「宇田川源流」【土曜日のエロ】 コロナウイル禍下では盗撮事件が相次ぐという記事に見る社会世相

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 コロナウイル禍下では盗撮事件が相次ぐという記事に見る社会世相


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。いつものようにまた今週のニュースと、また世相を見ながらなんとなく見てゆこう。まずは今週のニュースだが、やはり最も大きなニュースはオミクロン株の「大流行」であろう。ほんとうに、日本のマスコミというのは暇なのか、ネタがないのか、オミクロン株に関しても結局は「感染者が増えた」ということだけで一喜一憂している状況である。本当に暇だなと思ってしまう。

そもそもWHOであっても「オミクロン株は感染力が強気が毒性が強くなったわけではなく、重症化しにくい」ということが言われている。公式見解ではなくても、そのような状況になっているのにもかかわらず、感染者ということだけを括って増えたと大騒ぎしている。そういえば「沖縄の病院が危機」といっているが、それは病院関係者が感染者またな濃厚接触者になったからということになっている。デルタ株や、その前のオリジナル(変異株ではない初期)にはそのような話はなかったが、オミクロン株になったら突然「病院関係者の濃厚接触者の休みが」ということだそうだ。

それって今までどうしていたんだろうか?というような感覚が少なくない。何だかわからないが、「マスコミがネタがないから、今まで問題にしなかったことを針小棒大にほうどうして、危機感をあおっている」ということになる。そんなことを言ていたら、北京pリンピックに行って、感染者が戻ってきたらどうなるのか、また、この正月休みに沖縄に旅行した人はどうなるのか、全くそういうことは考えられていないところが、マスコミのよくわからないところである。

そもそも「マスコミの人々がそのように外に出てオミクロン株をふりまいているのではないか」という気がしないでもないのであるが、全くその真相はわからない。本来、重傷者とそれに対する病院の対応だけを考えておけばよいし、その沖縄の病院に関してお、昨年の10月から何もなかった時に備えができなかったのか。その辺の問いは全くないことに不思議を感じるのである。

さて、オミクロン株に関しては、あまり普段のブログで扱いたくない。昨年などを振り返っているのと同じだからだ。では、そのような内容で、「エロい事件」を振り返るとどうなるであろうか。

年末年始も逮捕者が…コロナ禍でも「盗撮事件」が相次ぐわけ

 コロナ禍でも「盗撮事件」は後を絶たない。

 年末の12月30日には、勤務先の居酒屋のトイレで女性従業員(当時18)を盗撮した神戸市のアルバイトの男(37)が、新年早々の4日には、金沢市の入浴施設の女湯で盗撮しようとした石川県の会社員の男(51)が逮捕された。

 神奈川県教委と横浜市教委は12月23日、男性教諭ら計5人を懲戒免職処分にしたが、うち4人は処分理由が盗撮だ。

「盗撮犯には2タイプあります。自分だけで悦に入るマニアと、撮った動画を売って稼ぐプロ。もちろん、いずれも許されませんが、最近はシロウトが小遣い稼ぎで動画を売ろうとして、そこから足がつくケースが増えている感じがします」(捜査事情通)

 12月9日付の日刊ゲンダイで報じたが、ネット上で「盗撮のカリスマ」と呼ばれた茨城県の無職の男(49)ら3人組(兵庫県迷惑防止条例違反で逮捕)は、マニアが集まるSNSを通じて知り合い、全国で盗撮を繰り返し、ネット上で画像を共有したり、転売。その金で撮影用機材や遠征費に充てていたとみられている。

「そこまで徹底したマニアは一握りでしょうが」と犯罪ジャーナリストの田代篤氏がこう言う。

「高性能なスマホがあれば簡単にきれいな動画が撮れますし、SNSという販売ルートもある。模倣されると困るので詳しくは話せませんが、ラブホテルにデリヘルを呼んで盗撮した“自家製”のAVも、よく売られています。むしろ最近は“仕込み”の合法AVより、そっちの方が人気だったりしますね」

 ほとんどコストをかけずに手軽に動画を作れるようになった分、安易に盗撮に手を出すヤカラも増えているらしい。

「動画の“質”や“リアリティー”によってピンキリですが、マニア間で1本5000~1万円でウラ取引されることもある。月に100万、200万円も荒稼ぎする盗撮犯もいます。たとえ1本500円でも1000本売れれば50万円……コロナ禍でもというより、コロナ禍だからこそ、収入が減って、小遣い稼ぎの副業のつもりで短絡的に盗撮に走る連中も多い。常に目を光らせているサイバーパトロールの存在が頭から抜け落ちているのでしょうが」(前出の田代篤氏)

