「宇田川源流」 やはり全く盛り上がらなかった立憲民主党代表選挙で選ばれた新執行部の評価

「宇田川源流」 やはり全く盛り上がらなかった立憲民主党代表選挙で選ばれた新執行部の評価


 やっぱり盛り上がらなかった立憲民主党代表選挙。まずは結果から言えば、西村氏、小川氏、泉氏、逢坂氏の四人で争ったが、まずは泉氏と逢坂氏の決選投票になり、そのうえで、泉氏が代表となった。

 今度代表になった泉健太氏は、1974年生まれの47歳、北海道石狩市出身で立命館大学法学部卒業後、民主党福山哲郎氏の秘書となる。要するに会社員経験はない。福山哲郎氏の秘書をしていたことから、京都3区が選挙基盤となり2003年初当選。その後民主党の議員として民主党時代は前原誠司氏の、その後は細野豪志市の代表の推薦人に名前を連ねている。その後は民進党・国民民主党に参加し、その後他の議員と同じように立憲民主党に入る。

 憲法改正については、アンケートによって答えは異なる優柔不安な状況になっており、9条の改正については反対と答える。また、安全保障に関しても評価はしないし、また、北朝鮮問題に関しても消極的である。核武装も敵基地攻撃能力に関いても反対、共謀罪に関しても反対と、まあ、安全保障に関しては「9条があるから大丈夫」というお花畑系の政治家である。

 経済に関しては外国人労働者の受け入れに積極的で、原発は脱炭素であっても反対、消費税は下げるべきと、民主党時代に野田内閣で消費税を上げたことも、また。野田内閣で大飯原発を再稼働させたことも、全て否定しているという自分の行ったことに関して責任を持てない主張を行う政治家であるということになる。

 夫婦別姓やLGBT法案には賛成、女性・女系天皇にも賛成、大学無償化にも賛成と、まあ、典型的な「現実を見ない日本の左翼政治家」という事を、少なくとも今までの政治系のアンケートでは言っている人である。

 私も立憲民主党の政治家は詳しくないので、人物評に関してはウィキペディアの記載からそのまま記載する。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89%E5%81%A5%E5%A4%AA)

・ 趣味は野球、サイクリング、バドミントン、テニス、将棋、旅

・ 好きな食べ物は魚料理(焼き魚ではイワシ・ホッケ、煮付けではサバ・ブリ)、そば、そうめん、カレーライス、焼肉。

・ 本人によれば、年少期のアトピーの影響で、唇に色が出ない。心配した支援者からリップが郵送されて来たこともあるという。

・ 日本経済新聞の交遊妙では、大学時代に同居していたLINE株式会社主席政策担当の村井宗明を「異体同心」の親友として紹介した。

・ 大臣規範では、閣僚と副大臣、政務官に不動産取引の自粛を求めているが、2009年9月に政務官に就任後の2009年12月に自宅を購入していたことが、公開された所得等報告書でわかった。泉議員は「大臣規範に抵触するとは知らなかったが、自宅として購入し、転売目的などではないので問題ない」と述べた。

<以上抜粋>

 このような人物は次の立憲民主党の代表である。

投票率でも「自民党に太刀打ちできない」 党員の半分以上が投票しなかった立憲代表選

 泉健太氏が当選した立憲民主党の代表選は、1回目の投票は党員の投票を交えた「フルスペック」で行われた。ただ、党員・協力党員票の投票率は46.6%にとどまった。

 一方で、2021年9月に行われた自民党の総裁選では、党員・党友票の投票率は69.0%。党内の求心力にも大きな差が出たともとれる数字で、11月30日に泉氏が代表として初めて臨んだ記者会見では、「全く太刀打ちできないのではないか」という指摘も出た。

■投票用紙を返送するか、URLにアクセスして投票

 代表選の1回目の投票は、国会議員280ポイント、参院選公認候補予定者6ポイント、地方議員143ポイント、党員・協力党員143ポイントの計572ポイントで争った。党員・協力党員の有権者は10万267人いた。有権者は郵便で送られてきた投票用紙を返送するか、郵便物に書かれたURLにアクセスして投票する方式で、郵便経由で3万2943票、ネット経由で1万3805票が投じられた。合計4万6748票で、投票率は46.6%だった。

 一方、21年9月に投開票された自民党総裁選の党員票を見ると、110万4336人いた有権者に対して、投票総数は76万2004票。投票率は69.0%だった。

 泉氏の記者会見では、

「この差があまりにも大きい。全く太刀打ちできないのではないか」

という指摘も出た。泉氏は、

「投票率の『太刀打ち』で言うと、まさにできてないですね...」

と反応。その上で、自民党については

「各都道府県ごとに投票箱があるという、身近に投票しにいけるという環境が、われわれと大きく違うところなので、そういったところでの投票率のアップというのはあったのではないか」

と指摘した。

 自民党の総裁公選規程によると、党員投票の方法は都道府県連の選管が定めることになっており、

「郵便投票による方法、投票所における直接投票による方法又はこれらの方法の併用により行わなければならない」

としている。東京都連では郵便投票を採用した。

■投票用紙の配達が遅れたという指摘も...

