「宇田川源流」【土曜日のエロ】 今年のまとめ的に見える「わいせつ事件の増加」と「道徳を教えない教員」の処分

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 今年のまとめ的に見える「わいせつ事件の増加」と「道徳を教えない教員」の処分


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。というよりは、実は今回が今年最後の土曜日になった。来週の土曜日というのは、すでに、「元旦」になってしまうのである。今週も、ゴールデンウィークなどを除き、しっかりと毎週土曜日の朝は「エロ」を行ったのだ。なんということであろうか、世界には、それだけエロの事件が多いということになるのである。

 さて今週のニュースは、といえば、やはり「オミクロン株」であろうか。先週から、大坂の放火の事件と、神田沙也加さんの転落死の話が中心であったが、しかし、その中でも徐々に広がってきたのが、コロナウイルスの変異種である「オミクロン株」であろうか。まあ、ウイルスである以上水際対策をいくら強めても、間違いなく入って来るものであるし、また、それが入ってくれば、見えないものであることから、当然に、国内での「市中感染」が始まるということになるのである。

 まあ、封じ込めるということは「海外との交流」を全て封鎖するとか、あるいは、罹った人を完全に隔離するなどということしかありえないわけだが、経済がそろそろ悪化しつつあるということも含め、また年末年始で忘年会などで、一年間我慢した飲食店などが書き入れ時であるということも含めると、なかなか政府としても過激なことはできないであろう。そこで、仕方がないということになる。

 もう一つは当然に、「モラル」の問題であろう。日本の政府というのは、基本的には「性善説」で政策を作ることになる。しかし、そのことはそのままオミクロン株などにあれば、「農耕接触者など他の人に感染させてしまう可能性があれば、自粛するのがモラル」ということが普通であるという前提で制作が作られ「自宅待機」ということになっている。しかし、残念ながらそのような「性善説」が裏切られる結果が少なくないような気がする。横浜のサッカー観戦に関しては、まさに、「性悪説で対処すべきであった」という事案であり、そのほかの事案も同様のものではないかと考えられるのである。

 日本人というのは、モラルがある、規律性があるというように思われれ板が、いつの間にかモラルがない人が徐々に増えてきている。それは、もしかしたら「しっかりとした道徳」を教えてもらっていないからなのかもしれない。いや、それどころか「道徳を教える立場」の日血人が、わいせつ事件を起こしているのである。

わいせつ処分教員200人=前年度比減も、依然多く―文科省

 わいせつ行為やセクハラで2020年度に懲戒免職などの処分を受けた全国の公立学校の教員が200人いたことが21日、文部科学省の調査で分かった。過去2番目に多かった前年度の273人から減少したが、8年連続で200人以上となった。文科省は「対応に一定の効果はあったが、依然として多く遺憾だ」としている。

 200人のうち、自校などの児童生徒に対するわいせつ行為を理由に処分を受けたのは、半数近い96人(前年度126人)だった。文科省は、児童生徒にわいせつ行為をした教員は原則として懲戒免職とするよう求めているが、96人のうち5人は停職だった。

 今回は初めて刑事告発の状況を調査。処分された200件のうち、被害者や保護者が望まなかったため告発を見送ったのが39件、告発の判断自体がなされなかったものなどが28件あった。文科省は「捜査機関と連携して対応するよう周知徹底したい」とした。 【時事通信社】

2021年12月21日 17時05分 時事通信

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-1388100/

 今年のニュースでは、なぜか「わいせつ事件」が多くあったことが気になる。いや、私からすれば、「土曜日のエロ」を書いている都合上、わいせつ事件が増えたのは、別段おかしなことではないし、特にハラスメントなどというものに関しては、実際に、犯罪を構成するのかどうかもわからない。ある意味で「わいせつ事件」というのは、「主観に基づく犯罪」というものも少なくなく、そのために「本来は犯罪ではないものも犯罪とされてしまう」ということもあり、また「別な人にされれば喜び、この人にされれば犯罪(ハラスメント)になる」というような差別的なものも少なくない。そのようなことに関しては、「法の下の平等」ということから何かおかしいのではないかということをしっかりと、この「土曜日のエロ」では書かせてもらっている。

 しかし、それは「女性側が主観で犯罪を構成するということが良くない」というものであり、実際に、その行為が客観的に見て誰が見ても「犯罪を構成する」という場合はそのような話にはならない。その中の代表的なものが「幼女に対するわいせつ行為」であり、特によくないのが、教員が自校生徒に対してわいせつ行為をしたものである。要するに地位を利用したものであり、例えば更衣室にカメラを仕掛けるなどは、ちょっとおかしいのではないかという気がするのである。

 もちろん、教員による中でも同情的なものはある。例えば、風俗店に行ってそこの女性が未成年であったというのは、客で入った人が教員であったというだけで、少々道場に値する。というか、性欲を処理するために風俗店に言っているのであれば、それをだました店側に問題があるのだから、それを非難するのはかわいそうというものであろう。

 しかし、教え子に手を出すというのはよろしくない。まあ、よくないというよりはダメであろう。そもそも「道徳的に」考えなければならないが、日本に「道徳」という京かがなくなって久しい。昔は教師というのは威厳があり道徳的で、模範となる人のことを言っていたが、その人物が率先して教え子に手を出して道徳を破っているようでは話にならないのではないか。

 道徳というのは「恥」の概念があるものに対して成立する。それだから恥の概念の少ない国の人々には全く通用しない概念になってしまうのである。道徳を守るよりも、即物的な利益を得る方が重要というような価値判断になってはいみがない。そのようなことにならないように、教育の現場でしっかりと「道徳」を教えるのである。同時に、家庭が共働きになって、子供が家の中で道徳を学ぶことができない状態であれば、なおさら、学校における道徳教育は必要なはずであろう。

 さて、そのような「道徳を教えることも実践することもできない教員が、年間200人もいたそうである。もちろん、見つかって処分された人である。隠れて未だにやっている人も何人かいるかもしれない。

 このような人々に、再度教員に立たせて良いのか。道徳を教えることができない人に対して再教育も市内で復帰させて良いのであろうか。そもそも、そのような人物を採用したその街の「教育委員会」も責任を取るべきではないのか。隠ぺいなどをしているようであれば、とてもではないが、安心して子供を預けられないではないか。

 エロは、エロいことをする場所ですべきであり、客観的に見ても、ダメな犯罪行為をする人は、教育の現場から退場いただくべきではないのか。

宇田川源流

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