 犯罪に低コストもへったくれもない。捕まったら人生パーだ。

2022年01月09日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12136-1413207/

 まあまあ、オミクロン株から無理やりエロに持って来たわけであるが、まあ、コロナウイルスの禍で緊急事態宣言になると、エロい事件が多くなるというのは、先週も言ったが、今週も同じような感じになる。

この原因は二つ存在する。一つは「部屋に籠っているので、ネットと妄想ばかりになってしまい、そのことからエロい妄想を行ってしまう」ということだ。当然に「妄想だけ」で終わればよいが、それを実物を手に入れようと思うと、どうしても犯罪ということになる。もちろん「風俗」ということもあるが、さすがに風俗営業店に行ってコロナウイルスに感染したとなると、格好が悪いし会社などに響くことになる。また、コロナウイルス禍で収入も減っていて、風俗営業店に行けるほどの金もない。彼女などを作る余裕もない市、また、長い期間、部屋の中にいるので人とコミュニケーションできるようなこともないので、結局は彼女などもいないということになる。そのような「経済的な事情」「コミュニケーション不足」ということから、結局は異性と付き合うということができなくなる。

つまり通常の状態よりも、わいせつ事件になりやすい状態になっている。そのうえで、酒など、そのストレスを発散する行動がないということになってしまうので、これではなかなかうまくゆかないということになる。テレワークになって、地方に移住するというのは、基本的には家族、夫婦に小さい子供がいて、その子供のために地方に移住というような形になるが、単身者にとっては、都会でも田舎でも同じなのである。その為に、ストレスをうまく発散できない人の自殺が増加するということになるのである。

基本的には「わいせつ事件」も「若年者の自殺」も、コミュニケーションの問題が大きく、ネットやSNSで繋がっているような気になっていても、清のコミュニケーションは取れていないということになる。単純に、あえて「土曜日のエロ目線」でいえば、肌が触れ合う(コロナウイルス禍では良くないことなのであろうが)コミュニケーションが求められるような状態であるにもかかわらず、それができないということになるのではないか。

そのうえで「ネット」と「スマホのカメラ」が良くなってしまったのであるから、盗撮事件が増えるのは当たり前なのかもしれない。

「高性能なスマホがあれば簡単にきれいな動画が撮れますし、SNSという販売ルートもある。模倣されると困るので詳しくは話せませんが、ラブホテルにデリヘルを呼んで盗撮した“自家製”のAVも、よく売られています。むしろ最近は“仕込み”の合法AVより、そっちの方が人気だったりしますね」<上記より抜粋>

昔、落語家がラジオで言っていた言葉である。昔といってもすでに20年くらい前であろうか。その頃の若い衆が、アダルトビデオなどを見て、それも個室ビデオか何かに言っている姿を見て、大師匠が怒ったという。「お前ら、ビデオかなんかで済ませているようならば、借金してでも風俗行って生身の女と遊んで来い」ということだ。

この言葉にはある意味で蘊蓄がある。まずはちゃんと生身の人間とコミュニケーションをとって、会話や考えなどを理解していなければ、それが芸に生きることはないというのだ。つまり、遊びでも何でも芸に活かさなければならない。その芸は「作り物のビデオ」ではなく「生身の人間との会話や間合いで掴みとってゆくもの」であるということであろう。そのようにして人間の機微がわからなければ、人を笑わせることも共感を得ることもできない。次に、借金をしていても、「そんな借金はすぐに芸で稼いで返せる」という自信を持たなければならない。もちろん、初めのうちは借金まみれになるかもしれないが、その借金こそ「自分を奮起させる近道」である。特に「借金で遊んでいる」となれば、一階の遊びも真剣になる。その重要な一回でしっかりと様々なものをつかみ取らなければならない。無難な遊びなどをしていては、無難な落語しかできないから、無難でない客を笑わせることなどはできないのである。

何よりも「遊んではいけない」というのではない。大いに遊ぶべきであり、その遊びから何を学ぶかでしかないのである。今回の「盗撮」というのは、そのような、数十年前の大師匠が言った言葉にあるような内容の逆で、「無難」な遊びであり、なおかつそれが犯罪であるということになる。そのようなことをしているからダメなのである。

このコロナウイルス禍で、もう一度「人間同士のコミュニケーションとは何か」ということをしっかりと考え直すべきである。もちろんその中で「エロ」の考え方も見直すべきではないだろうか。

宇田川源流

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