 さらに泉氏は、「短期間・フルスペック」の代表選だったことに触れて「本当に多くの皆さんにご協力いただきましたけれども...」と述べる一方で、「でも自民党さんも結構短期間でしたよね」。ネット投票という新しい取り組みを始めたことを紹介しながら、

「代表選の有権者の方に情報を直接お届けしたり、そういったことが私も、私自身もでききれなかったな、というふうに思う」

などと話し、投票率向上の方策について検討する考えだ。

 この記者会見では、投票用紙が到着していない人がいるという指摘も出た。配達の遅れで投票用紙が届かず、投票率が下がっている可能性もある。

 なお、立憲の前身の民進党が17年に「フルスペック」で行った代表選では、党員・サポーターの有権者22万8753人に対して、投票総数は9万1185票。投票率は39.9%だった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

2021年12月01日 20時50分 J-CASTニュース

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-1358438/

【速報】立憲民主党 新代表に泉政調会長を選出 決選投票で逢坂氏破る

 「ポスト枝野」を選ぶ立憲民主党の代表選挙は、決選投票の結果、泉政調会長が新代表に選出されました。

 代表選挙は、きょう午後1時半すぎから国会議員らによる1回目の投開票が行われ、泉政調会長が189ポイントを獲得し、トップとなりました。ただ、全体の過半数獲得にはいたらず、2位で148ポイントを獲得した逢坂衆院議員との間で決選投票にもつれこんでいました。

 1回目、3位の小川衆院議員は133ポイント、4位の西村衆院議員は102ポイントでした。(30日15:15)

2021年11月30日 15時21分 TBS

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12198-1356524/

 さて、立憲民主党の代表選挙の投票率が話題になっている。そもそも立憲民主党の政党支持率は約3%である。日本の人口1億2000万人の3%で360万人(未成年を含む単純計算)ということになる。

 党員・協力党員の有権者は10万267人いた。有権者は郵便で送られてきた投票用紙を返送するか、郵便物に書かれたURLにアクセスして投票する方式で、郵便経由で3万2943票、ネット経由で1万3805票が投じられた。合計4万6748票で、投票率は46.6%だった。<上記より抜粋>

 さて、見てみればわかる通りで、党員は10万人、つまりマスコミのアンケートで立憲民主党支持といっている人々を少なめに見積もった支持者の2%しか党員になっていない。そのうえ、その党員は立憲民主党の規定で、在日外国人も認められるということになっているのであるから、本来は国民の人数と比較しても意味がないのかもしれない。10万人のうちに、何人が外国人で何人が日本国民なのかは全くわからない状態なのである。その辺を指摘しないことにしても、大目に見て国民の0.06%の投票で物事が決まっているのが立憲民主党であるということになる。逆に言えば、今マスコミが「野党第一党のいうことである」という「意見」は、実は、サポーター全体を含めて、それも外国人が入っていることに目をつぶっていたとしても、それだけの人数しかいないということになる。

 まあ、単純に考えて、それしか党員がいない政党の代表選挙などは、どう考えても盛り上がるはずがないのである。当たり前といえば当たり前の話であろう。国民のほとんどが興味がない政党の話なのだ。

 そのうえでもう一つこの記事にも注目してもらいたい。

 立憲の前身の民進党が17年に「フルスペック」で行った代表選では、党員・サポーターの有権者22万8753人に対して、投票総数は9万1185票。投票率は39.9%だった。<上記より抜粋>

 つまり、民進党から国民民主党になり、そして立憲民主党になり、そしてその間に枝野幸男氏が代表になって、党員は22万人から10万人に減少している。ある意味で「斜陽政党」ということが言える。まあ、反対しかせず、政治を停滞させ、国民の生活を前に進めることをしない状況ではそうなって当たり前であろう。国民に対して責任を持てない政治家名が支持を集められるはずがない。しかし、そのことを真摯に反省するのではなく屁理屈で言い訳をしているだけであっては、国民はより一層国民は白けてしまうであろう。

 さて、そのような「斜陽政党」の代表に就任した泉氏。基本的には、今回の総選挙で共産党との選挙協力をして敗北し、その責任を取って辞任をした福山哲郎氏の秘書であり、考え方も「安倍首相の政治を否定する」だけで、野田内閣が行ったことをも否定し反対するというむ殉じた行動をとっているのである。この人で、立て直しができるのか、かなり疑問が大きい。

 12月1日、泉は党役員人事の骨格を固め、西村智奈美を幹事長に、逢坂誠二を代表代行に、小川淳也を政務調査会長に、馬淵澄夫を国会対策委員長に、大西健介を選挙対策委員長に起用すると発表している。このメンバーで、枝野幸男や福山哲郎、岡田克也、野田佳彦、菅直人という「古老」の発言を制御できるのか、それもかなり疑問であろう。実際に誰が代表になっても、彼らがしゃしゃり出でくるようであれば、今までの全く変わらない状態で、斜陽がよりひどくなる状況なのである。真摯に反省し、そのうえで、新たな路線を引き、今まで支持者を減らしてきた路線を変えられなければ、結局誰が代表になっても同じである。

宇田川源流

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