。もちろん、避妊をして単純にセックスの快楽をむさぼるということもあると思うが、しかし、そうであっても「いがみ合う二人」が行うということはほとんどない。ケースとして「強姦」などに関してはいがみ合う二人や信頼関係のない状況でセックスが行われる場合があるが、しかし、それは単純に例外であるということになる。なお、「SM」に関して言うと、基本的には号間につかいように感じる人も少なくないのであるが、しかし、実際にSM嬢などに聞くと「最も信頼関係がなければできない」ものであり「信頼関係がない相手と行えば殺人になってしまう」ということで「相手に無防備で体をゆだねることができなければSMは成立しない」ということだそうだ。

 このように考えると「強姦」以外の場合には、相手との信頼関係、場合によっては「子供が作られることを容認する関係」(必ずしも夫婦関係ではない)という関係性があり、その場合の精神的構造は、双方に信頼と愛情があるということになろう。

 その結果、人が性的欲求を感じるとき、その欲求は目の前の異性に対する優しい気持ちや親密さ、人としての興味に直接的につながるということが判明した<上記より抜粋>

 実験にケチをつけるわけではないが、実際にセックスをする関係があれば、またはそれをしたいという欲望を持つ相手であれば、当然に好意に近いものがある。そこまでの者が無くても、例えば、私のようなオジサンは、若くてかわいい女性が失敗しているのと、男が失敗しているのとでは全く対応が異なることがあるのは、セクハラとかそういうことではなく、自然にあることなのであろう。

 要するに、何が言いたいかといえば、「性的な欲求があるから相手にやさしくなれる」のではなく、本来は「やさしい気持などがある延長線上に性的行為が存在する」という考えるべきではないかという気がする。上記の絵研究成果がそのまま正しいとすれば強姦している最中にも相手に対してやさしい気持ちになっているということになる。しかし、実際のところはそうではないのではないか。

 エロをこれだけ毎週書いていると様々な思いがあるのであるが、しかし、「エロを研究すること」は、そのまま「人間の子孫繁栄絵の道筋を作ること」であることである地う上記の記事に関しては同じであろう。逆に、個人主義で自分の権利ばかりを主張している現代人に有りがちな話であれば、単に自分の欲望を満たすためだけにセックスをしかねない状況であり、その先に子供が生まれるということが想定されていない状況になってしまう。「セックスをすること」で「愛情が生まれる」のではなく「愛情が生まれる先に性行為が存在する」ということの方が正しいのではないか。そうあるべきであると思うし、そのようなものがあり、そのうえで、セックスウすることでそれがより深まるというような結論にし、現代の個人主義的な考え方を生物学的に否定してもらいたいものである。

宇田川源流

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